看護師になったきっかけ
ナースの味方! もみじです。
看護師の皆様日々お疲れ様です。これから看護師を目指す方へお疲れ様です。
看護師歴18年の私は、現在も働いていますが、今に至るまでは決して順風満帆な日々ではありませんでした。
田舎育ちの私は、のんびりマイペースで高校受験を人ごとのように考えていました。小さい頃からピアノを習っていたので、そっちの方面に行くだろうぐらいに思っていました。
しかし音楽の世界は優しくない。将来的に食べていけないから、手に職を付けた方がいいと母に言われ、母の姉、叔母から看護師がいい!の言葉で高校は衛生看護科のある学校に進む事になりました。
後に叔母に聞くと、
「世話好きで、人にやさしくほっとけない性格だから向いてると思った。」と言ってました。
入学後は、専門教科の勉強が多く、一般教科は最小限だったように思います。
意外に内臓やら骨格も写真で見ても平気だし、血も大丈夫だし、学ぶことも楽しく、苦ではありませんでした。
中には血が無理だったり、興味が全くない人もいたようです。
2年の後半と3年で実習がありました。
実習も初めてのことばかりで怖いというより、興味津々の毎日でした。教科書でしか見なかったことが、実際目の前で起こるのです。目が釘づけです。
一番印象に残ったのは、手術室での糖尿病による足の切断手術でした。
この人目が覚めた時、どんな思いをするんだろう。さっきまであった足がなくなると心の中はどうなるんだろう?患者さんの氣持ちばかりが氣になる実習だったのを今でも覚えています。
高校は看護の専門教科がほとんどの中での勉強だったので、准看護師の免許取得の記憶は、ほとんど覚えていません。
それよりも、正看護師になるための国家試験は死に物狂いで勉強した記憶が強いです。私の人生で一番勉強したと思います。
その後大学病院へ就職が決まり関東へ上京しました。
このつづきは、また次回にします。
最後までいつも読んで下さりありがとうございます。