気になったIT関連記事(2023年1月)
個人的に気なった記事・情報を【要約】や【選定理由】付きで紹介します。
気になった記事
面白い記事がいくつかあったので紹介です。
■「フェイクニュースや誤情報を見分ける方法」をフィンランドでは学校で子どもたちに教えている
【選定理由】
ソーシャルメディアが乱立して情報過多となる中、正誤を判断する能力がこれまで以上に求められてきています。特に学生がターゲットとされつつある昨今、「情報リテラシー」としてひとまとめにするのではなく、「メディアリテラシー」として独立させた教育プログラムは大きな効果がありそうです。
国語の授業としてでも「発信された記事に対して深く考え、議論する」という読解力向上のトレーニングを取り入れてほしいですし、自分の子供にも是非やらせてみたいと思いました。
■NTTセキュリティ サイバーセキュリティレポート(毎月更新)
【コメント】
これは記事ではありませんが、とても良いコンテンツだと思ったため紹介させていただきます。
NTTセキュリティ社の月例レポートです。時々、臨時レポートも掲載されます。
こういったレポートは、各々のセキュリティ会社が独自視点で分析して発出されていますが、多くは海外本社が執筆しているものでるため英文であったり、日本との関連が見えず、どこか他人事となってしまいます。
その点、このNTTセキュリティ社のレポートは日本国内特有の事例が多く、海外事例でも日本との関係に触れられたりなど、非常に身近に感じることができます。何より日本語がありがたい。
特に、この1月に発出された「2022年12月」版では、日本国内限定のマルウェア「LODEINFO」が挙げられていたり、能動的サイバー防衛に対する日本政府の動向がまとめられていて、個人的に強く興味を引く内容であったため、ピックアップしました。ぜひご一読いただきたいです。