第1回キャラ・テーマデッキ賞「宝玉獣【虹】」

2023年1月21日 18:46

2022年7月に開催させていただいた
遊戯王非公認交流会
「ビルダーズフェス」

参加者投票によって面白かったオリジナルデッキや拘りのキャラクター・テーマデッキを表彰させて頂くイベントで、有難いことに過去二回多くの方にご参加いただいています。

見事受賞された方々以外にも、個性的なコンボデッキや愛に溢れたデッキなど運営目線でもとても興味深いデッキが多く非常に楽しめました！！

改めてご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました！！

次回開催は2023年夏頃を予定しております！
またよろしくお願い致します！！ pic.twitter.com/ZPv3MarYA2
— 遊戯王ビルダーズフェス@次回準備中 (@BUILDERSFES) December 11, 2022

前回はイベント内で表彰させて頂いた、オリジナルデッキを讃える「ビルダーズデッキ賞」をご紹介させて頂きました

今回は、キャラクター・テーマデッキ部門にて見事最多票を獲得された愛と拘りの溢れるデッキを紹介させて頂きます！！（下記ツイートは当時のレシピ

続いて、「キャラ・テーマ賞」
を受賞された
りょーこ。さん @Ryoko_Rainbow_D ！！
デッキ「宝玉獣」
「究極宝玉神３体を並べることもできました！
選んでくれた人たちありがとうございます💎」

おめでとうございます！！ pic.twitter.com/ZKP6mFYcpK
— 遊戯王ビルダーズフェス@次回準備中 (@BUILDERSFES) July 17, 2022

「宝玉獣【虹】」

作成者: りょーこ💎宝玉獣な人🌈（@Ryoko_Rainbow_D）さん

リミットレギュレーション:2022年7月1日〜適用
※レシピは受賞当時から更新されています。

メインデッキ…40枚
　　モンスター…9枚
　　　　究極宝玉神レインボー・ドラゴン…1枚
　　　　宝玉獣ルビー・カーバンクル…1枚
　　　　宝玉獣アンバー・マンモス…1枚
　　　　宝玉獣トパーズ・タイガー…1枚
　　　　宝玉獣エメラルド・タートル…1枚
　　　　宝玉獣サファイア・ペガサス…1枚
　　　　宝玉獣コバルト・イーグル…1枚
　　　　宝玉獣アメジスト・キャット‥1枚
　　　　究極宝玉獣レインボー・ドラゴン…1枚

　　魔法…26枚
　　　　宝玉の絆…3枚
　　　　心の架け橋…3枚
　　　　虹の架け橋…3枚
　　　　宝玉神覚醒…3枚
　　　　金科玉条…2枚
　　　　神縛りの塚…1枚
　　　　祝福の教会-リチューアル・チャーチ…1枚
　　　　おろかな副葬…2枚
　　　　宝玉の氾濫…1枚
　　　　冥王結界波…2枚
　　　　金満で謙虚な壺…2枚
　　　　貪欲な壺…1枚
　　　　宝玉の加護…1枚
　　　　死者蘇生…1枚

　　罠…5枚
　　　　救いの架け橋…1枚
　　　　鉄獣の抗戦…2枚
　　　　カウンター・ジェム…2枚

エクストラデッキ…15枚
究極宝玉神レインボー・ドラゴンオーバー・ドライブ…1枚
　　　　究極宝玉神レインボー・オーバー・ドラゴン…1枚
　　　　ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン‥1枚
　　　　塊斬機ダランベルシアン…1枚
　　　　No.60 刻不知のデュガレス…1枚
　　　　旋壊のヴェスペネイト…1枚
　　　　転生炎獣アルミラージ…1枚
　　　　彼岸の黒天使ケルビーニ…1枚
　　　　クロシープ…2枚
　　　　星導竜アーミライル…1枚
　　　　世海龍ジーランティス…1枚
　　　　黒鋼龍ダークネスメタル…1枚
　　　　鉄獣戦線凶鳥のシュライグ…2枚

※サイドデッキ割愛

レシピ考察

2022年6月に発売したストラクチャーデッキ「-宝玉の伝説-」やアニメーションクロニクル2022で強化を受けた人気テーマ「宝玉」。
記念すべき第一回ビルダーズフェス、キャラ・テーマデッキ部門は宝玉に愛を捧げずっと構築を練り続けているりょーこさんが見事受賞された。

まずなんと言っても目を引くのはメインデッキのモンスター枚数だろう。

その数僅か9枚。

原作設定を再現すると言わんばかりの各宝玉獣1枚ずつの採用。なんなら大ボスである究極宝玉神と後から追加された究極宝玉獣以外のメインデッキへのモンスター採用は0。

ここで終わればただの再現デッキだが、このデッキの恐ろしい所はこの枚数でもちゃんと回って、なんなら1ターンで究極宝玉神が並ぶことにある。

拘りと愛情によって磨きあげられた珠玉の宝玉獣デッキ、以下に気になるカードについて幾つか触れていこう。

一見浮いて見えるエクストラデッキの「黒鋼龍ダークネスメタル」に加え「ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」や「旋壊のヴェスペネイト」も綿密に計算されて採用されている。

ダークネスメタルは効果を使い終わって除外されている究極宝玉獣を除外ゾーンから特殊召喚する事で究極宝玉神の特殊召喚に必要な7体の宝玉獣という条件を満たすことができるし、

展開例。手札にサファイア＋金科玉条、墓地か手札にルビーがあればダークネスメタル＋究極宝玉神を場に出せる

ビーストアイズはLモンスターの「星導竜アーミライル」やダークネスメタルを経由する事で、ヴェスペネイトは「No.60 刻不知のデュガレス」を経由する事で場に出力しやすい地属性モンスターであり、クロシープやアンバー・マンモス、トパーズ・タイガーらと組み合わせる事でキュリオスに繋げられる。

アーミライルやダークネスメタルの自身の効果で釣り出してきた獣族宝玉獣でそのまま特殊召喚条件を満たせる

救いの架け橋などがキュリオスの効果で落とすカードの候補に上がるのだろうが、他テーマのデッキにも出張しているのを見かける程に優秀な救いの架け橋の墓地効果を120%活かし切れるこの宝玉獣デッキにおいて、この動きが弱いはずがない。

しかも救いの架け橋からサーチできるフィールド魔法として採用されている「リチューアル・チャーチ」の②の効果で蘇生できる天使族モンスターとしてルビー・カーバンクルが対応している為、そこから更なる展開も狙っていけるのは非常に強い動きだ。