SeleniumBasicの導入例

SeleniumBasicを導入する

SeleniumBasicを導入する手順は、以下になります。

  1. SeleniumBasicをインストールする

  2. Edge(組織で標準のブラウザの)ドライバーを導入する

  3. VBAの参照設定で、Selenium Type Libralyを選択する

  4. VBA(マクロ)を実行する

SeleniumBasicをインストールする

 ユーザにSeleniumBasicを意識させないためには、SeleniumBasicのインストールを自動実行するもの良いですが、SeleniumBasicが何かわからずインストールを中止してしまうことも考えられるため、SeleniumBasicを理解してユーザ自身でインストールしてもらう必要があります。
 そのため、SeleniumBasicがインストールされているか判定し、インストールされていない場合にユーザ自身でインストールしてもらうために、ブラウザでの当該サイトの表示にとどめ、インストールをするようメッセージを表示します。

    Dim seleniumBasicExisted As Boolean
        seleniumBasicExisted = False
    
    'インストールアプリケーションにSelenium Basicが含まれるか点検する
    Dim itm
    With CreateObject("Shell.Application").Namespace("shell:::{7b81be6a-ce2b-4676-a29e-eb907a5126c5}")
      For Each itm In .Items
        If itm.Name = "Selenium Basic" Then
            seleniumBasicExisted = True
            Exit For
        End If
      Next
    End With
    
    'Selenium Basicが含まれない場合、インストールするようユーザに促す
    If Not seleniumBasicExisted Then
        MsgBox "続いて開くブラウザからSeleniumbasicをDownloadし、当ソフトウェアをインストール後に、再度ファイルを開いてください"
        CreateObject("WScript.Shell").Run "msedge.exe -url " & "https://florentbr.github.io/SeleniumBasic/"
        Application.Quit
        Exit Sub
    End If
        

ただインストールするよう促すメッセージを信用しない人もいるため、表示しているアプリケーション名を表示するなど、もう少し信用できるようなメッセージにしたほうがよさそうです。

次回はEdgeドライバーを導入する、です。
お楽しみに

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