三色おじさんとアンチ三色おじさん
多少期間が空きましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。私はギックリ腰で療養中です。
ギックリしてから10日ほど経ちましたが、まだ頻繁に横にならないと足が痺れてつらいです。まだそういう年齢では無いつもりなのですが、不摂生で既に身体がおじさんに近くなっているのかもしれませんね。
というわけで(?)今回の記事のテーマは三色おじさんとアンチ三色おじさんについてです。
このワードについては両方聞き覚えが無いか、前者のだけある方が大半だと思います。
それはそうです。アンチ三色おじさんは私くらいしか使ってないワードだと思うので!!!(Twitter検索には引っかからなかった)
モヤっとボールを投げないでください!!!!痛いです!!!!!!!!
とりあえず三色おじさんの方の説明をしようと思います。
「三色おじさん」の「三色」とは麻雀打ちの中には大好きな人も多いあの役、「三色同順」のことです。
主にVTuberなどの麻雀配信で「三色同順狙わないの?」等、三色同順に固執した指示をする人を指して生まれた概念なんだそうです。
「固執」とまで書いたのは「三色を狙うべき場面ではないときにも三色三色と言っている」という特徴があるからですね。
もちろん麻雀配信に限らず指示厨自体が煙たがられがちな存在のため、三色おじさんという言葉には多少のマイナスイメージと共に伝わっています。
(三色同順という手役自体を擬人化して三色おじさんというケースも出てきているため薄れてきてはいますが...。)
それで私しか使っていないワードこと「アンチ三色おじさん」についてなのですが、こっちは三色おじさんの逆。
つまり、三色同順を外すことに固執した指示をする人を対象に使っています。
もちろん逆なので、「三色を狙うべき場面でも三色を外せと言っている」という特徴もあります。
(これは私が用意したわけではなく元にした盤面があるのですが、それが特定された場合、後述のコメントも特定が出来てしまいます。私としては目的がコメント叩きで無い以上それは不本意なため、心当たりがある場合でも「これ〇〇のじゃね!?」と言わないようお願いします。)
例えばこんな場面があるとしましょう。
自分 15400
上家 24000
対面 36600
下家(親) 24000
オーラス5巡目ドラ東
89m 23345789p 赤5589s
7m0枚見え 1p,4p 計1枚見え 7s0枚見え
逆転には8600点必要です。なので、大体2000-3900か2000-4000あたりのツモを狙うことになると思います。そうなるとリーチツモ赤だけでは裏ドラを1枚乗せないといけません。
でも三色があればリーチツモ赤三色で解決しますね。
なんならリーチをしなくてもツモ赤三色で2000-3900なのでラス回避がクリア出来るうえ、対面以外からであれば赤三色で5200直撃でもOKなのでダマで和了率を上げる選択もできます。
デメリットとしてはリャンメンの代わりにペンチャンが残るので受け入れが3割ほど減ることですが、三色を外してアガった場合、その後に7割外れてラスらされる裏ドラくじ引きを引かないといけない方がキツいです。
なので三色は結構残した方が得な場面だと思うのですが、「ここから三色は強欲」「もう三色は無理」と三色を落としたがる人も結構いるのです。
というか、私の見たところだと三色残したい人と三色残さない人が同数か残さない人がちょっと多いくらいだったんですよね。
そして、この状況には「三色おじさん」という概念が少なからず関係しているのではないかと考えています。
「三色おじさん」についているマイナスイメージが「三色同順という手役」への評価にまで影響した結果、この三色同順に当たりの強い「アンチ三色おじさん」、むしろ三色おじさんへの当たりが強い「アンチ/三色おじさん/おじさん」が生まれつつあるのでは?と感じました。
ここまで書きましたが、もちろん「麻雀配信のコメントはきっちり麻雀を理解している人だけが書け!にわかはしゃしゃるな!!」と言いたいわけではありません。そんな配信絶対息苦しいです。
でも、もし上記の通りの経緯で「アンチ三色おじさん」が生まれているのだとしたら、それは「三色おじさんにならないよう気を付けた結果、逆にやり過ぎてアンチ三色おじさんになっている」ということもあると思います。
そして、三色おじさんにならないよう気を付けた結果として生まれたならば、きっと「アンチ三色おじさんにならないよう気を付ける」能力もあると思います。
この記事により一人でも多くの「アンチ三色おじさん」が三色狙いのバランスを見直すきっかけになり、ついでに麻雀の成績向上に繋がってくれれば幸いです。
以上、メインとしている三人麻雀に萬子の2~8が無いので三色同順が作れない人が書いた記事でした。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?