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その2 2024年6月のこと(ひとり・ひかり・リプライズ)
ライブに足を運び、音楽やお笑い・演劇を浴びるように体感するのが何よりの至高の時間。
2024年6月に訪れたライブのレポと言うか、雑感をイラストや写真とともに綴ります。
2024年6月7日(金)
「一人ピーズ大木温之ワンマン」 at kurobe-livebase
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黒部の工場地帯に突如現れる黒い建物。
初めて訪れるライブハウスでの一人ピーズ。
内部は工場の中にカーテンの仕切りにステージを組んだとても手作り感のあるスペース。
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開演前から会場外と中を出たり入ったりするはるさんに少し緊張しながら待つ。
ぬるぬるっと入場して、少し話してから始まる演奏。
一曲目「鉄道6号」からアンコールまで2時間半たっぷり弾き語りが聞けました。
まだ空調がついていなくて、夏と冬は営業できないという新しい会場。
梅雨の入口の少し蒸し蒸しした空間で、18時開演から徐々に夜になっていくのを窓に映る風景で感じながら、新旧織り交ぜたピーズの名曲たちを弾き語りで聴くとても贅沢な時間でした。
途中には主催の太郎さんという方との演奏もあり、実験4号、生きのばし、映画と屈指の名曲の演奏。
後で調べたら、以前にサブスクで偶然見つけた「実験4号」のカバーのバンドメンバーの方らしい。
はるさんには文房具屋の3代目だと暴露されてました。
前日の銀杏BOYZとのライブで喉をやってしまったというハルさん。
後半はかなり苦しそうだったけど、アンコールまで30曲以上を歌いきってとてもかっこよかった。
自分の中で最高のロックンローラー!
終演後勇気を出して声をかけて持参したアナログ盤にサインを頂けた。
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当日のはるさんブログ。
2024年6月15日(土)
空気階段 第7回単独公演「ひかり」 at 高周波文化ホール
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去年やついフェスのお笑いコーナーで見ていたけど、単独公演は初めて観覧。
13時からの昼の回。
会場は前年東京03の単独を見た2度目の高周波文化ホール。
ラジオでチケットの売上的に一番の鬼門と言われていた富山公演。
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鬼門なので4月に富山各地で手売りにも来ていた公演。
蓋を開けてみれば、満員とは行かないけどかなりの盛況ぶりでした。
コントも短いものから長いもの、風刺的なものから、本当に馬鹿化しいもの、実験的なものと幅広く、めちゃくちゃ笑いました。
特に「舟」というコントが映像と相まってとても好きでした。
幕間映像もなく、セットもとてもシンプルでお二人の身一つで見せるコントの数々。すごいものを見た。
最後の長尺コントは、SF的で、すこしほろっとするところもありつつ、かたまりさんの息を呑むようなきれいな女装姿も見れて、とても良かったな。
また単独行きたいです。
2024年6月16日(日)
曽我部恵一/台風クラブ石塚/Summer Eye「OUR FAVORITE THINGS reprise」 at 村国座
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岐阜の関にあるお寺の横にある歌舞伎舞台でのイベント。
2022年のイベント以来2回目の来訪でした。
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トップバッターは曽我部恵一。
前日はやついフェス、この日もやついフェスのエンディングに出るというのに岐阜までやってくるバイタリティ。
ソロ曲のみならず、サニーデイや曽我部恵一BANDの曲も弾き語りで聴けました。
僕が初めて触れた曽我部さんの曲は曽我部恵一BANDだったので、「魔法のバス」が聴けたのがとても嬉しかった。
(この日、カメラマンで入ってた台風クラブ山本さんのXの投稿で魔法のバスの演奏がご覧になれます。)
2024.6.16 岐阜 村国座
— 山本 啓太 (@keitayamamoto55) June 19, 2024
【曽我部恵一 @sokabekeiichi】
「魔法のバスに乗って」
【撮影】
山本啓太 @keitayamamoto55#oft2024 pic.twitter.com/7JlVn4PERd
すべてを包み込むような優しく懐の深い曽我部さんの弾き語りは、開け放たれた半野外のような会場でとても心地よかったです。
終演後物販で、サニーデイ・サービス「Live!」のアナログを買い、サインを頂きました。
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2番手の前にフェス飯もいただく。
魯肉飯ならぬ鶏肉飯(ジーローハン)。
香草や漢方が効いているのかとても深い味で美味。
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二番手は台風クラブ石塚さん。
今年はすでに5月のOTODAMA、UlulUとの対バンで台風クラブを見ていて、この短い間に同じアーティストを見るのは初めてかもしれない。
新曲やカバーもありつつ、弾き語りということもあるのか、昔好きだった女の子に歌ってもらおうと作った曲など、レアな楽曲もたくさん聴けました。
その曲も動画が上がっています。
2024.6.16 岐阜 村国座
— 山本 啓太 (@keitayamamoto55) June 18, 2024
【石塚淳(台風クラブ) @taifuclub】
「夜行」
【撮影】
山本啓太 @keitayamamoto55#oft2024 pic.twitter.com/lQLgBDYLlO
先のオトダマではリハで演奏され、UlulUとの対バンでは聴けなかった「まつりのあと」が最後に聴けたのが嬉しかった。
バンドならコーラスで入る部分をエレキでかき鳴らしてるのがとてもかっこよかった。
人生のテーマソングの一つです。
最後はSummer Eye。
シャムキャッツを数年前に富山のフェスで見て以来の夏目さんでした。
ソロになってからは追えていなかったので、どんなライブになるのか未知数でした。
パラソルがステージに飾られ、ギターなどの楽器はなく、PCやサンプラーが並べられてて、ますます未知数。
御本人が登場したら、楽曲を流して、ステージだけではなく、客席まで降りてきて所狭しと歩きながら踊りながらの歌唱。
自由すぎて度肝を抜かれました。
それまで座って静かに聞くスタイルだったのが客も皆立ち上がって、とても盛り上がってました。
楽曲はとてもおしゃれだけど、ここまで爆上げにできる力技がすごい。
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↑とても中途半端なものですが、動画も残しておきます。
2024.6.16 岐阜 村国座
— 山本 啓太 (@keitayamamoto55) June 20, 2024
【Summer Eye @s_e_ntm】
「失敗」
【撮影】
山本啓太 @keitayamamoto55#oft2024 pic.twitter.com/DXYAo8l9l8
終演後、石塚さんが会場の隅でサインに応じていたので、列に並び、アナログ盤にサインを頂きツーショットもいただきました。
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岐阜の山奥でこんなすごいスリーマン見れて最高でした。(当方岐阜のもっと山奥在住。)
7月分もイラストを描くことができれば、また投稿いたします。
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