光りろん研究室 B4輪講 第4回後半
こんにちは!光と物質の量子論研究室(略称:光りろん研)B4の坂田です!
今回は、GWなどで3週間ぶりとなった輪講の後半部分についてお伝えしていきます。
私たちは引き続き越野和樹さんの「共振器量子電磁力学」を使って輪講を行っています。
まず初めに、励起原子の崩壊レートの異なる導出方法について扱いました。
前回扱ったフェルミの黄金律を導いて考える方法は
相互作用の2次までの近似
短い時間に対してのみ有効
というものでしたが、グリーン関数を定義して用いる方法では
相互作用の高次の効果も取り入れられる
長い時間でも信頼できる
という利点があります。
この方法で励起原子の崩壊レートの導出を行うとともに、その際に出てくる自己エネルギーやLambシフトなどの聞きなじみのなかった用語についても理解を深めました。
自分1人ではわからなかったところや、質問の答えに詰まってしまったところで皆さんのアドバイスをいただけてとてもありがたかったです。
輪講ならではの良さをひしひしと感じました。
自分も議論に積極的に参加できるようにこれからも頑張っていきたいです!
光と物質の量子論研究室では輪講に参加するメンバーを歓迎しています!共振器量子電磁力学などを勉強したい方、一緒に参加しませんか?
弊学の学生以外でも、学生でなくても大歓迎です!オンラインとオフラインのハイブリッド形式で行えるため遠隔地でも参加できます!
次回からいよいよ共振器について学び始めます!
B4最後の1人、今野くんの投稿をお楽しみに!