【“移動式銭湯”よりも大切なモノ】
2022年12月31日、大晦日
そんな年の瀬にどうしてもこんな記事を綴っておきたくなったのでふと筆を走らせようと思います────
#ちなみに年越しは移動式銭湯の湯船の中ですっ裸となりそう
#はるばる埼玉の実家の目の前でお風呂沸かしてるよ
…
『“移動式銭湯”よりも大切なモノ』
さて…
この一年、散々お風呂だアフロだ言い続けた自分ですが、実は自分にはこの“移動式銭湯”よりももっと大切な活動がたった一つだけあります
年末に文章を長引かせてたらもう年を越しちゃうので、結論から言うとそれは
〝サンタクロース〟
────です。
#サンタクロース
もしイタズラな神様が自分の元に現れて
「この先キミは移動式銭湯かサンタクロースのどちらか一方の活動しかできない」
…と告げられたら、自分は一切迷うことなく『サンタクロース』を選択するでしょう
それくらい自分にとってこの活動は大切な意味を持つものなのです
#本業サンタクロース
#副業モバイル銭湯
さて…
今より遡ること9年
まだ自分が18歳だった2014年の幼き頃
“サンタクロースを待つ側”から
“サンタクロースになる側”へと
自分は正に生まれ変わったのです
#それ以来毎年サンタを日本全国でやっています
そして時は流れ2022年のクリスマス
9年目のサンタクロースを迎えた男は、気づけば二子玉川のイルミネーションに颯爽と姿を現し子供たちに夢と希望を配っていました
そこに昨日(正確には今朝)まで渋谷のセンター街の東京ストリートのど真ん中でお風呂を沸かしていた面影は一切ありません
あるのはただ
「Merry Christmas」
「フォッフォッフォッ」
「ハッピー・ホリデー!」
…の三単語だけを駆使して子供たちとXmasの夜をそっと彩る白ヒゲの大男の姿
#だってサンタさんが日本語ペラペラでスマホとか持ってたら嫌じゃん
プレゼントを渡したキッズ達のパパママや街ゆく人からしたら
「あのサンタクロースは一体何者なの???」
…なのですが、そんなことはもう本当にどうでもよいんです
#この日だけは普段の移動式銭湯のこととかも一切語らない
手を握った子供たちの
「サンタさんありがとう!!!」
…それだけでもう、自分がサンタクロースを務めるには十分すぎる理由です
#あの輝くような瞳は一生忘れはしない
さて、、、
この道9年のベテランサンタの自分からしたら子供に夢を配るのはNeedles To Say
#言うまでもない
でも実は、一番サンタクロースの真価が問われるのは“中高生”や“大人”がやってきた時なのです
#これサンタのテストに出るよ
時に彼らは冷ややかな目やからかいの目で茶化しにやってきます
でも、そこでも自分は決して恥ずかしがったりせず全力で本気でサンタクロースに魂を注ぐ
すると、初めは小馬鹿にしていた彼らも最後は
「なんだか幼い日の気持ちを思い出しました。ありがとうサンタさん!」
…となるのです
#まさに敵を友に変えるキング牧師的瞬間です
そしてそれはきっと“移動式銭湯”も同じかもしれません
今はまだ
「良い歳してお風呂でWe Are The Worldを語るバカな夢想家」
みたいに自分は思われるかもしれないけど、本気で命を懸けて向き合えばいつかその想いはきっと届くはず
#必ずやってみせます
サンタクロースは自分にとってまさに“湯の無い銭湯”
すべての肩書きを拭い去り、誰もを平等に幸せにしてしまう
これから先、自分が晩年を迎えもはや白い付け髭をする必要がなくなったその時も世界中の人々にとっての“サンタクロース”であり“銭湯”でありたいな
心からのありがとう2022年────
2023年もどうぞ宜しくお願いします!
2022.12.31
移動式銭湯番頭
兼サンタクロース
三宅 天真
…
PS.ちなみにこの7枚目の写真は子供たちに「サンタさんはどこからやってきたの?」と尋ねられた時に全力で「あの空の上からさ!(※サンタ中は日本語を話せないのでクリスマスツリーの頂上を指さしながら全力の心の声で)」と答えた名シーンです!!
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