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「マドゴシフェア」のフライヤーをデザインしました。

⽯川県⾦沢市で実践型インターンシップ事業、採用活躍支援事業、学生活動キャリア支援事業に取り組む株式会社ガクトラボが運営する「マドゴシ」。

「マドゴシ」が始まったのは約2年前。コロナ禍で軒並みオフラインイベントが中止に。学生は就活したくても企業と出会える場がなく、企業も学生と会うことができない。

このままでは「石川県で働きたいと思っているけど働く場所がない…」という理由で、どんどん学生たちが県外へ行ってしまう。そんな危機感から、北陸3県の魅力的な企業と出会う場をオンラインで始めたのだそう。

「マドゴシ」には「マドゴシ合説」「マドゴシフェア」「マドゴシリビング」という3つのサービスがあります。

元々はチャレンジコミュニティで出会ったガクトラボの広瀬くんからご連絡をいただき、「マドゴシフェア」のイベント告知フライヤーをデザインしました。(広瀬くん、改めてありがとうございました🙇‍♀️!)

今回は石川県と北海道のため、打合せは全てリモート(Zoom)で行い、ガクトラボにインターンしているももちゃん、ほのかちゃんも打合せにご参加いただき、やり取りを進めていきました。

コンセプトは、パソコンの窓越し(マドゴシ)に企業と出会う。

前提条件としてすでにロゴマーク、Webサイトがあったため、デザインのトーン&マナーはそちらに合わせる方向で決まりました。

ビジュアルは、オフラインイベントであれば写真がありますが、今回はオンラインイベント(Zoom)のため、写真ではなくイラストを使用する方向で決まりました。

「マドゴシ」のネーミングの由来は、パソコンの窓越し(マドゴシ)に企業と出会う、ということでした。この由来を初回の打合せでお聞きした時、すごく分かりやすくて良いネーミングだし、それをビジュアルに表現できるといいな〜とぼんやりと思っていました。

最終的には、実際の出展企業さんの職業(制服など)をモデルにしながら、パソコンの画面が窓になっていて、様々な職種の方々と出会えることがわかるイラストを制作しました。

フライヤー表面

びっくりしたのは、まだ私のイメージをお伝えしていなかった時に、インターン生のももちゃんが「どんなフライヤーが良いと思う?」と聞かれた時。

「"マドゴシ"というところが大事だと思います。画面越しに新しい発見が生まれるというところを伝えたいです。以前SNSの告知などで画像を作成した時、イラストも描いてみようとしたのですが、窓を表現するのが難しくて断念しました。イラストで、楽しそうな雰囲気だと嬉しいです。」というお話をしてくれたんです。

その時点で物事の本質に気付いて表現しようとしている姿に凄いなあと思っていたのですが、そんなももちゃんがイラストを見た時に「イメージ通りでびっくりしました…!」と喜んでくれていたのが、とても嬉しかったです。

インターン編・就活編の告知を一度で完結。

私も前職でインターンシップフェアの企画や運営、告知などを限られた人数で行っていたため、"集客"が一番大変というか、時間がかかることはよくわかっていました。

集客が楽になるお役立ちツールとしてフライヤーが機能すると良いなと思い、お話を聞くと「マドゴシフェア」には「インターン編」と「就活編」があり、「インターン編」はインターンシップができる企業を知ることができ、「就活編」では採用情報を知ることができることがわかりました。

「インターン編」は6月、「就活編」は8月、と短いスパンでの開催ということもあって、当初は「インターン編」の告知のみを行うフライヤー作成だったのですが、「就活編」も含めたフライヤーにすることに。

また、今後も日付や出展企業情報を変更すれば使用できるよう、季節感などは出さずに使い続けやすいフライヤーを目指しました。

フライヤー裏面

6月26日(日)にインターン編、8月27日(土)に就活編 開催!

過去のイベントの様子を動画で拝見させていただいたのですが、双方向のやり取りや、参加者の安心感、そして何よりワクワク感を大切にしているとのことで、その雰囲気が伝わる素敵な出会いの場を設計されているなあと思いました。

中には高校生から参加している方もいてびっくりしたのですが、北陸の大学に通う学生さん、県外に進学したけれど就職はUターンも選択肢として入っている学生さんに、ぜひ参加してみてほしいです!

インターネットで検索してもなかなか出会えない企業さんと出会えたり、自分に合った企業さんを発見したり、北陸で働く意義を知る機会になるはず。

もちろん北陸って就職の選択肢になかったけれど、北陸の企業も見てみたいな〜という好奇心旺盛な方もぜひ◎笑

▼インターンシップ編

▼就活編


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江川 南/RESUPPORT@フリーランスデザイナー
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