令和2年度 司法書士試験を受験しました!
先日(2020年9月27日)、8年ぶりに司法書士試験を受験しました!
自己採点結果
自己採点では、午前択一:35問中31問(91%正解)、午後択一:35問中32問(94%正解)と、合格間違いなし!かと思いきや、記述:32点程度(45%正解)という、足切り点を超えるか超えないか、、いや超えないだろう、、という結果になりました。。でも、超えてくれーー!!
今回の受験対策
今回は、択一対策としては、「必出3300選(実際には、伊藤塾の択一クイックマスター総整理講座を申し込み、その教材を使用。講義は聴かず)」と「でるトコ一問一答」、記述対策としては、「オートマシステム〈記述式〉」「オートマシステム 試験に出るひながた集」を使用しました。
そして、伊藤塾の答練「択一実戦力養成答練」と「記述式答案構成力養成答練」の通信講座を受講しました。
今回の受験でわかったことは、司法書士試験の択一対策としては、「必出3300選」と「でるトコ一問一答」があれば、「本試験で9割が解ける」ということです。
※必出3300選の活用法については、必出3300選-司法書士テキストの活用法【これで択一9割超え!】のページにまとめました。
今回の敗因
そして、今回の敗因は、「午後の択一に時間をかけすぎたこと。」でした。
午後の部は、180分(3時間)で、択一35問と記述2問を解く必要があります。一般に、午後の択一は1問2分で解いて70分で解き終わり、記述に110分を確保しておく必要があると言われています。
しかし私は、結果的に、1問2.5分かかってしまい、択一が終わった時点で90分が経過していました。
まだ頑張ればなんとかなると思い、記述問題を解き進め、不動産登記法については「添付情報」欄をすべて空欄で飛ばし、50分で解き終えました。
そして残り40分で商業登記法に突入です。第1回目の申請分は、8割程度は書けたと思います(登録免許税は、計算に時間がかかりそうでしたので、飛ばしました)。
そして、第2回目の申請分に入ったところで、残り3分・・・。終わった、、、それでもなんとか諦めず、目に入ってきた文字を答案用紙に書き込みました。「株式の併合」「代表取締役の変更」と。ここでタイムアップ。。あとで悔やまれたのが、「委任状 1通」と書かなかったこと、、くそ~。。
まぁとにかく、こんな具合で8年ぶりの司法書士試験が終了しました。
択一については、絶対に合格できる得点ですが、記述が、、、というか、択一に時間をかけすぎたことが、とても悔やまれます。残念。。
しかし、まだ100%諦めたわけではありません。あくまでも自己採点ですが、記述の得点は32点程度です。
過去5年間の記述の足切り点(基準点)は以下のようになっており、
H31 32.5点
H30 37.0点
H29 34.0点
H28 30.5点
H27 36.5点
32点という得点でも、絶対に不合格とは言えない状況ではあります。
ただ、かなり厳しいのは確かです。それに、そもそも記述式の採点方法は公表されておらず、採点結果と自己採点とが大きくかけ離れている可能性もあります。
が、これから合格発表(12月24日)までの期間は、とりあえず「不合格」のつもりで、来年に向けて勉強を開始したいと思っています。
来年度に向けて
来年に向けた対策は明快です。択一知識は十分ですから、「解くスピードを上げること」です。スピードを上げるためには、知識の精度を上げることも必要ですし、解くテクニックを駆使することも必要です。
速く解くテクニックとしては、LECの森山和正講師が執筆した「司法書士試験 解法テクニック50」というテキストが出版されているのを知っていましたので、こちらを早速注文してみました。
あとは、来年度まで、知識レベルを落とさずにキープしながら、精度を高めていく。そして、記述対策についても、より早く・より正確に解けるように、演習を続けていく。
という具合で勉強を開始したいと思っています。
今回の受験を踏まえ、私が運営する資格情報サイト内の「司法書士試験の勉強方法」、「司法書士の独学におすすめの問題集」のページを更新しましたので、よろしければ、そちらもご覧ください。
また、今回の受験勉強の詳細な記録については、「令和2年度司法書士試験の受験勉強の記録~受験結果」のページにアップしました。
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