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その1 私に流れる69

フラワーカンパニーズの最新アルバム(2024年7月現在)「ネイキッド!」に「私に流れる69」という曲が収録されています。
ボーカル鈴木圭介さんが20歳までに影響を受けたり好きだったものを69個羅列した歌詞のヒストリカルな楽曲。

そこで自分版の「私に流れる69」を考えてみました。
ただ、20歳までではなく25歳くらいまでにレンジを広げて、好きだったカルチャーに絞った独自ルールでだいたい時系列順に書き連ねていこうと思います。

1987年早生まれの「私に流れる69」

01.昭和ゴジラ
02.ドラマ版バットマン
03.ウルトラマングレート

1990年頃、物心がつき始めたくらい、保育園児の頃に親がテレビ放映されていた昭和のゴジラと60年代のドラマ版バットマン、アメリカが舞台のウルトラマングレートを繰り返し見ていた記憶。(VHSで全話は録画されてなくて、同じ話を何度も見ていた。)
ゴジラは、テレビのロードショーの水野晴郎や淀川長治みたいに、本編の前にみうらじゅんが司会者として出てきて映画のことを紹介していた記憶があります。
この頃からなにか気になる存在としてみうらじゅんがいました。

04.恐竜
05.ストリートファイター2
06.平成ゴジラ(~VSデストロイアまで)
07.コミックボンボン
08.王ドロボウJING
09.星のカービィ スーパーデラックス
10. メダロット
11.BB戦士

小学生時に好きだったり、好きになったもの。
ゴジラ好き怪獣好きから、恐竜ブームだったのもあり恐竜好きになり、ゴジラ映画も毎年見ていた。
漫画はボンボン派で、王ドロボウJINGは衝撃的だった。
テレビゲームも遊ぶようになり、ストリートファイター2のポスターイラストに雷尾が落ちたようにしびれていました。
BB戦士のガンプラもよく作ってた。

12.Mr.Children
13.スピッツ
14.嘉門達夫
15.ブレスオブファイア4 ~うつろわざるもの~
16.ターンエーガンダム
17.爆笑オンエアバトル
18.ネプチューンのオールナイトニッポンスーパー
19.松本大洋
20.皆川亮二
20.ピョコタン

中学生、音楽に興味を持つ。
ウッチャン主演ドラマ「バスストップ」の主題歌だったMr.Children「NOT FOUND」が初めて買ったCD。ほぼ同時期にスピッツも好きになる。
CDコンポも手に入れて、ラジオを聞くようになる。
ネプチューンがアイドル的人気爆発の時期。10時台のオールナイトニッポン聴いてました。
この頃からインターネットも始めて、ピョコタン先生のページに入り浸り、嘉門達夫も好きで、インターネットラジオにひたすら投稿してました。
(今思い出してもとても恥ずかしい振る舞いをいっぱいしていた気がする。)
深夜番組に見るようになり、オンバトなどでお笑いにもハマっていく。
中学の図書室はやたら漫画が充実していて、そこでピンポンに出会い松本大洋を読むようになり、ジャケ買いしたARMS1巻から皆川亮二の漫画にもハマっていく。
カプコンイラスト好きからブレスシリーズにハマり、キャラクターデザインをakimanさんが担当したターンエーガンダムも当然好きになる。



21.寺田克也
22.プラネテス
23.時効警察
24.奥田民生
25.セブン~モールモースの騎兵隊~
26.みんな大好き塊魂
27.グラディエーター
28.人狼 -JIN ROH-
29.MEMORIES
30.GRAPEVINE

この頃は好きになった時系列があやふやですが、中学卒業から高校生なりたての頃にハマったものたち。
図書室にあった「幻魔大戦」の装画で寺田克也の存在を知る。(幻魔大戦は未読)ものすごく影響を受ける。
映画もまだテレビで洋画がコンスタントに放映されてたりして、好きな作品も自然と出てくるようになりました。
最初に大ハマリした映画がグラディエーターでした。
ラッセル・クロウかっこよかった。
続編の公開が控えてるのでとても楽しみです。
アニメ映画もよく見てて、人狼 -JIN ROH-は人生のフェイバリットの内の一作です。
深夜ドラマもよく見てて、時効警察はすごく好きでした。
CMですごく流れてたマシマロから奥田民生が気になり、GRAPEVINEを聴き始めたのもこの頃(16歳ぐらい)でした。


31. ダイノジのキスころ(キスで殺してくれないか)
32. O.P.KING
33. The ピーズ
34. 真心ブラザーズ
35. the pillows
36. フラワーカンパニーズ
37.THE COLLECTORS

高校生中盤、CBCラジオのダイノジのキスころを聴いてました。
大谷さんの尊大なキャラは若干苦手でしたが、ここであらゆる音楽を知りました。
晴れときどきぶたのアニメのエンディングを歌ってて、名前は知ってたフラカンの「東京タワー」をここで聴いて、「深夜高速」でハマるルートでした。
奥田民生好きから、2003年に期間限定で結成されたO.P.KINGに出会い、YO-KINGや真心、ピーズ、pillowsの音楽に始めて触れたのもこの頃。
この世代のバンドやアーティストにハマるきっかけになった決定打でした。
pillowsのさわおさんがファンだというコレクターズも聴き始め、未だに虜になっています。
最初に手に入れた「夜明けと未来と未来のカタチ」はそれまで聴いてきた音楽にはない大人っぽさを感じました。ソウルナンバーの「恋することのすべて」がよりそう感じさせたのかも。


38.Radiohead
39.Green Day
40.THE VINES
41.THE HIVES
42.Franz Ferdinand
43.The Chemical Brothers
44.Red Hot Chili Peppers

高校生半ばには洋楽も聴くようになり、まだFMラジオでも洋楽アルバムのチャートを放送してたり、ipodが出た頃でCMでかかる曲がすごくヒットしてて聴いてました。
ケミカル・ブラザーズからデジタルミュージックも聴くようになりました。

45.今敏
46.Syrup16g 「Mouth to Mouse」
47.みうらじゅん
48.アイデン&ティティ

高校生の頃は人間としてほぼ体をなしてない時期で、そんなときにピーズの曲やSyrup16gの「Mouth to Mouse」というアルバムにはかなり助けられました。Syrupは好きなんですが、このアルバムが特段好きでアルバムでピックアップしました。
BARKSというサイト内でみうらじゅんと山田五郎、司会モリタタダシ「仮性フォーク」というネットラジオを聴いて、完全にみうらじゅんにハマりました。
みうらじゅんが学生時代から制作した楽曲をすべて聴くというもので、ちょうど映画化された「アイデン&ティティ」の宣伝番組的意味合いもあった気がします。
映画も見て、原作漫画も読み、それまでちょっと苦手意識のあったゴイステや銀杏BOYZも少しずつ好きになっていきました。
「東京ゴッドファーザーズ」を見て、今敏作品にもハマり、鈴木慶一や平沢進の音楽にも初めて触れる。
次作の映画「パプリカ」公開のときは、専門学生で、友達と一緒に今敏の舞台挨拶付きの上映に行きました。
最前で見て、最後じゃんけんでサイン色紙もらえるという場面で、隣の友人が見事じゃんけんを制して、サインもらってたの羨ましかった記憶。
まさか遺作になってしまうとは…。


49.大槻ケンヂ「ロッキン・ホース・バレリーナ」
50.ホフディラン
51. TOMOVSKY
52. 怒髪天
53. TBSラジオ ストリーム「コラムの花道」
54.「ヘドウィグ・アンド・ザ・アングリーインチ」

専門学生になり、一人暮らしになり、より自由になった頃。
片っ端(とはいえ、お金はないので)からできる範囲で気になるバンドは聴いてた時期。
それまで小説はほぼ読まずに来て、一念発起でオーケンの「ロッキン・ホース・バレリーナ」と「図書館戦争」を最初に買った記憶。
名古屋の専門学校に通い、最初に行くライブハウスはロッキンホースの劇中に出てくる大須のE.L.Lと勝手に決め込んで、初めてのライブがピーズのE.L.Lライブでした。
中古で買った多摩川レコードのCDでホフにハマり、ピーズのハルさんの双子の弟のTOMOVSKYも「脳」のMVを見て一発で好きになり、ビジュアル的に苦手かもと思ってた怒髪天も聴いたらすごくよくて…と視野を広げて(狭めて?)いった時期。
ポッドキャストもこのあたりで聴くようになり、TBSラジオストリームの「コラムの花道」のコーナーにみうらじゅんや大槻ケンヂが出てて、聴くのが習慣になり、町山智浩や吉田豪を知ったのもこの番組。(吉田豪はR30という番組で先に存在は知ってた。)

ラジオか雑誌のインタビューでpillowsのさわおさんが好きな映画だと言ってた「ヘドウィグ・アンド・ザ・アングリーインチ」も見てハマり、以後森山未來版、ジョニキャメロンミッチェル来日公演、浦井健治版の舞台も見に行きました。


55.もやしもん
56.騒音寺
57.髭(HiGE)
58.電気グルーヴ

専門学生時代、漫画いろいろ読んでたと思うけど、一番ハマったのは「もやしもん」でした。
ギャグとか今の目線ではだめな部分もあるかもしれないけど、多様性の話だった。
初めて訪れたコレクターズのライブが騒音寺との対バンで、ばっちり騒音寺も好きになりました。初めての今池Tokuzoでもあった。
新宿ロフトの周年CDが各レコード会社から出て、その中の黄色盤を買い、髭ちゃんに出会う。「ダーティーな世界(Put Your Hands)」かっこいい。
電気グルーヴもスチャとのアルバムを買って出会い、ハマる。
この頃はテクノポップやエレクトロニカ系の音楽もよく聴いてました。


59.The World of GOLDEN EGGS
60.Perfume
61.土星マンション
62.池袋交差点24時

専門学校の友人の間でゴールデンエッグスがすごく流行る。
ニコニコ動画がちょうど出てきた頃で、そこでいっぱいネタにされてた。
今思うと差別的な動画も面白がってみてたのはすごく反省です。
宇多丸さんのウィークエンド・シャッフルや、吉田豪さんもプッシュしてて、Perfumeを知る。
ポリリズム大ヒットギリギリ直前、今はなき栄のソフマップにインストアに来るということで行こうか迷って行かなかったことを今でも後悔してる。
この頃就活中で、土星マンション、ソラニン、ネムルバカはほぼ同時期に読んですごくハマった記憶。
ポッドキャストも色々聴くようになってた中、コレクターズの二人がポッドキャストを始めることにすごく興奮した。そしてすごく面白かった。



63.ユニコーン再結成
64.エレ片のコント太郎
65.東京ポッド許可局
66.THE MILKEES

専門学校も最後の年の正月にユニコーンから再結成の年賀状が届く。
奥田民生を好きになり、遡ってユニコーンも聴いてずっと好きで、まさか再結成するとはものすごく驚いたのと嬉しかった。あの日の光景はまだ脳裏にこびりついてる。
就職して間もなく、最初のツアー「蘇る勤労」名古屋公演に行ったな~。
それまで好きだったけど、初奥田民生もこのユニコーンのライブでした。
その後、ヘルニアが爆発し、わずか3ヶ月で最初の職場をやめ、地元に帰ってきました。
そこで何もしてないときに色々ポッドキャストを聴いてて、JUNKのポッドキャストもほぼ全部聴いてて、エレ片に出会う。
エレキもラーメンズもオンバトで見てネタは好きであったけど、どっぷりハマったのはコント太郎でした。
radikoプレミアム以前なので、ポッドキャスト部分しか聴いてなくて、本編聴くようになるのはそれから結構経ってから。コントライブ初めて行ったのもエレ片だった。
ストリームの後継番組、小島慶子キラ☆キラにマキタスポーツさんがゲストで出てて、許可局に興味を持ち聴き始める。
それから御三方のおかげで色々行動や知見が広がった気がします。
THE MILKEESもこの頃聴いてて、60年代風ガールズバンドにすごくハマる。
(それ以前にThe PippettesやLucky Soulなども聴いてた。)


67.イングロリアス・バスターズ
68.サニー 永遠の仲間たち
69.OTODAMA~音泉魂~
社会人になってから、ラジオの映画紹介や批評で聴いてた映画も少しずつ見るようになり、「イングロリアス・バスターズ」や「サニー」はちゃんと映画を見ようと思ったきっかけになった2作でした。
音楽と人の夏フェス特別号で知って、ずっと気になってたOTODAMAにも初めて行き、それから毎年とは行かないけど、足繁く通うになりました。
清水音泉という推しのイベンターもできた。

とても長くなってしまった。
漏れも多いし、後で思い出してここと交換したいとかも出てきそうですが、今のところの私に流れる69でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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