未経験で介護職に転職する場合に最適な施設

少子高齢化社会に向かっている日本では、将来親の面倒を見る時に備えて勤めていた会社を辞めて介護職に転職をする人も増えています。介護業界は需要に対して人手が足りていないのが実情で、自分に合った条件で求人を探しやすいのが特徴です。そのため、就職すること自体はそれほど難しくはありませんが、一口に介護職といっても勤務地によって仕事内容は大きく異なります。経験や資格の有無が採用の条件となっているケースもあるため、事前に確認をしておくことが大切です。

いくつかある介護現場の中でも未経験者に最適と言われているのが有料老人ホームを始めとした入所系の施設になります。こちらは文字通り要介護者が生活をするために作られた施設、24時間体制での健康状態のチェックが必要となるので、日勤と夜勤のシフト勤務が基本です。一見すると未経験者には不向きな印象を受けますが、入所系は他の施設に比べて常駐している職員の数が多く、質問や相談がしやすい環境が整っています。余裕があるため新人教育の時間も割きやすいので、働きながら技術や知識を身に付けていくことができるのが強みです。

介護医療院という、2018年からスタートした施設形態を選ぶのもおすすめです。介護医療院は、医療と介護の両方のサービスを持つ施設です。介護職はもちろん医療従事者やリハビリ職員などいろいろな職種が働いていて、前述した入所系施設と同じような体制のなかで働けます。ミスマッチを防止するためにも、求人に応募をする時は事前に職場見学をさせてもらって雰囲気を確かめておくことも大切です。介護医療院の詳細をもっと集めておきたいなら、このサイトもおすすめです。>>>医療・介護の新モデル「介護医療院」