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0-12. 大手の安いプラン vs 格安SIM

格安SIM・格安スマホの専門店、モバイルファンです。

格安SIMの料金プランは一般的にスマホを”そこそこ”利用するライトユーザー向けに設定されています。一方で、自宅でも外出先でもガンガン動画を見たりSNSをノンストップで利用するような方は、格安SIMではなくデータ通信の使い放題プランがある大手携帯会社との契約が良いと私は考えています。

では、大手にはライトユーザー向けのプランがないのか?というとそうでもありません。大手三社には、いわゆる「階段式プラン」が用意されていて、あまりデータ通信を使わなかった月は比較的安く、たくさん使った月は高くなるという感じになります。

今回は、大手のライトユーザー向けプランと格安SIMでは知名度ナンバーワン、ドコモ回線を使ったサービス「OCNモバイルONE」とを比べ内容を検証してみました。月々のスマホ料金を下げたいと思っている方の参考になれば幸いです。

docomoのライトユーザー向けプラン

docomoではライトユーザー向けに『ギガライト』というプランを用意しています。

出典:docomoホームページより
https://www.docomo.ne.jp/charge/5g-gigalite/?icid=CRP_CHA_to_CRP_CHA_5g-gigalite

データ通信容量を消費した量に応じて階段式(ステップ)に料金が上がる仕組みです。区切りとしては、1GB~3GB~5GB~7GBまでとなっており、自動的に料金が上がるのが嫌な場合はオプションで上限設定ができるようです。

例えばデータ通信量を1GB以内に抑えることができれば税込3,465円。1GBを少しでも超えてしまうと今度は3GBの料金となり、一気に4,565円と1000円ちょっと上がってしまいます。3.1GBで月末を迎えた場合は相当悔しいですよね笑

ちなみに通話料金は30秒あたり22円となっており、1分の通話だと44円、10分で440円のような計算になります。この通話料金のレートは大手3社は横並びで同じです。

auのライトユーザー向けプラン

続いてはauの『スマホミニプラン』です。

出典:auホームページより
https://www.au.com/mobile/charge/?bid=we-we-gn-2003

docomoと同じように階段式ですが、以前あったピタッとプランと比べると階段が細かく設定されていることと、上限が7GBではなくたったの4GBまでになっているところがdocomoとは違いますね。

4GB以上使うなら、使い放題プランの方をお勧めというわけでしょうか。

ちなみにライトユーザーが一番選ぶといわれる3GBの場合は以下のようになります。5,665円とは、ドコモと比べてもかなり高いですね。

出典:auホームページより
https://www.au.com/mobile/charge/?bid=we-we-gn-2003

各種割引を考慮しないのは、割引提供の条件を満たすには自宅のインターネットもその会社のものを契約しなくてはならないとか、自分以外にもあと二人(合計3人以上)で同じ携帯会社を使わなくてはならないとか、全部クリアするのは難しいためです。例えば大手が提供する自宅のインターネットは必ずしも安くないため、割引の提供を受けるために高い料金を払うことになればまさに本末転倒ですよね。

SoftBankのライトユーザー向けプラン

最後にSoftBankのプランです。

出典:SoftBankホームページより
https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/

SoftBankはauよりもギガの上限を低く設定しています。何と3GBまでです!これにはさすがに驚きました。よっぽど使い放題(7,238円)をお勧めしたいようですね~。

OCNモバイルONEの料金プラン

ここで、格安SIMで恐らく知名度ナンバーワンのOCNモバイルONEの料金プランを見てみましょう。特にライトユーザー向けプランはなく、普通にライトユーザー向けのサービスといえます。

出典:OCNモバイルONEホームページより
https://service.ocn.ne.jp/mobile/charge/

大手とは異なり、データ通信を利用すればするほど料金が上がっていく階段式プランにはなっておらず、設定したギガ分だけ高速データ通信が利用できる仕組みです。設定ギガを全て使いきると、月末までは「低速」データ通信となり、いわゆる「遅く」なります。とはいえ、LINEは普通に使えますしネットニュースも文字中心であればそれほど不便に感じることはない状態です。

さらに、月末に設定したギガが余って入れば翌月に繰り越してくれます。例えば、3GBプランを契約して2GBしか使わず1GB余ったら、翌月は4GBになる(料金はもちろん3GBのまま)というわけです。あくまでも繰り越しは翌月1カ月ですが、繰り越されたギガから先に自動で消費するシステムですので、うまくいけば設定プランの倍のギガ量まで貯めることができます。

docomoとOCNモバイルONEを比べると

では、docomoのギガライトとOCNモバイルONEで比較してみましょう。

横に並べてみると、なんと約4倍もの料金差があることがわかります。

ライトユーザーが典型的に利用するプランを組んで比べた結果は以下の通りです。

なんと毎月4,510円の差!年間だと実に5万円以上の差が発生することがわかります。

やはりライトユーザーは大手より格安SIMを選択した方が、料金的に言えば圧倒的にお得ですね!

いかがでしたでしょうか?すでに格安SIMをご利用中の皆さんも、ご自分に合った格安SIMを見つけたら一度試してみることをお勧めします。今では解約金や縛りがないので、乗り換えやすくもなっています。是非ご検討くださいね!

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