万年D判定の108回薬剤師国家試験体験記⑥
国試と卒試の両立に苦労
12月
統一模試で見つけた課題点をこなしつつそろそろ卒業試験のための勉強も始めていかないといけない時期になってきました。
ご存じない方もいらっしゃるかもしれないので念のため記載しておきますが、薬学部を卒業していないと国家試験の合否は一切出ません。
以前は卒業できていないと国試を受験することすらできませんでしたが、数年前から卒業できていなくても記念受験をすることはできるようになったみたいです。
しかしながら、点数の開示は一切ありません。薬剤師になるためには絶対に薬学部を卒業できていないといけないのです。言い換えると、卒業さえすれば国試は何回でもチャレンジできます。
免許職で生きていく人もそうでない人も大学は卒業していないと働くことすらできないので、卒試に関してはみんな対策をとっていたように感じました。
基本は先輩から頂いた過去問を中心にどんな問題がでるのかを分析しその範囲を重点的に見直していっていました。
母校は国試と同じ2日間、計345点のテストが1回でした。大学によっては卒試を何回かすることもあるようです。
よく私立大学で出願者数と受験者数に解離があることが散見されますが、これはほぼ卒試に落ちてしまった人数分の差です。(恐ろし)
この卒試、国試と同じような問題がでればいいのですが、微妙に大学カラーというか教授陣の出したい問題が出ることもあり、国試対策さえしてればOK!というわけではありません。。。
母校も地味に必須問題が難しく、その対策にかなり時間を割くことになってしまい、年末年始はほぼ卒試のための勉強しかしておらず、青問は衛生、薬剤、薬理病態以外は一旦お休みしていました。
卒試(1月上旬)
1日目はあまり手ごたえを感じられず、2日目はぼちぼちという感じでした。
結果が気になりすぎて最寄り駅のホームで採点しました笑240点ほど取れていたので一安心でした。
家に帰ると、母が『美味しそうなお肉が安かったの~もちこいっぱい食べや~』と若干霜降りなお肉が用意されていました。
225点以下だったら食べられなかったな…と母のデリカシーのなさを恐ろしくも思いました。
このちょっと抜けた母のお肉攻撃は国試の時もやってくるのです。。。
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次回、卒試後のモチベーション維持に苦労する💦
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