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とある1馬力サラリーマンが、株主優待が到着するまでの日数を調べる

株主優待は日本特有の制度らしいですが、その企業の良さを存分に味わうことができる素晴らしい制度だと思います。
ただ権利が確定しても、すぐもらえるわけではありません。
どれぐらいの日数がかかるのか?手持ちの記録で調べてみました。


集計対象となる株主優待

2022年9月から2024年2月までに私が日興証券でクロス取引した71銘柄について集計しました。
すべてクオカードがもらえる株主優待が対象となっています。
データは偏っていますが、結果的にデータは適度にバラついているので、統計には意味があるかと思っています。

株主優待は到着するまでに3か月前後かかる

グラフの見方・説明

縦軸に銘柄数、横軸に株主優待が届くまでの日数を取りました。
日数は、権利確定日ではなく、その月末から数えています。

ヒストグラムは日数ごとに記載するとギザギザになって見にくいので、傾向をつかみやすいように日数±5日の平均値をプロットしてます。
具体例で説明すると、ヒストグラムのピークは89日目、3.2銘柄となっていますが、これは84日目~94日目までの11日間に届いたのが35銘柄あり、平均値として1日あたり3.2銘柄だったということです。

結果&到着が早い銘柄・遅い銘柄

90日前後に一番大きなピークがあり、これとは別に早期到着組の70日前後にもうひとつ小さなピークがあるという分布になりました。
体感と一致したイメージだと思いました。

平均値だけでは見えてこない情報についても、いくつか追記しておきます。

最頻値は94日目で8銘柄でした。

最も早く届いた銘柄は、46日目でEJホールディングスでした。
50日を切るというのは爆速で、この銘柄のみです。

最も遅かったのは帝国繊維の149日でした。
この銘柄はハンカチなどの同封アイテムがオシャレなので、作成に時間がかかっているのかもしれませんね。
今はもう継続保有が条件としてついてしまい、クロス取引では入手できなくなってしまいました。

最後のまとめ

株主優待が届くのは、だいたい3か月後ですが、銘柄によって早まったり、遅くなったりします。
もらえるだけでもありがたい制度ですので、会社関係者の方々に深く感謝しつつ、送られてくるのを待ち続けたいと思います。


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