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⛰️スノーボードという趣味ができ、日々の充実度と生き方が変わった話

💡3行サマリ

  • スノボという趣味、毎週雪山に通う人たちの存在を知る🏂

  • スノボの魅力が深過ぎてどっぷりハマった結果、仕事も好調に💻

  • 「自然と遊ぶ」趣味が人生を豊かにしてくれた☺️

新しいスノーボードの世界を知る


仕事と家の往復で、毎日がなんとなく過ぎていた。金曜日は友達と朝まで飲み、土曜日は昼過ぎに起きてダラダラと動画を見ていたら、気づけば深夜。そして日曜日も昼過ぎに起き、「週末がある」と甘えて、効率の悪かった金曜日を取り戻すためにパソコンを開く。

「趣味は?」と聞かれても、自信を持って答えられるものがなかった。旅行やお酒、美味しいご飯が好きだけど、それはただ消費しているだけで、何かに熱中しているわけではない。毎週末、同じような時間を過ごし、特にワクワクすることもないまま、1週間がまた始まる。そんな日々が、これから先もずっと続くのかと思うと、少しだけ焦りも感じていた。

そんな生活が変わったのは、ふとしたきっかけだった。

ある日、スノーボードが趣味だという友人に誘われ、ゲレンデへ行くことになった。もともと年に数回は滑っていたし、マイボードも持っていたので、それなりにできるつもりだった。しかし、友人の滑りやスノーボードに対する熱量を目の当たりにしたとき、その考えは一変した。見たことのない技、追いつけないスピード、地形を活かした遊び方。「こんな世界があるのか」と衝撃を受けたのを覚えている。

ちなみに、その友人は毎週末必ず雪山に通っていて、これまで「スノーボード=年に数回の特別なイベント」だと思っていた自分に、「スノーボード=趣味」という新しい視点を与えてくれた。

そして、スノーボードが趣味になる


ゲレンデの圧雪コースをリフトで登り、滑って降りる。木の葉滑りを卒業し、スライドターン → ちょっとエッジを使えたらカービング完成、ゲレンデ内の全コースを滑れれば上級者 ——当時の自分もそう思っていた。

だが、実際にはスノーボードの世界はもっと広い。そして、スノーボードの魅力は「自由度」「自然と遊ぶ楽しさ」にある。

トリック(ノリ系や弾き系)、パーク(キッカーやジブ)、フリーラン(カービングや、地形を活かしたライン取り)など、多彩なジャンルがあり、それぞれに無限の技、そこに加わる個性やスタイルがある

最初のうちは、成長の階段の一ステップずつが小刻みで、ゲレンデに行く度に、前回できなかったことができるようになったり、常に達成感があり、気づいたら毎週滑りに行くようになっていた。途中でつまずいたら、別のジャンルに挑戦したり、常に新しい楽しみ方があり、飽きずに続けられた。1年目はグラトリ(グラウンドトリック)、2-3年目はひたすらキッカーを練習していた。

そして、パウダースノー・ツリーランを知ったとき、圧雪バーンでは味わえない、自然の中で遊ぶ楽しさにどっぷりハマった。

滑走跡のない真っ白なパウダーの斜面では、非日常的な、無重力のような浮遊感を感じられる。ツリーランでは、木々の間を駆け抜けるスリルと爽快感が絡み合い、周囲の木々に包まれ自然と一体化したような気分になる。ライン取り、スピードやターンの仕方、明確なルールに縛られることなく、一人一人自由に滑走できる。

さらに、スノーボードを通じて沢山の新しい出会いも生まれた。

毎週ゲレンデへ通う、自分より遥かに上手いスノーボーダーたちと知り合い、彼らから刺激を受けるようになった。「スノーボードが好き」という気持ちがあればすぐに仲間になれる。職場や学生時代のコミュニティとは違う、もう一つの自分の居場所ができた。

スノーボードと仕事に相乗効果はあると思う


スノーボードという趣味ができてから、仕事の評価も自然と上がっていった。もちろん、スノーボードだけが理由ではないが、実感として以下の効果は感じている。

1. 集中力と作業効率が劇的にアップ

週末は、目の前のキッカーやパウダーに集中する。仕事のことを考えていたら怪我をするし、雪山に仕事を持ち込むこともない。だからこそ、オンとオフの切り替えが明確になり、仕事中の集中力が増した。「金曜までに終わらせないと滑りに行けない」という強制的な締切ができ、ダラダラ仕事を続けることがなくなった。

2. タスクコントロール能力の向上

「時間内に終わるタスクだけを選ぶ」「やらないことを決める」——仕事の優先順位をより意識するようになり、タスク管理の精度が上がった。結果として、仕事の質も向上。余裕ができた分、プラスアルファの価値を生み出せるようになった。

3. モチベーションの維持

「なぜ働くのか?」という問いに対し、「趣味を全力で楽しむ」という明確な答えができた。以前は、お金を稼ぎたいという漠然とした願望しかなかったが、スノーボードを始めてからは、「欲しいギアを妥協せず買うため、より良い環境で滑るため」に、必要な給与や理想の働き方について、具体的な足元の目標を設定できるようになった。

また、今週末もスノーボードが楽しみという、シンプルな感情も、短期的な日々のモチベーション維持につながっている。

スノーボードを始めて、日々の充実度と生き方が変わった


趣味があることで、人生は想像以上に豊かになる。

単なる時間つぶしではなく、何かに夢中になれることが、日々を充実させてくれる。仕事のために生きるのではなく、仕事も遊びも本気で楽しむ。そんな生き方ができるようになった。

スノーボードを通じて、自然が生み出す美しい世界と、その裏にある厳しさに直面すると、日々の仕事の悩みが驚くほど小さく感じられる。また、自然の中では、普段街では見ることのできない人間の本質や本性を目の当たりにすることもある。

そして、「人生で本当に大切なものは何か?」を考えるきっかけにもなる。

もし今、新しい趣味を探しているなら——
日常に少し物足りなさを感じているなら——

自然の中で遊ぶ楽しさ、非日常感が味わえるような、新しいことを始めてみよう。

スノーボードじゃなくてもいい。
けど、もし少しでもスノーボードに興味があるなら、
スノーボードが大好きな人を探して、一緒に雪山に行ってみて欲しい。

もしかしたら、あなたの人生を変える週末になるかもしれない。


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