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BMKオタクに激推薦漫画、「BIRDMEN」はいいぞ。
BIRDMENっていう最高に面白い漫画、知ってます?進化と成長の物語なんですけど。
BMKっていう最高に熱いアイドルグループ知ってます?進化と成長の物語を背負ってるグループなんですけど。
そう、BMKはBIRDMEN、BIRDMENはBMKなんですよ…(錯乱)BMKの改名&メジャーデビュー発表で、BMK(Big Monster Kite)になったBMK。なんかふと「あれ、どっかで似たようなコンセプト知ってるぞ…?」と思いながら考えてたら思い出しました。「BIRDMENだーー!!!」
…で、もう一回BMKとBIRDMENの共通点を意識しながら読み直してみたらまぁ出てくる出てくる。
本エントリでは、BMKオタクにオススメしたいBIRDMENの3つのポイントをご紹介したいと思います。まっじで読みながら「BMKやん…」って思いながら読めちゃうから!!ちなみにBMKオタクじゃなくても面白いから。普通に超面白いから。マジで。
好きなものと好きなものが重なってしまったら、ダイマせずにはいられない、それがオタク。メジャーデビューすることが決まって、新グループが発表になって、さぁこれからのBMKに対してのモチベーションが1000万フィートに上昇中のオタクにぜひBIRDMENをダイマします!全16巻で既に完結している作品なので、あっという間に読めちゃいます!!ぜひに!!
オススメ①:鳥男isBMKメンバーである
え、異論とか認めませんよ?(嘘です、ごめんなさい)
突然鳥男っていうパワーワードぶち込んでしまってあれなんですが、「BIRDMEN」というタイトル通り、「鳥男」が物語の主軸になるこの漫画。そしてその鳥男たちがBMKっぽいのなんのって!!主軸になる鳥男は5人なんですが、もうキャラの特徴がまさに!って感じです。(※うち一人は女性なんですが、鳥男は日本での通称なので「男」とつけられているだけで実際は性別関係ありません)
個性がバラバラ、価値観も様々。でも、それがいいし、だからこそこのチームには意味がある。そこがまぁこの5人のチームの魅力だし、BMKっぽいなーって思っちゃう訳です。私の独断と偏見で5人の登場人物をBMKに照らし合わせてますが、誰推しかによって捉え方はあると思うので読みながら楽しんでいただけたら!!
●内気なリーダー(第一特化能力 先導者) … 烏丸英司
BIRDMEN★キャラ紹介
— 田辺イエロウ:BIRDMEN⓰ (@yellowbirdlab) July 17, 2018
>烏丸英司(15)
元メガネの卑屈ボーイ系主人公。翼を得てからは頭脳派と諦めの悪さを遺憾無く発揮しつつの意外に仲間想いのリーダーに。完全にツッコミ担当。悩みがちの彼に納得いく未来は掴めるか?
第一特化能力 先導者 pic.twitter.com/l85322IZzW
もうめちゃくちゃ好きなタイプの主人公でして、もう烏丸の魅力語るだけでエントリ一本いける勢いなんですが、まぁそういう主観もあって、完全に米谷くんを重ねて読んでいます。烏丸の語るビジョンがね、カッコいいんですよ。
戦うべきは今の世界だ。でも、今の世界を壊す必要はない。
みんなまとめて連れてってやるよ、新しい世界に。(第8巻 p.102)
誰も置いてかない、みんなで行くぞってなんにもないような顔して言い切る。でも、それは最初からだった訳じゃなくて、環境や仲間によって成長してきた証でもあって。烏丸は実質的なリーダーを担っていくんですが、グイグイ引っ張るリーダーシップではないけど、みんなを導くリーダーシップもすごく米谷くんっぽいんだよなー。みんな楽しくて周りにいる感じ。でもキレさせるとめちゃくちゃ怖いw
このままじゃ済まさない。いっそ殺してくれというほどに――
絶望するまで追い詰めてやる。(第5巻 p.19)
絶対怒らせたらダメなやーつ。
頭の中でグルグルグルグル考えてる感じとかもなんか米谷くんみあって、とても可愛らしいです。
●天然かつ未知数 … 鷹山崇
BIRDMEN★キャラ紹介
— 田辺イエロウ:BIRDMEN⓰ (@yellowbirdlab) July 17, 2018
>鷹山 崇(15)
もう一人の主人公。謎多すぎ系かつクラスの1番後ろの席に座ってる系かつ物欲しがらない系ボーイ。不可解な言動が多いがたぶん本人もよくわかってない。烏丸を鳥男にした張本人。
明らかに特別な力を持ってる風ながら未覚醒。 pic.twitter.com/xqSs9He2Cw
最初から最後まで謎がいっぱい。ふっと姿を消しても、みんなが必要とした時には絶対その場に現れる。天然なこともたくさんあるし、でも、ここぞという時のパワーが凄まじい、けんぱちゃんをイメージしながら読んでいます。作者の田辺イエロウ先生も「烏丸と鷹山は裏表で作っている」とインタビューでも書かれているので、一番米谷くんとも対になってるイメージのあるけんぱちゃんは個人的にすごくイメージがつきます。あ、あと鳥男5人が世間にバレぬようつけたコードネームがあるんですが、鷹山はレッドでね、そこらへんもね!!けんぱちゃん!!
鷹山は語りたいこといっぱいあるんだけどなー!!物語の核でもあるからあんまりいろいろ書けないのが苦しい!w
●烏丸にとって実は必要不可欠(第一特化能力 不死者) … 鴨田樹真
BIRDMEN★キャラ紹介
— 田辺イエロウ:BIRDMEN⓰ (@yellowbirdlab) July 18, 2018
>鴨田 樹真(14)
烏丸の幼馴染。腕っぷしが強く猫好きのバカいい奴系ボーイ。意外に自炊するボーイでもある。本人は不良のつもりはない。
鳥男になる前から烏丸をヒーロー視してた唯一の人物。
実家はお寺。
第一特化能力 不死者 pic.twitter.com/Yu6ZWk8hWt
鴨田はねーー!!!本当カッコいいんですよー!!烏丸の幼馴染であり、烏丸の良い所を誰よりも知っているのは鴨田。バスケ部出身で、身体能力めっちゃ高い。考えすぎちゃう烏丸に対して、あっけらかんと本質突いちゃうタイプ。烏丸にとってなくてはならない存在だと思います。
私はそーたくんの「えーいいじゃーん」みたいな明るさというか、情報の受け取り方が大好きなんですが、鴨田の良さともすごい重なるんですよ。ビジュアルは全然違うんですけど、共通点も多いし、特化能力が不死者なの、すごい「わかるーー!!」って感じです。ズケズケ言うと思ったら、すごく人見てて、実はすごくその人に寄り添った言葉かけたりね、本当、カッコいいんですよ。鴨田もグリーンだしね!!4巻始めの口上とかも超可愛いから絶対読んで欲しい。
●美しい優しい賢い!(第一特化能力 詐欺師) … 鷺沢怜
BIRDMEN★キャラ紹介
— 田辺イエロウ:BIRDMEN⓰ (@yellowbirdlab) July 19, 2018
>鷺沢 怜(15)
お金持ちハーフイケメン系繊細ボーイ。以前の烏丸なら欲しがってやまない要素は大体持ってる。気配りが出来て器用なため割と口は上手いが傷つきやすくて優しい。
なんか司会とかしたがる。
第一特化能力 詐欺師 pic.twitter.com/GlHA3WL42G
みかちゃんでしょ。みかちゃん一択。彼はねぇ、本当欲しい物全てを持ってる。でも、だからといって本人が心から幸せかというとそうとも限らない。そういう危うさと儚さを持ち合わせてる優しさがね、すごく人間らしくもあるし、魅力的。あと、状況判断をするのが上手なのもみかちゃんみがあって好きです。わかる、感じる。でもそれを変に自分の意志で曲げたり変えようとするんじゃなくて、寄り添うタイプの優しさなんだよなー。よき。
あとクールに見せてミーハーなところも可愛いんだよなー!素直にいいものはいい、好きなものは好き!ってキャピキャピできるギャップー!!って感じでとてもみかちゃんって感じです。
●世界を繋ぐもの(第一特化能力 繋ぐ者) … 海野つばめ
BIRDMEN★キャラ紹介
— 田辺イエロウ:BIRDMEN⓰ (@yellowbirdlab) July 19, 2018
>海野 つばめ(14)
快活コミュ強運動部系ガール。烏丸には自信満々怖いものなし系ガールに見えてたようだが、精神が健康的なだけで割と普通の女の子。裏表がなく嘘はヘタなのでつらいことは黙ってしまう。
遅刻グセあり。
第一特化能力 繋ぐ者 pic.twitter.com/YlSWSVcGLp
チームの紅一点なんだけど、つばめ完全にたくみんなんだよな…。全読者が彼女のことを好きになっちゃう見どころがあってですね。
明日が必ず来ることは限らないってこと、あたし、よーく分かっちゃったもん。(第5巻 p.69)
ここなんですけど。このセリフが出る前後の文脈読むとですね、萌えすぎて地団駄踏みますし、2周目このセリフを読むと更に深くて「あっ?!あーー?!」ってなるので超オススメです。いろいろ起こることをどう捉えるかっていうのを自分なりに前向きに変換できるところ、すごくたくみんっぽいし、そういうのに触れると好きになっちゃうじゃないですか。そういうとこだぞ。
あと、彼女の特化能力は繋ぐ者(リンカー)という役割なんですが、これも超たくみんっぽい。鳥男の世界と人とを繋ぐ者。コミュ力おばけのたくみんとそっくりな能力を彼女も持っています。各グループ、そしてオタクとの架け橋になるたくみんも繋ぐ者として超重要な役割を担っているところあたり、本当似てると個人的に思ってます。
オススメ②:どこから来て、どこに行くのか。
BIRDMENは「進化」が大きな鍵を握っている物語ですが、なぜ、鳥男たちは生まれて、そしてどこに行くのか、というところがすごく今のBMKって感じがするんですよね。
その真っ只中には振り返る余裕もなかったりするけど、改名して新しいグループ名としてスタートを切ろうとする今、米谷くんが繰り返し言うように「どこから来たのか」を振り返るいいポイントでもあると思います。BIRDMENもその「どこから来たのか」がすごく丁寧に描写されています。ざっくりBIRDMENは1-8巻が「どこから来たのか編」、9-16巻が「どこへ行くのか編」として分けられると思うんですけど、その丁寧な描写があるからこその「どこへ行くのか編」が刺さるんですよ…!伏線とまでは言わないけれど、関係性が丁寧に積み上げられていくからこその、後半戦がめちゃくちゃ活きてくる。なにより、鳥男たちがどこから来たのか、を少しずつ理解して役割や目的を創り上げていくプロセス、今BMKのオタクにぜひ読んで欲しい…!
BMKもBMKになる前は名前はあるけど、自分たちを指す名前(コンセプトがある名前)ではなかった。でも、その時代があるからこそ、次のステージ、すなわち「どこへ行くのか」が見えてきたように思うんです。丁寧な積み上げがあるからこその、これからのBMK、楽しみでしかない…みたいな高揚感をBIRDMENでも追体験していただきたいっ!!
オススメ③:翼は自由の象徴!
君タチに翼がアルのは私の仲間タチが強く望んだ仕様なんダ。
まさに自由の象徴だからネ。(第8巻 p.106)
作品中、鳥男たちが持つ翼は飛ぶだけでなく様々な可能性を拓いてくれる重要なものとなります。「どこにも行けない、自分は何者にもなれない」ってスタートだった烏丸が翼を授かって変化、進化していく中にある「自由とはなにか」という問いに対しての答えを紡いでいくのめっちゃカッコいいんだよなー。
BMKもBig Monster Kiteというコンセプトが生まれて、そのコンセプトがまさに「翼を授かったようだな」って思ったんですよね。
咲ドル取材こぼれ話【BMK新曲モンスターフライトについて】
— SAKIちゃん@ニッカン咲ドル (@nikkan_sakidol) October 6, 2020
米谷恭輔さん「『フンばって!1万フィート』っていう高さが、3つ目のサビでは『1000万フィート』ってさらに高度が上昇。この曲の中ですでに逆風が起きて、さらに上に上がるっていう僕たちの名刺代わりになるような曲」#BMK pic.twitter.com/5WLY0M5SUR
飛行機が飛んでるあたりが約33,000フィートくらいなんですって。で、大気圏までが約2,624,671フィートくらいなんですって。え、1000万フィートってどこまで行っちゃうの?空??もはや宇宙だね?????どこまでも飛んでいけちゃうじゃん。BIRDMENは宇宙にも行けるのかな…鷹山くらいかな…。BIRDMENの中で鳥男たちが自由に飛び回るシーン、本当にワクワクする気持ちになるんですけど、翼手に入れちゃったよね、BMKもね…(感慨深い)
(余談ですけど、田辺イエロウ先生って結界師の時もそうだけど夜の空描くのすごい上手ですよね…夜の空の言いようのない高揚感を描くの本当上手…)
BIRDMEN、後半戦はだいぶテーマに対して真摯に向き合っていくシーンが増えるのと世界観の拡がりが半端ないんでまたいいんですけど、前半戦の5人が鳥男の能力を使いながらワチャワチャやってるのとかも超面白い!!すごいざっくりネタバレしない程度に書くと
・バースデーイベント超可愛い
・打ち上げ花火、上から見るか下から見るか
・コードネームおよび口上どうする問題
・変身の時服ってどうするってなんで誰も教えてくれなかったの
・翼と特化能力持ってる人が修学旅行に行ったなら
あたり、本当一生ニマニマして見てられるからぜひ見てみてください。BMKのお泊り会ライブ見てるみたいな気持ちになるよ!