新卒訪問看護師の就活①🚲
新卒訪問看護師はマイナーなキャリアです。
私の通っていた学校では、1学年70人いましたが、新卒で訪問看護ステーションに就職したのは私1人でした。
なぜ新卒で訪問看護に飛び込む人が少ないのか。
3年神話、そもそも受け入れできるステーションが少ない、様々な理由がありますが、それは先輩方がたくさん発信してくださっているので、置いておいて、、、
今回は、私の就活と、私が思うステーションの選び方 新卒ver.についてお伝えできればと思います。長くなりそうなので、2回に分けることにしました。前半戦は私自身の就活について。
私の就活🐰
実際の就活がどんな流れで進んでいくのか?これが私が当時いちばん知りたかったけど、情報を得るのに苦労した部分でした。
誰の役に立つとも思いませんが、私が訪問看護師を目指すことを決めてから、内定承諾するまでのお話をざーっと書いていきたいと思います。
就活を始める前にしたこと
私が本気で新卒で訪問看護に就職することを考え始めたのは、3年生の年末でした。
領域別実習はまだ半ばでしたが、私の中のメインである在宅と母性(もとは助産に行きたかった)の実習を終え、訪問看護師になることを決意したころです。
まず、在宅ゼミの先生に「新卒で訪問看護師になりたい」ということを伝え、就職活動のサポートをお願いしに行きました。
私の通っていた学校では、3年生の3月以降、某就活サポート会社?の就職説明会がありましたが、病院就職が前提で、アプリにも病院以外の求人はほとんどありませんでした。
つまり、新卒訪問看護師の就活は自力で何とかするしかありません。でも、たかが学生1人の力ではなんともならないので、在宅領域の先生のお力を借りました。
このときに、学年担任の先生に頼らなかったのは、反対されることが分かりきっていたからです。実際に、就活を始めてからの担任との面談ではやめておいた方がいいと何度も言われました。
新卒訪問看護師の就活はとても孤独なので、味方でいてくれる、応援してくれる大人の存在は本当に大事です。
就活の流れ(私の場合)
就職先を決めるまで、私がやったことをざっと挙げていきます。
◯3年生12月
在宅領域の先生に相談、新卒訪問看護師になりたいことを伝える。
◯3年生1月(まだ実習中)
県の看護協会にある訪問看護支援センターに、新卒で訪問看護師になりたいこと、新卒採用をしているステーションの情報を知りたいことをメール✉️
◯3年生春休み
都会のステーションのオンライン説明会に参加(2か所)。
地元の新卒採用をしたことがあるステーションの見学(2か所)。
◯4年生4月
地元の23卒の新卒採用が決まっているステーションの見学。
都会のステーションの見学会に参加。
◯4年生5月
地元の第1志望のステーションの面接→不採用
地元で23卒の新卒採用をするステーションが分かる、情報収集、見学。
ダメ元で都会のステーションにエントリーする。必要書類提出。
◯4年生6月
都会のステーションの書類選考通過。面接。
地元のステーションの情報収集、見学検討。
都会のステーションの内定→内定承諾。
訪問看護支援センター、面倒をみてくださっていた地元のステーションの管理者さんたちに就活終了を報告。
という感じです。
もちろん、授業、バイト、卒論ゼミもあって、合間で、自己分析を進めたり、履歴書の準備をしたり、面接の練習を先生方にお願いしたりしていました。
就活を始めるにも、特に私の地元の新卒訪問看護師採用は、ネット上にはほとんど情報がありませんでした。
とにかく情報を得るには、県の看護協会の方を頼ること、あとは先生のツテを頼ること(実習先などで先生には知り合いがたくさんいる)が大事だったのかなと思います。
今のステーションとの出会い
今お世話になっている都会のステーションの存在を初めて知ったのは、新卒で訪問看護師になることを考え始めた2年生の頃でした。自分でネットで「新卒 訪問看護」と調べて出てきたのと、当時相談した先生から紹介していただいたサイトも今のステーションのものでした。
ただ、こんなことを言っていいのかわかりませんが、
実は当時(というか今のステーションの面接を受けるまで!)、今のステーションにエントリーする気はおろか、上京する気もありませんでした🙃
オンラインで就職説明会に参加したときは、先生から後押しされて参考程度にという気持ちで、インターンもせっかくなら行ってきたら?というこれも先生からの後押しがあり、面接にエントリーしたのもダメ元で、書類は提出期限ギリギリだった記憶があります笑
でも、地元を出るなら絶対ここがいい!!と思っていたステーションではありました。結果的に、私はここで働くことができて、今とても幸せだな♡と思っています。
面接のときのこと
そんな超受け身な私が、今のステーションへの就職を決めたのは、面接のときの出来事がきっかけでした。
面接当日、初めての場所、都会、大失敗した1回目の地元の面接、たくさん練習してきたこと、いろいろ思い出して、ド緊張しながらピンポンしました。
そのとき出迎えてくださったのが、当時の所長さんで、今は管理者をされている大好きな看護師さんでした。
このとき私は直感で、
「あ、私この人のもとで働きたい」
と思いました。
たったこれだけ?と思われるかもしれないですが、これが、もし、何かの間違いで内定をいただけたら絶対ここで働く!と決意した瞬間です。うまく言葉にできないですが、ひとめぼれです。
数日後、《内定》と書かれたメールを先生と一緒に何回も確認して、面接のときの所長さんの話もして、当日のうちに内定承諾のお返事をしました。
実は、高3のときに、バイト先を探していたときにも同じ経験をしていました。
そのときは、面接してくださった社員さんと話していて、「この社員さんがいるここで働きたい!」と強く思ったことを覚えています。
結果、採用していただくことができ、いくつかバイトを経験しましたが、唯一4年間続けることができたバイトでした。
このときの経験があったので、私は面接のときの直感を信じることができたんだろうなと思います。
この1年、あのときの所長さんで今は管理者の先輩(先輩とお呼びするのが正しいのか?)をはじめ、とても素敵な先輩方にたくさん支えていただき、あのときの直感を信じてよかった☺️と心から思えています。
本当に感謝感謝です。
まとめ方もわからないし、誰得?と思いながら書きました笑
また、ステーションを選ぶときに大事にしたことも書いていけたらなと思います💭
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