
海外スマホはおサイフケータイは使えるのか?
おサイフケータイは、FeliCaを搭載したスマートフォンや携帯電話、およびその端末を利用したキャッシュレス決済サービスの総称です。

Felica(フェリカ)はソニーが開発した非接触型ICカード技術です。主に公共交通機関の自動改札、電子決済などに使用されており日本国内で広く普及しています。
「FeliCa」はいくつかあるNFC規格の一つで、通常「Type-F」と呼ばれています。海外ではFeliCaではなく、Type-A、Type-BのNFCが主流とされますが、日本国内でもたばこ自販機のtaspoカードやテレホンカードにType-Aが、マイナンバーカード(個人番号カード)、運転免許証にType-Bが利用されています。
「FeliCa非対応」でおサイフケータイは使えない
結論として、海外スマホには「Felica」が搭載していいないので、Felica規格でのおサイフケータイは対応していません。
ですので電車を乗る時などにタッチ決済をしたいという場合は、中国版やグローバル版のスマートフォンでは利用できません。
スマホ決済はやっぱり便利なもので、一度使えば手放せなくなります。それでも、お気に入りのスマホを使い続けたい!おサイフケータイがないスマホで決済するための方法についてまとめていきます。
方法1:Felica対応スマートウォッチを利用する
おサイフケータイ非対応スマホにFelica対応スマートウォッチを連携させることによっておサイフケータイを利用することができます。(pixel watchとか)

①スマートフォンに「Watch」アプリをダウンロードします。
②Watchアプリからスマートウォッチを接続します
③モバイルFelicaクライアントとモバイルFelica支援機能 for Weat OS2つのアプリをPixel watchにインストールします。
④スマートフォンにモバイルSuicaのを追加します。スマートフォン側から「Suica」を押すと同意が求められるので同意します。Suica作成画面に移るので「新しいカードを作成する」を押せば完了です!
Suica作成画面に移るので「新しいカードを作成する」を押せば完了です!
方法2:VisaカードのVisaタッチ決済

タッチ決済の規格は世界標準仕様のNFC規格と日本独自のFeliCa規格があります。
①FeliCaは日本独自に使われている「Type-F」規格になりソニーが開発しています。
②世界の標準仕様NFC規格になります。(Type A/B規格、海外では、一般的にこのNFC決済が主流)
Visaが出しているコンタクトレス決済は、世界の標準仕様NFC規格であり、基本的には、クレジットカードやデビットカードにタッチ決済対応マークのあるカードをリーダーにかざすことでタッチ決済ができるもの。全国の、そして世界のVisa加盟店で同じように利用できます。

Visaタッチ対応カードをGoogle Payという電子ウォレットに登録するだけで、FeliCa非対応の海外スマホでも簡単にNFC決済できるようになります。
要注意なのは、Google Payはタッチ決済等をひとまとめで管理する電子ウォレット、自体に決済能力はありません。あくまでも決済するのは、Google Payに登録されたそれぞれの決済方法。
Google PayでVisaタッチを使うためには、ちょっとした設定が必要なので簡単に解説。
①PlayストアからGoogle Payアプリをインストールします。
②Google Payアプリを開き、「支払い」タブから「お支払方法」を追加。
③カード情報と個人情報を入力後、追加されたカードをタップして「非接触型のメインカード」になっていることを確認。
これで設定完了!
後、Visaタッチ決済は、クレジットカード扱いになるため、お店の人には「クレジットカード払いで」と伝えればOKです。
方法3:QR/バーコード決済(PayPay、LINE Pay、Origami Payなど)
QR/バーコード決済はスマホに専用の決済アプリをインストールして使うことができます。
なので、海外SIMフリースマホであろうと、古いスマホであろうと、アプリをインストールさえできれば、この決済方法を使うことは可能!

タッチ決済より、決済の時にいちいちアプリを起動してバーコードを表示して読み込んでもらうと、ちょっと手間がかかります。後、Money Forward MEのような家計簿・資産管理アプリには対応していないものが多いというのもバーコード決済のデメリットだと思います。
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