QUESTフォーミュラを使って成果の出やすいコピーのフォーマットを。
本日も昨日に引き続きQUESTフォーミュラについて書いていきます。
前半でも書きましたがコピーライティングなどに興味がある人が読んでいただけたらと思います。
凄く初歩的な話しです。
こちらは前半です。
では続きを書いていきます。
本日はEから
EはEducateのことです。「啓発」を意味する言葉です。
Uでお客様のお悩みを視覚化し、それを解決する手段として自社製品・サービスがあることを紹介していきます。
ただしここで売り込んでしまうとせっかく共感しているユーザーの気持ちが離れる原因になります。
解決策があるのを提示するだけでなく、それ以上に類似した商品やサービスよりも優れていることを出来る限り丁寧に伝えていきます。
何も商品やサービスをしないユーザー目線で読んだときに理解出来る内容であるかを考えなくてはいけません。
あなたにとっては知っていて当たり前の専門用語でも、ユーザーは知らない可能性があります。
専門用語ばかりの紹介文では、伝えたいことが伝わらなくなってしまったり、途中で読んでいて嫌になり挫折してしまうこともあります。
できるだけ噛み砕いた表現で文章にすること、それでもわかりにくいときは中訳を入れて簡単な説明も入れておくと、読みやすい文章になるはずです。
ユーザーの多くは自分の悩みに対してできるだけ簡単な方法で解消したいと思っています。
できるだけ時間をかけたくないと思っていますので、その点を意識しながら文章として表現しなくてはいけません。
また具体的な数字をEで入れ込むほうが、より真実味がわきますね。
例えば「お客様満足度98%」や「実績数500件突破」など、企業としての実績を入れたほうが「それだけ多くの人が利用しているのであれば安心できる」などお客様が依頼するか迷ったときのひと押しにもなります。
続いてはS
Stimulateのことです。「興奮させる」を意味する言葉です。
商品やサービスを購入するとどんなベネフィットが得られるのかを明示します。
商品・サービスが具体的にどういうものなのかがわかっているユーザーだからこそ、利益を伝えることで消費を促します。
ベネフィットというと、メリットと同じような意味合いに思ってしまう人もいるのですが、商品やサービスのメリットが十分に発揮された結果で「ユーザーはどんな利益が得られるのか?」がベネフィットだと考えるとわかりやすいと思います。
ベネフィットを得ることでユーザーにとっては何ができるようになるのか?どんな問題や事態から開放されるのか?がベネフィットでは重要です。
Sをユーザーにどう伝えたらいいのかについてですが、主に「導入事例」「お客様の声(口コミ)」などの紹介で提示していることが多いのではないでしょうか。
サイトのトップページなどで必ずといっていいほど見かけると思います。
またSの役割として、逆に商品を購入しなかったときにどんなデメリットがあるのかをイメージしやすいように表現するのもおすすめです。
例えば「月額の安全保障に加入していないと、故障時に高額な費用がかかります」と言われたら、どう思うでしょうか?大抵の人はそれなら入っておこうかなと思うはずです。
人間は得られるメリット(利益)とデメリット(損益)を比較したときに、その差が大きくないのであればデメリットが起きてしまったときのほうが、苦痛を感じると言われています。
そのデメリットがおきないように考える思考のことを“損失回避バイアス”と呼びます。
最後はT
Transitionのことです。
「変化させる」を意味する言葉です。ユーザーが商品の注文をしたり、サービスについての問い合わせをするなどなにかアクションを起こさせることです。
トップページのなかでも最も重要な部分になりますので、「お問い合わせ」のバナーなどは他の文章と色や文字の太さを変えて目立つようにして、ひと目ですぐにわかる位置に設置します。
ページをスクロールしても設置のボタンが消えないなども、ユーザーにとってバナーを探す手間がかからず購買意欲を維持させ、アクションを促すのに繋がります。
また、ただバナーを設置するのではなく「少しでも気になる方はまずはお問い合わせください」だとか「興味のある方は是非お気軽にご相談ください」などの文章を入れておくだけでも、クリックしてみようかなという気持ちを引き出します。
Tの役割ではちょっとした言葉を足すだけでも、ユーザーのアクション率に大きな違いが出ます。例えばLP広告などでよく使われている「限定X名様」とか、「先着順」、「数量限定のため…」などの限定要素をアピールすると、購入が後回しにされることを防ぐきっかけになります。
ユーザーにとって少しでも不安要素を除き、アクション喚起を促す役割を担っているのがTです。
長文最後まで読んでいただき有り難う御座います。
前半含めここまで読んでくれてる人はライティングなどに興味がある人だと思ってますので何か質問があれば私なりの意見であればお答えします!