
素直にソーシャルネット
みなさんはフォロワーの数を気にしますか?私は全然気にしませんといいつつめっちゃ気にして数字見るタイプです。まぁ、多少はみんな気にすると思います。
増えるのは嬉しいですけど、減るのはやっぱり悲しいものです。「あれ、俺なんかまずいこと言った?」とか、「あぁ今日もまた誰かに嫌われてしまったのだな。。」なんて大げさに考えたり。しませんかね?
でも、ある意味で「フォロワーが減る」というのは結果的に良いことでもあると思っていて。今日はそれについて。
SNSが当たり前になってもはや社会的な信用材料として扱われるようになりました。どんな仕事をしているかはもちろん、その人がどのようなキャラクターかもある程度判断できるで。僕も少なからずInstagramは名刺のような役割をしています。
中でも1番ぱっと見で判断されるのがフォロワー数でしょう。ドラゴンボールでいう戦闘力のようなもので「高ければ強い」みたいな風潮は今でもあると思います。幼少期の悟飯のように隠れた強さがあったら、見る人によってはそれを感じ取れるかもしれませんが、ほとんどの人は気づかず数値で判断するでしょう。
逆もあります。実はそこまで強くないのに戦闘力が高く見える。結果がっかりされるみたいな悲しいこともあるでしょう。僕は正直そういう自覚はあるんです。ちょっとリアルな数値より多いなって思う。
そして僕から見て「なんでこの人がこの数字なの?桁が少ないでしょ!」と思うこともあります。実際にめちゃくちゃ良い仕事をしていてもフォロワー数が多くない人とかいくらでもいる。
要は「フォロワー数が多い」ってそこまで信用度高くないんだと思います。でも社会的に数値って強いですよね。売り上げ部数◯◯突破!とかで、あぁこの本は良い本なんだろうなって思わされる。
本のタイトルに数字が溢れているのもそのせいで。「◯◯が9割」という本がたくさんあって「足したら10割越えるやん!」と本屋に行くたびにツッコミを入れるひとは多いでしょう。
1番わかりやすくて強いのが数字です。でも、言った通りSNSにおけるフォロワー数はそこまで信用してません。個人的に大事なのは「その数字が素直かどうか」です。
例えば僕がものすごくポジティブな話をして前向きな発言ばかりして、フォロワーが増えたとします。でも僕は実際にはネガティヴ(と世間的には言われてる)な人間なので、嘘によって増やしたということになります。
一方で嫌われるのを承知で素直な言葉だけを発するようにして、発言するたびにフォロワー数がどんどん減っていくとします。というか実際に僕はそうです。Instagramとかストーリーあげればあげるほどフォロワー数が減ります。
でも、このフォロワー減少は実はポジティブに捉えてるんです。「あ、またひとつ素直な数字に近づいたな」と。増えるも減るも、僕が素直である以上はどちらも同じ価値があると考えてます。
まぁ、側から見てその人の言動が素直かどうかなんてわかりませんし、人のフォロワー数が適切かどうかなんていう基準もありません。そもそもそんな偉そうな目線で人を判断するのがおかしいし、不可能です。
もしリアルな世界で街ゆく人の頭の上にフォロワー数が表示されていたらどうでしょう?実に奇妙な世界です。でも、SNS場では普通にそういう世界なんですよね。
僕らが判断できるのなんて「今、自分が素直かどうか」ぐらいです。
嘘をついてフォロワーを増やすぐらいなら、素直に叫んでフォロワーをどんどん減らし、最終的に残った5人で鳥貴族に行きたいんだ。
— 中村雅紀 | TBR (@thebluerecords) May 13, 2020
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