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内部労働市場と外部労働市場、市場価値の考え方

書籍「人材投資のジレンマ」では、内部労働市場だけでなく外部労働市場まで広げた市場価値の考え方について述べられています。

つまり、従来の終身雇用前提の時代であれば、“社内での市場価値がどれだけ高いか”が重要視されてたけれども、現在は社外も含めた市場価値の高さが重視されているというものです。
その背景として転職が一般化され、人材流動によって他社で同じ職種がどれほどの価値があるかが見える化されてきたことがあります。一方で、社内では市場価値が高い人材が、一歩社外へ出ると価値が下がるリスクもあるということです。

また、書籍では、人材が生産性を向上するには、「プロアクティブ行動」と「創造的思考プロセス」が必要だと示しています。つまり、主体的に行動をすることと、成果を出すための創造的思考ということです。

けれども、突然、人材から主体的な行動や創造的思考が生まれるというものではありません。企業の人材開発においても、中長期な関りが必要になってきますね。

研修や個人のキャリアコンサルティングでもお伝えしています。