カフェでの職場環境がまあまあブラックだった話 〜カナダワーホリ〜
4月に渡航してすぐにテンポよく面接まで行き働けることになったフレンチ系列のカフェ。
私はFOH(フロントオブハウス)として採用されたので、仕事内容的には、レジ・キッチンでクレープやサンドイッチ、サラダ作り・ディッシュウォッシャー・サーバー、そして最終的にはバリスタもやる予定だった。
家に帰って必死にメニューを覚えた
最特に研修もなくいくつものレシピを一回教わって、注文が入ったら早速自分で作ってお客さんに提供する、という感じでカフェでの経験がない私にとってはだいぶハードだった。
何より、まだ渡航して間もなく英語もままならない頃で、完全英語環境だったのでもちろん英語で言われたことを瞬時に理解するのに苦労した。
メニューの写真を全部撮らせてもらって、家に帰ってから必死にレシピを覚える日々が続いた。
仕事内容は楽しく同僚もいい人たちだったが・・・
そこの職場の嫌だったところは、フランス人のオーナーと台湾系のマネージャー人が従業員に対して意地悪だったこと。
忙しい時間帯が終わり、(手を動かしながら)スタッフ同士で会話をしていると、監視カメラで様子を見ていたオーナーが来て、ここを掃除しろ・これをしろと指示してくる。レフトオーバーの持ち帰りも禁止。(捨てるのが勿体無いのでみんな監視カメラの死角を使ってこっそり持ち帰っていたが・・・笑)
また、マネージャーのひとりがスタッフみんなのシフトを決めるのだが、その人の好き嫌いによって平気でシフトをカットする状態。
カットされるもしくは、嫌がらせで8日間連続で入れられたり。
他のベトナム人の男のマネージャーの人は、自分は何もせず何でもかんでも押し付けてくるので、その人と2人で締め作業をする日は憂鬱だった。
休みが取れない・・・
私が入って1ヶ月くらいしてからできた新しい制度。
シフト管理のマネージャーが、スタッフがシフト希望を出すことに対して気に食わなくなったらしくシフト希望がほぼ出せないように。
3店舗ある上にスタッフは大勢いるのに、3店舗含めて1日3人までしかシフト休み希望を出せなくなったのだ。
そのため、確実に旅行に行きたい人は1年後のシフト希望を今出さないと行けない状況になった。
実際、ワーホリで来てる人が多くそもそも1年で帰る人も多いのに、1年後までまとまった休みが取れないのは痛手だった。
同僚が優しい!そして数人いた日本人の温かみを感じた!
そこのカフェには私の他に数人日本人がいたのだが、その子達は本当にみんな優しくて仕事のこともプライベートの相談もしていたし、シフトが被った時は時間があっという間に過ぎた。
フランス人やその他の国出身の同僚の子達も、みんな明るく優しくて英語やフランス語を教えてくれて、有意義な時間を過ごすことができた。
最終的にストレスでいけなくなり・・・
そこのカフェでは3ヶ月近く働いたが、バリスタをなかなかやらせてもらえなかったことと、そもそも職場環境に対するストレスで、最終的に仕事にいけなくなってしまった。
今となっては、その後それ以上に良い職場環境の仕事も見つけられたし、その経験も活かせてるので、決して無駄な時間ではなかった。
そして周りの子たちに話を聞いていても、ブラックな職場で働いている子も多く、カナダは労働環境がいいと思っていたけど職場によるのかな?^^;