INFJ、はじめての退職と入社が決まった日
虚脱感。
オファーレターが届いた翌日に、
上司に退職打診を行い、
2016年4月新卒で入った企業に別れを告げました。
良くも悪くも普通の道・スタンダードの道を通りづらい、通れない
悩めるINFJの皆様へ参考になるかもしれないし、未来の自分の参考にもなるので
一部MBTIに絡めながら、話そうかなと思います!
また該当MBTIを上げ下げする意図は一切ありません。
9月10月をアドレナリンだけで突き進んでいたか、
Se(外向的感覚)劣等の体が急にガクッと疲れを覚えており全然筆が進まないものの、
初めての体験を、自分のために記録しておこうと思います。
▼転職活動記録の記事
■オファー面談@転職先(10月10日)
一番印象的だったのは、
二パターンのオファーレターとともに
就業規則を添付して送ってくださったこと。
人事の対応というのは企業の状態の表れだと思いますが、
現職企業が適当(※かなり悪い意味で)であること
また、私の職業倫理観は間違っていなかったこと(現職がヤバめなこと)を
まざまざと思い知ります。
・年収:想定通り
どうせがんばりゃアップするので、
特に現在の年収以下でなければ大丈夫だと考えています。自分の実力も知ってるし。
なのでそんなに期待もせずいたところ、微増程度でした。問題なし。
・雇用契約:正社員or契約社員
二パターンのオファーレターをいただきました。
①正社員入社。想定年収通り
②契約社員入社、半年後正社員転換すると3%年収アップ
「契約社員を選ぶ人がほとんどですね。」と人事担当は言いました。
どういう意図があってそのような提案をされたのか?
疑り深いINFJの私は、
正社員登用しか基本的に考えておらず
その場では「契約社員を選ぶ人は本当に多いのですか?」と聞くにとどめ、同事例を検索しました。
検索して数回。
浅学だったのですが、理解しました。
若干グレーな気がアレなので詳しくは語りませんが、
企業にとってメリットがあるからやっているってことですね。
人にとってもメリットになりうるので、選ばせるのは本当に頭が良いなと思いました。
人事としての私は、もし完全に法に反したことでないのならば
他人に対しその提案をすることは全く問題ありません。
今までも商品や会社の魅力を、若干きれいにコーティングして存分に売ってきました。
しかし、個人としての私には一切メリットが感じられず。
半年間「自分の評価は大丈夫だろうか、契約を切られないだろうか(※切られる実力ではないのは理解しています)」なんて
バックグラウンドで考えながら仕事をすること自体が
パフォーマンスにおけるデバフ・デメリットです。
本末転倒そのもの。
貴社の力になれなくてごめんね!!!
でも、入社した暁には小粋なトークで人をだますのは任せてよね。
ということなので、正社員を選びました。
皆様も、これからの私も、疑問なことは徹底的に調べましょう。
謎の引っ掛かりには必ず理由があります。
・入社日:交渉の余地あり
12月1日から入社を希望されたのですが、
有給を使いたかったので
「(賞与処理の)引継ぎが😢」などと無いホラ(引継ぎなんて10月中に完了します)を吹いて12月中旬を希望しました。
まあ転職先も一部きれいにコーティングしたホラ吹いてるんで対等でしょ?
権利は正当に。かつハレーション起きないように行使しないとね?
私だけ権利が許されないなんてことも、あってはならないからね!
昔はピュアで人をだますことに抵抗を感じていたINFJ、
ずいぶん強くなりました。
嘘も方便。ピュアさは必要な時だけ使えばいいんだよ。
強く生きて、自分は自分で生かしていこう、INFJの私達。
■退職交渉@現職(10月11日)
通常業務をこなし、退勤前に
「ご依頼」というタイトルで招待していた上司を
部屋に呼び寄せ、退職意思を伝えました。
・事前準備:ドアインザフェイス・退職願準備・就業規則確認
INFJ、突発的な話は苦手です。
自分の要望も準備しないと忘れます。
なので、自分を守るため
あらゆる問答をすべて想定し、どんなことでも即回答できるように
準備をしました。準備は大事です。タイミングも大事です。
営業も人事もすべて準備して生きてきました。
私のコントロール手中にある面談が負けるわけがありません。
だっていままでそういう仕事をしてきたんだから!
そう自分を騙し意気込んで取り組む。
退職交渉は戦いである。
絶対要求をのませるために、ドアインザフェイスの手法を。
絶対無理だという要求のパターンを先に言い、飲ませたい本当の要求を後に提示する。
もしもごねられた時用の退職願を懐に隠し、就業規則の確認を。
(弊社の就業規則には、『退職時には退職願云々~~~』と書いてありますが、場合により形骸化してるので退職願という紙自体はいらなかったりします。)
・上司:豆鉄砲を食らわせてしまったことで、交渉は全有利に働きました
「全然予想してなくて予兆もなかったので、何を言ってるか受け止めきれません…😢」
「この打合せも、未来の仕事の話だと思ってました…😢」
の状態でしたので全部飲んでいただけましたw
(ごめんね…わかってて全部知られない動きをしていたんだ)
あと、心がやさしい上司だということもあるでしょう。想定より甘い面談でした。
こんなに戦った私だけど、
ただし、上司やいまいるメンバーにできるだけハレーションを与えたくないのも現実です。どうせ傷つけてしまうけれど、彼らは悪者ではない。悪者なのは私なのです。私も退職者を何名も見送ってきたから知っています。
ハレーションをできるだけ少なくできる方法だってあるのに、
馬鹿みたいにこじれた仕事を残していったあの退職者たちを覚えています。(根に持つな。)
下記を伝えました。
①不満があっての退職ではない、感謝していること
しかし、現職企業では絶対できないことを次の企業ではやるということ
②大変なのは残る人たちであるから、引継ぎは当然丁寧に行うこと
私しかできないことは誰でもできるように残すこと
有給消化中も連絡くださってかまわないということ
③私しかできない作業を私が退職日までやるのはまずいから、
来週からさっさと引継ぎすること
(引継ぎ相手は相性がいい部下にしてもらいました。)
④私を「退職者である」という
腫物扱いをして構わないので、
さっさと部署の編成を考え直すためすぐに上に掛け合ってよいこと
⑤だけど、有給は全部使うからどれだけ伸ばしたとて出社はしないこと
転職先の都合もあるから、ちょうどよい退職日で折衷したいこと
・有給:たぶん全部消化できそう
全部は使えない想定で予定を組んでいましたが、
上記理由からたぶん使えます。
アホみたいにめちゃくちゃあります。
1か月以上休みが来る!
人生の夏休みを、
何も考えなくてよい多くの時間を、
味わえる日が来るなんて正直思ってませんでした。
何をしようか自分に問いかけています。
■結論:退職・入社ともに理想的な状態
退職するときのために、自分を守り人をできるだけ傷つけないように、ずっと今の私の定義を考えていました。
自分と現職と転職先にとって、
できるだけ良い退職と、
できるだけ良い入社はなにか?
過去、何名も何名も退職を見送って、無遠慮に傷つけられたあのころからずっと。ずっと考えていました。自分も他人も誰もできるだけ傷つけない方法を。100%なんて無理でも、みんなが納得できる方法を。
まだ未確定だけど、今の私にとってはこれが正解です。
・退職の理想的な状態
①(主に)部下のため
現職企業へのハレーションを自分にできる範囲で必ず軽減すること
部下は必ず大変な思いをします。
だからそこだけはできる範囲で守りたい。
上司・企業総体は正味気にしてないしどうでもいいです。いない組織の未来など、私が考えても仕方ありません。
できるだろ。自浄しろ。役割だろ?!
②自分のため
現職企業へ有給消化の条件を飲ませること
(何にも縛られない長期休みが欲しかったんです。)
・入社の理想的な状態
①現職企業のため
現職企業へのハレーションを自分にできる範囲で必ず軽減すること
②転職先のため
転職先の願い・条件にできるだけ配慮すること
③自分のためすごく仕事が大変なんですと見せつけ、有給を消化すること
引っ掛かりがあるなら必ず解消すること
私へ!この退職・入社は満点です!
初めてのことなのによく頑張ったよね!
えらい。
頑張ったよ、疲れたよ、だから達成感をふくむ虚脱感がすごいよ。
明日立ち上がれるかな。できない気がするよ。
でも、どうしても今日のうち記録したいから、いつもより100倍くらい時間かけて文章書いたよ。
どうか、この記録が、未来の役に立ちますように。
私は久しぶりの夏休みに何をするんだろう?
私は何が好きなんだろう。楽しみだね。