INFPの尊さに気づいた話
INFP-Tのミナキは、最近、INTP(論理学者)に擬態することを覚えた。
そして、
INTP(論理学者)のマインドになり、主観から離れたことにより、INFP(仲介者)の時には見えなかったINFPの持っている尊さという魅力に気づいた。
『 INFPという存在が、尊い 』
これは声を大にして、大声で言いたい。切実に。
(INFPであることに劣等感を抱いている同士さんがいたらその人にもぜひ届いてほしいなと思う📣)
ということで。
INTP(論理学者)マインドになったミナキから見た、INFP(仲介者)の尊さを記していこうと思う。
独りで考え込んでいる様が愛おしい
行動する前にそれについて深く考え込んでしまうことが、よくある。
例えば、
誰かに聞きたいことがある時
いつでも、
行動する前にあれこれ考え過ぎて動けなくなる。
相手の気持ちを考えて考えて考えているうちに事が進み、結局"何もしないひと"になってしまったりする。
しかも、この動く前にあれやこれや考えている葛藤を誰かに話すわけでもないので、話しかけるまでにこんな過程があることは誰にも伝わっていない。
(この葛藤の話題に需要が無い、長話になる、上手く話しきれなくて落ち込むことが分かっているので話さない方を選んでいたりする)
こんな内部事情を抱えて毎日を過ごしているINFP。
ミナキはこの"葛藤"が好きじゃなかった。
毎度、何やってるんだ、考えているだけで何にもならないじゃないかと思っていた。
だけど、
INTP(論理学者)のマインドになって、INFPのこの葛藤を見ていると、独りで葛藤している様子がなんとも尊くて、愛おしいなと感じるようになった。
INFPからしたらとんでもなく皮肉な話なんだが、この葛藤している姿が実にINFPらしいなと思う。
何かのために、不器用に、だけど一生懸命に考えている様子を見ていると、力になりたいという気持ちになってくる。
それに、
この『深くまで考え込んで葛藤する』。
一つ一つの事にここまで着目していくことって、なかなか出来ないことだった。
普通ならサラッと受け流してしまうことにもINFPは気づくし、それに向き合い続ける。
向き合って見つけたものを大事にしている。
これってオンリーワンだし、これこそが特徴であり、強みの一つなんだろうなあと思った。
発想全てが思い込み(妄想)
INFPの頭の中は、本当に『妄想100%』で構成されているんだなということがすごくすごく分かった。
良くも悪くも、思い込んでいる。
嬉しいことを考えている時も、
ネガティブなことを考えている時も、
総じて、
これが「ああ」なって「こう」なって「こう」いう展開になるのかもしれないな、と考える。
だけど、その「ああ」にも「こう」にも"根拠"が何も含まれていない。
例えば、
乗っている電車が遅延した時。
だけど、
遅刻することは確定していないし、
遅刻したところで、
怒られるかどうかも定かではない。
それに遅延なのでそもそも自分のせいでもない。(笑)
なのに、
この"1時間くらい動かないかもしれない"から連想される思考回路に捉われてしまい、己の中ではこれが"事実"になってしまう。そしてこの"事実"に怯える。
ちなみに、
INTPマインドになってからは、別の視点からの意見が出てくるようになったので、この"思考回路の捉われ"から抜け出せるようになった。
感受性の豊かさは宝物
こんなに些細なことにも一喜一憂出来るのは感受性が豊かな人の特権だなあと思う。
ミナキはINTPのマインドになる時は、感受性の豊かさが抑えられるようになった。
すると、感性に変化が起きた。
道を歩いていると見えてくる草花や、空、人の特徴を見ても、心が何も思わなくなった。
INFPの時なら感動していたことが、INTPの時は
"ただの景色の一部"と感じるようになった。
INFP(仲介者)のマインド時
INTP(論理学者)のマインド時
INTP(論理学者)マインドの時は、
目に映るものにあまり感動しないかわりに、
「この天気なら雨は降らなそうだ、じゃあ目的地を少し遠くにしても問題無さそうだな」
現実を見て少し先のことを考えられるようになった。
だけど、
INFP(仲介者)の、草花や青空、ほかにもほんの些細なことにこんなにも感情を動かすことが出来るこの感性が、ミナキはとてもだいすきだなあと思った。
この何かに感動している瞬間をとてもしあわせだと感じる。
おしまいに
INTP(論理学者)のマインドになったとしても、
やっぱりミナキの心底にはINFPが居る。
擬態し続けていると、
INFP(仲介者)が存在を主張してくる。(笑)
それに、
論理的思考に囲まれて過ごしていると頭が疲れ果てていくし、
心温まるエピソードを聞くと心から感動する。
別のタイプに擬態することで、
根元はINFPなんだなあと知ることができた。
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