#4 モンゴルで見ること食べること
こんにちは
はじめまして、モンゴル遊牧スタディツアーに参加する、法学部1年の中橋桜です。
今年の春に慶應に入学したため、学生団体S.A.L.のスタディツアーに参加するのは初めての経験になります。家族以外の人と海外に行くことも、現地校でワークショップを開催するのも、モンゴルに行くのも初めてで、とっても楽しみでワクワクしています!
モンゴル遊牧スタツアに行く目的は、「自分のコミュニティーの外を想像する」ことがモンゴルではどうやって行われているのかを遊牧民と都市民の生活規範・価値観の違いや関わり方から知ることです。そのため、遊牧地でのホームステイや都市でいろんなものを見たり、いろんな人と話したり、いろんなものを食べることが楽しみです。
現地に行くということ
個人的な話になりますが、中学受験の時に受けた試験科目の一つに30分間のエッセイがありました。その対策で塾の先生に繰り返し言われていたことは、どんなお題が出されても、それを社会問題に関連付けるということ。例えば、「1年の中であなたの好きな日はなんですか?」という質問に対して、入学式の日→学ぶ喜び→女性の教育機会、というように。小学生ながらに社会問題の名前、データ、データを算出している研究所の名前をただただ暗記することをしていましたが、実際何が起きているのか、実際自分が問題視していることだとしてもそれに対して自分がなんの行動も起こせていないことにずっとモヤモヤを感じていました。
だからこそ、今回現地に赴く経験ができること、また、スタディツアー後にセンドアウトという形で学びやメッセージをアウトプットできることを大変貴重に思います。結局教科書やドキュメンタリーなど、何かしらの媒体を通じた学びは、学びたいもののイメージ作りに止まるものだからです。もちろん、暗記などの単純な勉強によって現地で見えるものが理解しやすかったり、注目できることが多かったりするため、必要不可欠ではありますが、現地の空気感、現地で生活を一緒にすることはより多くの気づきや学びにつながると考えています。
現地に足を運ぶことで、自分の中に無自覚に存在している偏見にも気づけるでしょう。物事を定義づけることは見えるものを狭めるという考え方と、逆に注目する箇所が限定されて多くのことに気づけるという両方の見方がありますが、私はどちらも正しいと思います。そのため、現地では懐疑的な視点をもったまま、適宜定義づけの提案をみんなでしていけたらと思います。一緒にスタディツアーに行くメンバーは個性豊かで面白い人ばかりなので、現地で様々な議論をすることもとても楽しみです。
食べ物
家にいる時間はほとんどなにかを食べているほど食べることが大好きな私は、モンゴルフードもとっても楽しみにしています。モンゴル料理ってどんなものなのかなと両国ウランバートルと新宿のモリンホール屋というモンゴル料理屋さんに行ってみましたが、どちらも絶品で、現地で料理を楽しむことが待ちきれません。基本羊の肉を作ったメニューがメインで、大きい餃子とタコスの中間のような見た目をしている(note#0の写真にあります)ホーショールという料理がとっても美味しかったです。ミルクティー煮の水餃子という料理はどちらかというとしょっぱくて、美味しくて、驚きました。スタディツアーでモンゴルに行かれた先輩は、モンゴル渡航後にはモンゴル料理は勘弁してくれと思ってしまうほどのモンゴルフードが苦手になってしまったようです。モンゴルから帰ってきた時にモンゴル料理に対する私たちの評価がどのように変わるのかも見物です!
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学生団体S.A.L.とは
国際問題啓発団体を自称しているが、実態として活動の幅はより多岐にわたる。フリーマガジン制作や、ドキュメンタリー制作、インタビュー活動から教育支援活動まで、多様で幅広い活動を行う10プロジェクトからなり、長期休みには、国内外のスタディーツアーを実施している。色々な視点、色々な方法で世界を肌で経験し、自分の世界を広げることができることのできる場所である(寄稿者主観)。
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