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【note強化月間 08】新入りマエデメンバーがコミュマネ見習いをはじめた話

こんにちはー!「もこば」こと、こばやしももこです。
本日のnoteは、今月個人的にチャレンジしている「note強化月間」シリーズの記事であるとともに、私が所属しているオンラインコミュニティ・マエデ(前田デザイン室)にて、アカチャンが企画したアドベントカレンダー8日目の記事でもあります。

すっごいバラエティ豊かなクリエイターさん達がそれぞれとても深いお話を投稿されてるので、是非是非カレンダーから飛んで企画を楽しんで戴けると、私もめっさ嬉しいです。

では、今日の本編はっじまっるよー!


マエデ入会のきっかけと侵入直後

実は私、まだマエデに入って4ヶ月めなんです(´・ω・`)
よくいろんな(特に同期の)方から「いつからいらっしゃるんですか?」って訊かれますが、9月に入会したばかりの60期風組所属です。

元々マエデのことは存じておりました。室長・前田高志さんのご著書を何冊か拝読したことがあるのと、以前通っていたデザインスクールのWebコースの方が何名も(力試しの為)マエデに入会されてらっしゃってたので、あーなんかワイの手の届かんとこで何ぞしてはるキラッキラした人達がおるなー・・・とかいう褪めた認識でおりました。

そんな「デザイナーじゃない自分とは関係ない世界」だったマエデに入会したいと思ったきっかけは、8月下旬にたまたまSNSのタイムラインで見かけた新メンバー募集の告知でした。

それまで穿った目で見ていたコミュニティの募集告知が、何故か直感的に「おまいさん、今ここに入らなくてどうするのさ?」と語りかけてきて、審査締切が迫っていたこともあってその日のうちに応募をしていました。

そんなノープランな入会動機だったといういきさつもあって、当初はホントにおとなしく粛々としていようと思っていました。そんなにグラフィカルなことができる訳でもないし、自分がやれることもたいして多くはないだろうとも考えてました。

・・・が。入会直後、コミュニティのDiscordに自己紹介を書いた途端、前田さんから

「今度原宿でイベントあるんやけど、行ける人おる?」

というお声がけがあり、あれよあれよという間に「知り合いが誰ひとりとしていないイベント」にぼっち参加することになりましたw
そこでひとり淋しくノンアルドリンクをずるずるしてたら、たまたま声を掛けてくださったのが59期の方達で、めちゃめちゃ嬉しかったことを今でも覚えています。

そこからは堰を切ったように、Discordの雑談チャンネルに投稿したり、今どんなプロジェクトが動いているのか気になって各所を覗きにいくようになったりと、自分でもびっくりするほど活発な活動をするようになりました。

マエデで携わったプロジェクト

マエデ内をいろいろと廻りはじめてまずびっくりしたのは、自分が想像していた以上にたくさんのプロジェクトや有志企画が、同時多発的に進行していることでした。それはそれは目が回る勢いで動いているのですが、とりあえず場を知るために、ご迷惑をおかけしないレベル感でいろいろ首を突っ込んでみよう!と思い立ち、この4ヶ月でたくさんの ご迷わk もといお手伝いをさせて戴きました。
それらを、少し語ってみたいと思います。

ただかっこいいだけの雑誌『Grapheck』

まずなんといっても、先日完成したばかりのアートブック『Grapheck』の話題を抜きにしては語れないでしょう。
こちらの雑誌に私はテキストライティング担当としてお手伝いをしました。また現在準備中のクラウドファンディングのチームメンバーとしても現在活動しております。

最初は「ただかっこいいだけの雑誌」というタグラインを伺って、また「そんなかっこいいモノ、デザイナーじゃないしワイ作られへんわ・・・」とか後ろ向きになっていたのですが、制作中のページに添えるテキストのライターを募集していると伺い、文章だったらなんとか書けるかも・・・と手を挙げてみました。

私が担当したのは2セクション、4箇所のテキストでした。
片方のセクションのリーダーだったすらいむさんから、オーダーとして

  • 「おなら」という単語を使わずに、おならをめちゃめちゃかっこよく書く

  • 故郷で放った屁に想いを馳せるようなエ(屁)モさを表現して欲しい

と言われ思わず「・・・は?」と頭の中が真っ白になったのですが、難しい課題ほど燃える性格なので、めちゃめちゃ意気込んで「屁モいポエム」を書いてみました。

以下、実際に作業をしていたときのデータのスクショです。

リーダー・こじま先生からのフィードバックを添えて
屁モさ全開テキストと、編集長・ぐんぐんさんからのFB

この時点でページデザインはまだ同時進行で制作中だった為、企画書やドラフトデータを拝見しながらの手探り執筆ではありましたが、ぐんぐんさん・こじま先生・すらいむさんのお三方に導いて戴き、なんとか「かっこいい」ページを完成させることが出来ました。

『Grapheck』P40-41より
『Grapheck』P90より

デザイナーさんのお陰で、すっごい素敵なページにして戴けました!
こちら実物は本当に美しいのと、発色もとても綺麗なので、本当は冊子を直にお見せしたい気持ちです。

今回こちらを担当させて戴いたお陰で、過去に一度は挫折していた文章書きとしての活動も、自分のペースながら再開させてみたいな・・・という気持ちにさせられるくらい、苦しくて楽しい制作でした。

『Grapheck』クラファン告知用動画制作

この『Grapheck』、実はこれからクラウドファンディングで制作諸費をご支援戴き、そのリターン品として皆様のお手元にお届けすることになっているのですが、そのクラファンのメンバーとしてCM動画の制作も担当しました。

最初は、本誌に倣って「ただかっこいいだけの告知映像」を作るぞ!・・・などと意気込んでいたのですが、

ドラフト段階の絵コンテ。何も考えていないのが既に露呈しまくり

しっかり構想を練らずに実制作に入ってしまったところ「広告」としての完成度があまりに低くなり過ぎ、監修のすらいむさんから何度もリテイクが繰り返される・・・という事態を招いてしまいました。
ここだけの話、軌道修正の目処が見えずに数日間寝込んでしまい、クラファンチームの皆様に多大なご迷惑をおかけしたこともありました。
結局「現状のデータは一旦やれるところまで詰めたうえで完成させ、もっとクオリティの高いものは『告知第2弾』として改めて作り直そう」ということになり、クラファン企画の進行を止めてしまう事態だけは回避できましたが、自分の考えの甘さと実力の拙さを痛感するいい機会になりました。

この動画、現在最終確認中のため実物をお見せすることはまだできないのですが、近日中には公開できるかと思いますので、楽しみにお待ち戴けると嬉しいです。

コルクラボさんとのコラボイベント『小学生にもどれる文化祭』

Grapheck制作と並行して、オンラインコミュニティ・コルクラボさんとコラボレーションし11月に開催されたリアルイベント『小学生にもどれる文化祭』の企画お手伝いと、当日のワークショップを担当させて戴く・・・という経験も積みました。
マエデだけではなく他のコミュニティさんとも連携をとり、実際にお顔をあわせるイベントを作り上げるのは、なかなかハードなミッションではありましたが本当に面白かったです。

こちらでも、イベントの企画と併せて集客用の告知CMを作らせて戴いたのですが、

メインビジュアルのイラストを制作された漫画家・藤原ハルさんより、

「自分の描いたキャラクターが初めて動いたのが嬉しくて、毎日動画を眺めながらニマニマしてますw」

というこのうえなく有難いコメントを戴き、動画作って良かったなぁと感動していました。

このCMだけでなく、当日になにかワークショップを担当して欲しい・・・というご要望を戴いたので、

  • 私の所持スキル感でできること、且つ他の方のWSと違うもの

  • イベントの趣旨(大人が小学生にもどって文化祭を楽しむ)に沿ったもの

  • 当日、私も参加者さんもパソコンを使用せずにできること

は何か・・・と考えたうえ、「動画=静止画の連続=パラパラマンガ」という連想から、パラパラマンガの制作にチャレンジするWSにしました。

当日、参加者さんに配布した資料

当初は「大人が(子供というていで)受講する」ことを想定していたのですが、意外にも参加者さんのほとんどが小中学生のお子さんで、普段経験することのできないいろいろな知見をたくさん戴くことができました。

なかでも驚いたのは、最近のお子さんはProcreateなどのデジタル作画ツールでどんどん「大人顔負けの」イラストを描いてらっしゃるということと、にも関わらず皆さん口を揃えて「パラパラ漫画は一度も描いたことがない、教科書に落書きもした事がない」と仰ってたことでした。
自分が子供の頃は、教科書にいらん落書きをしたり隅っこにパラパラマンガを描いて授業中ペラペラさせたりしていたのが小学生としての嗜みだったので、世代のギャップを感じたと同時に皆さんに珍しい経験をして戴けて良かったなぁとしみじみ思いました。

正式タイトル未定の新プロジェクト

最後は、最近動き始めたばかりの新プロジェクトです。

まだ正式タイトルも決まっていないのでお伝えできることも本当に少ないのですが、ざっくり言うとプロダクトデザイン系の企画です。
そして、先日前田さんがXで投稿されたコレ

が、結構似た感じになりそうでうふふって思ってます。
(※似た発想のプロダクトを作るという意味です。前田さんのコレそのものを扱うプロジェクトではないので、念の為追記しました。)
胡散臭いけどふふって笑えるプロダクト、これも未経験の分野ですがこれから形にしていくのが楽しみです!

「デザイン」以外の分野で活躍したい

そんなこんなで、入会3ヶ月ちょいとは思えないボリュームでプロジェクトのお手伝いをさせて戴いたのですが、そのなかでふと、自分の立ち位置について考える機会がありまして。

元々入会時に「自分はデザイナーじゃないから」と卑屈に思っていたのですが、意外とデザイン以外の作業がたくさんある。
ならば、グラフィカルなこと以外の分野で自分の立ち位置をしっかり固められるところに自分を置いてみたい。

と考えるに至りました。
当初考えていた「地味に、地道に、おとなしく」という路線が秒で覆った以上、できるだけこの場に貢献できるようなことを長くやっていきたい、そう思うようになってきたところで、コミュマネの新規募集の告知が出ました。

元々私は、あまり人の上に立つお仕事が好きではありません。現在フリーランスで活動しているのも、会社勤めで上下関係が破綻したことが何度もあり疲れてしまったから・・・というのが正直なところです。
でもコミュニティマネージャーだったら、皆さんと同じ目線でよりコミュニティが良くなるお手伝いができる。そんな気がしてコミュマネ見習い募集に手を挙げ、12月にまずはお試しということで活動をしています。

実際に現コミュマネの皆さんのお手伝いをはじめて実感したのは、今まで見えていなかった業務が物凄く多い・・・ということです。
そもそも私は物凄く気が散りやすい性格で、故にDiscord内もひとつのところを熟読するというよりは結構ちらちらと色んなところを拝見している・・・と思っていたのですが、実際に見習い期間が始まるとDiscord内会話の同時多発っぷりを改めて痛感しつつ、まだ何もお手伝いが出来てないなと日々反省しています。
でも、困っている誰かをサポートすることも、皆さんにお知らせを打つことも、決して嫌いではないので毎日おもしろおかしく活動させて戴いてます。

まだ今後正式任命されるかどうかは全く判らないのと、個人的な理由で来年初頭の予定を組むことができない為、自分が今後どうなっていくかは自分自身にも判らないのですが、私のなかでは立場はどうあれ今後も「デザイン以外の分野で」この場をよりよくしていくお手伝いができれば幸せだな・・・と思っています。

最後に告知とか

さて。そんなマエデでは只今、4ヶ月に一度の新規メンバー募集をしています!

ここまでつらつらと書いてきていい加減しつこいですが、デザイナーじゃなくてもマエデでは活躍できます!
私が活躍しているかは甚だ疑問ですが、非デザイナーのメンバーさんは沢山いらっしゃいますし、皆さんそれぞれの分野で面白いクリエイティヴを量産されています。

なんなら成功したり活躍したりする必要もありません。
失敗しても「ま、えぇで。」な場所だったりします。

もし、ちょっとでも興味のわいた方がいらしたら、是非このアミューズメントパークに足を踏み入れて戴けると嬉しいです!

そして現状まだ公開できないのですが、Grapheckのクラファンもご興味がありましたらご支援よろしくお願いします!

それでは!

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