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「自分には似合わない」 から脱却せよ。


過去を振り返ると、
ファッションとは意外と縁がある。

過去にアパレル業界で販売の仕事をした。広告制作会社に勤めていた頃は、スタイリストの仕事をアシストしたこともある。

学生時代は、学業にはげむとともに、※パーソナルカラーアナリストとしても活動していた。

※その人に似合う色を診断する人


決めつける癖からの脱却


前回、" 社会人になると自分のためではなく相手のために服を着る " とお伝えした。
もし、それ以外でファッションにおいて大事にしていることは何か? と聞かれると、迷わずこう答える。

「自分には似合わない」
 と決めつけるのをやめること。

知人にグレーの服ばかりを着ている女性がいた。
「地味な色しか似合わないから」
と彼女はいう。

たしかに、グレーが似合う人はいる。
しかし、それは地味な色が似合うからという理由ではない。

似合う人がグレーを着ると、地味どころか、上品で美しく、より魅力的に輝くのだ。


" 地味 " はあなたの勘違い?


よくあるのが、
「顔が地味だから、地味な服が似合うのよ」という勘違い。

何をもって地味とするのか?

顔に関していうと、目鼻立ちがハッキリしていないということなら、地味なのではなくエレガントな顔立ちということかもしれない。

その場合だと、グレーも似合うが淡いパープルやブルーなど上品で女性らしいトーンが似合ったりする。


最後に


地味な服が似合うという発想をいったん止めて、" 気になったらまず着てみること  " にチャレンジしてほしいなと思う。

思い切って挑戦したことのない素材や色を試してみると、まわりから「きれいだね」「その色似合うね」といわれるかもしれないし、新しい自分を発見できるかもしれない。


「自分に似合うかもしれない」
  と期待することから始めよう。




馬場香織(ばばかおり)

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