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【乳がん治療中!#4】がんの種類①浸潤がんと非浸潤がん

こんにちは。モー姉さんです。

私も乳がんになるまで知らなかったのですが、乳がんと言っても色々な種類があります。
有名なところでは「ステージ」という進行度合いを表すものがありますが、それも私が考えていたよりも細かく分かれていました。
今回はその説明をしたいと思います。

1.浸潤がんと非浸潤がん
がん細胞が乳管や小葉内にとどまっている状態を非浸潤がんと呼び、がん細胞が増殖し、乳管や小葉の外に広がった状態を浸潤がんと呼ばれます。
非浸潤がんと呼ばれる早期がんの段階では多くが治るといわれていますが、早期の乳がんでは自覚症状があまり感じられません。時間の経過とともにがん細胞が増殖し、乳管・小葉の周囲まで広がり浸潤がんとなり、血管やリンパ管へと広がります。乳がんの診断を受けたときに、リンパ節や脳・骨・肺・肝臓など遠くの臓器にがん細胞が運ばれて遠隔転移をしていることもあります。
※1【出典】日本医師会:乳がんとは?
https://www.med.or.jp/forest/gankenshin/type/breast/what/ (2021年7月5日現在)
※2【出典】医療情報科学研究所編: 病気がみえるvol.9 婦人科・乳腺外科第4版メディックメディア: 284, 2021
【監修】筑波大学 医学医療系 乳腺・甲状腺・内分泌外科 准教授 坂東裕子 先生

非浸潤がんの場合は乳管や小葉内に留まっているため、手術で取り除くことが容易になります。浸潤がんの場合は周辺に広がっているため、がん部分のみを除去するのが難しくなります。乳がんと診断された方の80%以上は浸潤がんです。

私の場合も浸潤がんだったため、すぐに手術を行うことができませんでした。
そのため、先にがん部分を小さくする抗がん剤治療が必要となりました。

※3「乳房の仕組みとがんの発生」

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