【半冬眠日記】37.自分が大切にしたいことを大切にする
昨日は峠を越え、松本まで行ってきた。2/20まで開催中のアート×建築の祭典があったので、今月に行ってみよう!っとなりましたが、メインはそこではない。
ごはんでした。松本はおしゃれな街なので美味しいお店がいっぱい。
前日までに行きたい店の営業時間を調べまくり、どうやったら1日でお腹の中に収められるかの計画を立てた。結果、モーニング〜カレーランチ〜喫茶+お土産マフィンの成果を得られた!
こだわりたっぷりの朝食ごはんも平日でも行列のできるカレー屋さんのカレープレートも、どでかマフィンもめちゃくちゃ美味しかった。
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昨日行ったお店はみな「自分が大切にしていたいこと」がよくわかるお店だった。おいしさ、素材、素早さ、接客、居心地、センス、そのお店ならではのものが詰まっていた。
雑貨屋さんやカフェがいくらでもある激戦区、松本。大切にしたいものがはっきりしてないと、ぼやけてしまってわざわざ行きたいというお店には育たないのかな。なんて思ったり。
朝8時半、目指していた食堂で出てきた朝食定食は美味しすぎて、愛が深すぎて、ただただ幸せだった。
カウンターに並べられているZINEや絵本やパンフレットも思いがはっきりしたものばかりで、きっとこの店主の方が著者のことをよく知った上でその本を置いているんだろうな。と唸るものばかり。
「自分が大切にしたいことを大切にしよう」と思えた。勇気を持って、店主さんにも帰り側にちゃんと伝えられた。
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散策中、学生時代からのお友達から同棲するとの知らせが来た。
ちょうどいい。おしゃれな雑貨屋さんで引越し祝いを買おうと思い、おしゃれなジャムとかを見てた。かわいらしいサイズで1瓶700円とか。高い。でも普段ならプレゼント用だし全然買う。おしゃれなお茶っ葉と一緒に買うつもりでいた。でも手がとまる。
「はて、自分が大切にしたいことはなにか。」
ジャムとお茶っ葉2つだけじゃなくて、他にもたくさん食べてもらいたい。
おしゃれじゃなくて、自分が美味しいと知っているものをあげよう。
結局、雑貨屋さんでかわいいメッセージカードだけ買って、中身は自分が普段から食べていて、買いやすいお値段のものを数点買った。もらう方も気軽に受け取れると思う。そういった想いをちゃんと理解してくれるお友達だと、自分は知っている。
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午後には喫茶店兼食堂で松本に住むお友達とお話した。ほんとは喫茶で遅めのランチを食べたかったんだけど、カレーが消化しきれず断念。でもチーズケーキとレモンスカッシュはめちゃ美味しかった。
お友達、恋人というか人生のパートナーが欲しいけど、時間をかけて親交を深めてから付き合うかどうかを決めたいらしい。他にも本人なりのこだわりがあるので、他人からは「そんなに待ってられん」「中高生か!」って言われるそう。
時間をかけるのが大切だと思うなら、大切だと思いつづけられる日まで大切にしていていいと思う。他人の時間を奪うとか、そういうのは深め合う当の本人達にしかわからないことで、他の人には理解できない需要やタイミングというものある。お友達には檄を送るしかない。
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大切にしたいことねぇ。
多分時間と共に変化していく。でも「その都度その都度、その大切がなにかを見てあげられる余裕がほしい」っていう大切さはずっと持ち続けたいな。
例えば、シワがあっても白髪があっても隠そうとしないとかかな。
真中
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