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10代、『山田担』だった|Hey! Say! JUMP


いまやYoutubeでも様子を垣間見ることができる、いまおもえばすこし陰キャな顔の良いオタク同い年の彼は、中学~高校時代のあこがれでした。
山田 涼介くんについて振り返ろうと思います。


中学2年の夏。
私と彼と、探偵学園Q

私は一見真面目に見えたらしいが、まったくそうではない。
ただ聞くだけの座学が苦手な、夢見がちな私は、(いまも仕事中そうですが😂)
授業を真面目に聴いていませんでした。

考えることと言えば山田くんのことばかり。


探偵学園Qは、たしか中学2年生の時の夏ドラマでしたね。
あのときは、まだ山田くんはJrだったでしたっけ。

事前にやっていた単発ドラマを見ていた私は、何の気なくドラマ第1話を見始めます。

かっ    こよすぎません?

山田君のかっこよさは分かり切ってるのでともかく
流様は本当にかっこよい。
信じられない。この世のものとは思えない。


もちろんご尊顔もそうなんですが、顔だけじゃないんです。
所作、態度、言動、洋服センス、切れる頭…
当時中学生の私は小さな心臓を撃ち抜かれ、流様の「中身」である山田くんを5年間追い続けるのですが、


まず流様の話をしましょう。

同い年の男子にはいない、こげ茶の長髪。
少し憂いを帯びた伏し目。
口を開くことは少ないが、開けば声変わり直後の掠れた声で織りなす冷たく芯のある発言。
仲間を仲間とは見做さず、独りで立とうとするがいつか折れそうなハート。
”生まれ”が垣間見えるような、スマート過ぎる高貴な所作。
忘れもしない、8話で、流様が初めて見せた笑顔。
8話ですよ。

"それ"を全身で表現する、齢14の山田くん。

―おい、私の初恋の人(何回目の初恋?)最高すぎんか?


知ってますか?当時はまだアナログデジタルの移行期で、我が家はビデオテープで録画していた時代です。
テレビなんてあまり興味がなかった私は、一瞬で釘付けになり
一晩、録画のテープを擦り切れるほど再生しました。

こんな男の子がこの世にいていいのか?(いや、いい)

流様は本当に良いので、他の記事とかで語りたいんですけど
置いておいて!!


"握手"という名の"契り"

そこから、彼の所属や本業をくわしく知ります。
家にあった(※母親が永年ジャニオタなので二世です)少年俱楽部の録画を見て、
彼の歌い踊る過去曲を全部知り、
旧Hey! Say! 7のデビューに立ち会いました。


東京ドームかなんかで、シングル購入の握手会しましたよね。

裕翔担の友達と行きました。懐かしい。

山田くんと、手と手を合わせた。
そこから私の5年間の契りが始まったといっても過言ではないのです。


毎日(気が狂ってる)彼の事を考え、追い、ブログを更新しました。
コンサートがあればできる範囲のお金で2~回程度は参戦しました。
山田君のグッズが売り切れる回もあって、悔しくて
いまでは考えられないのですが、さすが危険や自分の行動を省みない中学生というか…
当日までに「うちわ」を作り
「衣装(制服ですね)」を準備し
「腕章(メンカラ+山田という文字)」を縫い
「いっぴ袋(切り抜きで作った紙袋)」をこさえて
朝3時半に起きて、始発で横浜や水道橋に向かいました。

いまはそういう感覚を持ち合わせていないのですが、
一部の友人以外の同担はライバル。
にらみを利かせながら子供だてらに道を闊歩するわけです笑

"山田担"としての最後のコンサート

『ありがとう』〜世界のどこにいても〜

おぼろげに覚えています。
あの頃には大分、私の価値観とJUMPの売り出し方針が合っていなく、心は少し離れていた。
最後と決めたのは、大学受験があったから。

たしかシングル「ありがとう〜世界のどこにいても〜」を引っ提げたコンサートだったと思うのですが、
OUR FUTUREが最後の方に歌われたような記憶があります。
その曲で大泣きしたんだよなぁ~。

I will be there for you. It's beautiful...
希望が煌めく
言葉さえいらないほど奇麗だね
肩並べ 見とれてる
この世界と
雲の上から見下ろした OUR FUTURE

OUR FUTURE / Hey! Say! JUMP

うん、一緒にまた見下ろす!!!!!
また会いに来るから待ってて!!!!!!

と言いながら泣いて
しかし二度と行かなくなったJUMPコンサートでした……笑


いまの私にとって、Hey! Say! JUMPとは

あのころよりは遠く、あのころより歌がうまくなって、ダンスも上達して、たまに曲を買って、たまに見る人たち。
私はゲーム配信やゲーム実況を見るのがすきなので、
山田くんは、あのころより近くなりました。

曲に関しては、数の多い「恋」系よりも「愛」「世界」「夢」の歌がすきです。※共感度合の問題です

最近(?)のだとJourneyとか最高ですよね、本当にファンの手を引くアイドルっぽくてすきです。

君と世界中に 鳴らすMusic Life is a journey
そう いつまでも
もっと自由に 空舞うように Always dreaming
Never let you go

そしてもっと遠くまで この想い届くまで
追い風に吹かれ続ける I'll never let you go

Journey / Hey! Say! JUMP

14歳の山田くん、夢見がちなあの頃から
付かず離れず共に私は28歳になりました。
29歳の年ですね。

きっと、お互いここまで大変だったよね。
夢を、ありがとう。

本日は、Journeyを聴きながら通勤した朝でした。

だからこんな記事を書いたのだと思います。

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