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不妊治療レポ【2話】先生に言われた、忘れられない一言
さて。
前回、初めて行ったクリニック、
おじいちゃん先生の話を書きましたが、
今回はその続編です。
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2回目の通院、フーナーテストの話。
前回、実は夫は初っ端から精子検査をしており、
あまり結果が良くありませんでした。
でも言い訳すると、
前日に出してしまっており、
思いがけない急な検査だった為、
本調子じゃなかったそうなので、
そこまで心配していませんでした。
測り間違いだろう…
不本意な検査結果だし…
と、元気な精子がいることに希望を捨てていませんでした。
そして今回フーナーテストです。
フーナーテストとはクリニックへかかる数時間前に行為をして、
その後に病院へ行き、
お股の体液中に精子が残っているか確認する検査です。
元気な精子達が残っていれば、
卵へたどり着ける、
妊娠させる事ができる可能性がある精子ということです。
私のお股から体液を採取し、
小学生の時に使ったような顕微鏡のようなものに液体をつけ、
拡大した映像がパソコンに映し出されます。
ドキドキの瞬間です。
なんと、
うようよ動く精子を期待していましたが、
元気な精子は全然居ませんでした。
精子はいるにはいるのですが、
ちょっとも動いていませんでした。
衝撃的な映像でした。
画面は動画じゃなくてスクショかな、
と思ってしまうくらいに、
動きはありませんでした。
前回のように急な検査でもなかったし、
やはり男性不妊を認めざるをえないのか…
と落胆しました。
そして極めつけは、
先生に、
排卵痛ある?と聞かれ、
うーん、感じたことないですね。
と答えたところ、
「排卵してないのかもね」
とボソッと言われました。
今考えても失礼過ぎるし、
どこに不妊原因があるんだろうと怯えている、
ナイーブなうさぎメンタルな私達の前で、
そんな思いつきな言葉を発するなんて
酷いにもほどがありませんか!?
男性に対して、
精子いないかもね。
と言うのと同じくらい、
人を傷付ける威力があると思います。
その時には検査前だったので、
もやもやした気持ちのまま、
私は何も言い返せなかったのですが、
後々調べると、
排卵痛はありませんが、
幸いにもしっかり排卵しているタイプでした。
出産した友達にも聞いたり、
ネットでも調べましたが、
生理痛が個人差があるように、
排卵痛もない人も多くいるそうです。
出産した友達も排卵痛はありませんでした。
そんなぶっきらぼうなおじいちゃん先生について行けない…と思ってしまい、
少し遠いクリニックだったこともあり、
これから沢山通わないといけないようだったので、
地元のクリニックに通い直すことを決めたのでした。
ここまでお読みいただいてありがとうございました。
次回は地元クリニックのお話です。