UnityでVRoid製モデルの胸を寄せるペコ

胸を盛るペコ!布地は削るペコ!

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そして寄せるペコ!

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は?

となったのでUnityを触ってちょっと調整しました。

なお、本記事の概要は「Unity触ったことない人がモデルの調整やってみた」であり、私と同じように「Unityわからないけどモデルの体型変えたい!」という人への体験記録となります。

やった事の概要

・VRoidから胸を寄せずにVRM出力し、Unityにインポート

Unityで胸を寄せてエクスポート

VRoidで胸を寄せると服が一緒に巻き込まれますが、Unityでやればそうならないよ、というだけの話です。これだけで今後の手順がわかった人はここから先は読む価値はたぶん無いです。

手順1:胸を盛るペコ

ここを見ている人にはたぶん説明は要らないと思います。この辺のパラメータをいじって己の性癖のままに盛るペコしてください。

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「胸の厚み」パラメータはプラスの値を入れると胸が潰れ、マイナスの値を入れると逆に胸が伸びます。マイナスの値を入れるとロイ○ル艦みたいな長いバストになります。逆にスーツや競水に押しつぶされたバストを表現したい方はプラスの値を入れて押しつぶすといい感じです。本記事とは関係ありませんが、女児や男性モデルを作成する際にも役立ちます。

手順2:胸を開いてエクスポート

思う存分盛るペコしたら「胸を寄せる」パラメータを0に設定し、その状態でVRMエクスポートします。

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手順3:UnityにVRMファイルをインポート

UnityでVRMファイルを読み込ませて、Unityの機能で胸を寄せます。

UnityはそのままだとVRMファイルを読み込めないので、「UniVRM」という拡張機能が必要です。この辺については説明すると面倒になるので割愛します、「UniVRM 使い方」とかで検索すれば出てくるので、各自で調べてください。

UniVRMをインポートしたUnityがこちらです。

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「Assets」と書かれたフォルダマークを選択し、開いた「Assets」ウインドウにさきほど作成したVRMをドラッグ&ドロップします。

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すると「Assets」ウィンドウの中に先程作成したVRMモデルが現れるので、今度はそれを左上の「Hierarchy」ウィンドウにドラッグ&ドロップします。

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すると、中央の画面にモデルが表示されます。これでVRMモデルの読み込みが成功。ここからパラメータをいじっていきます。

手順4:胸を寄せるペコ

胸を寄せるためには胸のパラメータを表示する必要があります。先程「Hierarchy」に置いたモデルの、左横の三角マークをクリックします。

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すると色々出てくるので、その中から「Root」の左の三角をクリック。同じように「J_Bip_C_Hips」→「Spine」→「Chest」→「UpperChest」とクリックしていきます。UpperChestの下にある「L_Bust1」と「R_Bust1」が待望の胸のパラメータです。「L_Bust1」の左の三角ではなく文字の部分をクリックすると、左胸のパラメータが右枠に表示されます。

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表示されたパラメータのうち、Positionが胸の位置になります。その中のX座標、つまり横の位置を操作することで胸の寄り具合を操作できます。だいたい-0.025~-0.020くらいの間で調整するといい感じの谷間ができます。好みで調整してください。

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右胸も同じように調整します。ちょっと乳袋にはなっていますが、VRoidで調整した時と違い服を巻き込まずに谷間ができました。

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5.VRMエクスポート

胸を寄せたら、VRMファイルを書き出します。上部メニュー「VRM0」→「Export UniVRM」を選択。

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出てきたウィンドウの「ExportRoot」にVRMモデル名が入っていることを確認して、「Version」になにか適当な数字を入れ、「Export」ボタンをクリック。

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デフォルトの保存先がUnityの作業フォルダになっているので、適宜フォルダを変えて保存してください。

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5.完成!

これで胸を寄せたVRMファイルが完成しました!あとはVRCなりClusterなり好きなプラットフォームで好きなようにお楽しみください。

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