かっこいいから好きなんじゃない。
1つの曲との出会い
ユイカさんの「好きだから」。この曲は、ボムギュさんが2番目の歌詞(男性目線)を歌っていたのを見て知りました。そしてこの曲が今の私にはとても刺さりました。何故こんな心境になったのかと考えてみると「TOMORROW X TOGETHER (以下、トゥバ)というグループのメンバーのことが、かっこいいから好きなんじゃない。」からである、という結論に至りました。
初めはトゥバのまるで王子様のような外見に目を引かれましたが、気付いたときには彼らの人間性や内面の魅力に惚れ込んで幸せな沼にはまっており、抜け出せない状態になっていることに気付きました。他のMOA(ファン)も同じ状態なのではないかと思います。
「好きだから」という楽曲について
この曲は1番の歌詞が女の子目線、2番の歌詞が男の子目線、最後が両者の目線でそれぞれの気持ちが歌われているという3部構成となっています。
ボムギュさんがカバーされた方は2番から歌われており、その落ち着いた声と、日本語の発音の綺麗さ、そしてなんといっても制服が似合うところがこの曲にとても良くあっています。
『ユイカ』 好きだから。
BEOMGYU’s 好きだから。(Original Song: 『ユイカ』) - TXT (투모로우바이투게더)
魔法の裏側
グループ全員が王子様のようで、まるで漫画や絵本の中から飛び出して来たみたいなトゥバ。しかしながら、私が言うまでもありませんが彼らの魔法は、毎日の絶え間ない努力によって1つずつ地道に作られたものの積み重ねで創り出されているのです。
Disney+さんで見られる「Our Lost Summer」でのボムギュさんのコメントを以前の記事で取り上げましたが、彼は、たった2週間の本番のために半年以上スタジオに篭って、季節もわからなくなるほどにひたすら練習をする自分達を、まるで蝉のようだと例えていました。
K-POPにはまって驚いたことの1つに、webコンテンツの提供の多さがあります(メンバーはもちろんですが、それを編集して毎日のように提供してくださるスタッフの方は相当な激務なのではないかと想像します)。そのコンテンツの中で、撮影時の様子やダンスレッスンの様子を見せてくれるのですが、何度も何度も、何日もかけて首や手の角度など細かく修正を重ねていく様子が映し出されていました。そこには魔法なんてひとかけらもなくて、彼らのプロ意識とひたすら努力し続け何度も何度も繰り返す姿と、何としてでもやり遂げるという意志と情熱だけがありました。
ひと度ステージに上がれば夢の世界が広がるので、私は彼らを見て「魔法って努力で作られているのだなあ」と思うようになりました。トゥバのメンバーもスタッフさんも、素晴らしいステージをありがとうございます。
王子様コンセプトの彼らのどこに惹かれているのか
ステージ上では本物の王子様のようだし、楽曲の世界観も好きです。でもそれだけではここまではまることはないでしょう。彼らの人間性にまで惚れ込むからこそ「一生MOA(ファン)でいる」「あなた達を見て、辛かった日々を乗り越えられた」「永遠に一緒にいよう」という言葉が出てくるのではないでしょうか。
MOA(ファン)のために日々の色々なものを犠牲にしてひたすら努力をし続ける彼らを応援したい、彼らの光になりたい、そして「グループとして上を目指したい」という彼らの願いを叶えるための流れ星になりたいと、私達は願うのです。
やっぱり「好きだからかっこいい」
トゥバのメンバーはデビュー前、雨漏りのする練習室で、温風機1つを頼りに身を寄せ合ってひたすら練習をしていたそうです。ダンスレッスン用の鏡は熱気で曇るので新聞紙で拭きながらひたすら練習を繰り返していたとか。
初めての授賞式では男泣きして話せなくなってしまったお兄ちゃん達の代わりに、1番年下のヒュニンカイさんがコメントしてくれていた姿が印象的でした。とても美しい涙です。ここまで見てしまった時、私はやっぱりかっこいいから好きなんじゃない、と思いました。彼らの生き方、物事への向き合い方、夢を追う姿、考え方が好き。好きだからかっこいい。この順番がとても大切に思えました。
替え歌を作ってみた(ネタ)
トゥバ、特にカンテヒョンへの思いがつのってしまったので替え歌を作りました。時間があって、上のYouTubeの曲を流しながら読んであげるよという奇特な方がもしもいらしたら、よろしくお願いいたします。
−−−−−
原曲:『ユイカ』好きだから
一部替え歌:チョココロネ
かっこいいから好きなんじゃない。
好きだからかっこいいんだよ。
誰かにばかにされても何ともない
だって私の「アイドル」
いつも「愛してるは言葉では言わない」
って言うくせに、
夜中に「責任とるよ」と言い出すとことか。
みんなの前では冷静担当なのに、
ヒュニンカイの前ではデレデレなとことか。
あぁ、本当に愛してやまない貴方のこと。
私だけの「アイドル」になってよ。
アリーナにだって入ってみたいし、
Weverseで返信貰ってみたりしたいよ。
スケジュールに行く貴方に
「またね。」ってひとりごと。
空白期間も会いたいし、
ペンサやミーグリも参加してみたいけど
そんな勇気はちっともなくて、
あきれるなぁ。
振り向いてほしくて、
ファンサしてほしくて、
あなたの好きな食べ物の名前をアカウント名につけて
チョココロネじゃなくてビビンバが好きなの?って不安になって。
貴方のトレカが欲しくて、
貴方のLIVEに参加したくて、
「次のカムバこそは。」って
ベッドの上でシミュレーション
貴方を考えながら
また明日。
(2番中略)
貴方に貴方の相談をしたんだ。
君が男の相談をしてきたんだ。
「君はどこにも行けない。ぼくのものだよ。」なんて言わないでよ。
他のアイドルによそ見しないでよ。
ずっとずっとMOAでいてよ。
振り向いてほしくて、
ファンサしてほしくて、
ずっとトゥバでいてくれませんか。
貴方が好きなの。
MOAを愛おしく思うよ。
「次のLIVEこそは。」って
今日もシミュレーション
君との恋は
永遠の両片想いの香りがしたんだ
−−−−−
とても綺麗な曲です。トゥバを好きになったからこそ響いた曲です。それにしても私のカンテヒョンへの思いと、カンテヒョンのMOAへの思いが綺麗に平行線を描き、永遠に交わらないところが何とも切なく、推し活らしさが表われています。
そして実話をもとにしているので、カンテヒョンの沼男ぶりが顕著に表れています。好きです。
ネタで替え歌を作ってみましたが、作詞できる人ってすごいなあという感想を持ちました。短い言葉に思いを託せるのは素晴らしいです。
これから、トゥバの曲の考察とか、色々な曲の歌詞を読んでみたいと思いました。トゥバが、また新しい世界を教えてくれました。
参考:替え歌の歌詞はほぼ実話なので出典を記します。
夜中に「責任とるよ」と言い出したカンテヒョン
ペンサでのカンテヒョンのありがたいお言葉
ヒュニンカイにデレデレなカンテヒョン
追記:写真は公式よりお借りしました。