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【5月】ライブ感想その②【RAS 富士急】


前書き

相変わらず書くのが遅いライブ感想その②

コロナ以後のライブ自粛期間も(今後どうなるのかは知りませんけど)ひとまず終わり、5月に富士急ハイランドで行われたRASの声だし可能ライブに行ってきたのでその感想回です。

その前の週に配信視聴してた感想その①はこちら


野外ライブかつ声だし可能、さらに場所も山の中ということで❝猿❞の参加も多かった今回の富士急ライブ。
山梨県とか言ってるけど実際には海無し県だし、猿がいるのはしょうがないよなあ?
個人的にはあらゆる意味で「オタクライブが帰ってきたな」という思いが強く、山猿がいることの是非はともかくとしてなかなか感慨深かったですね。

同じ場所で前日に行われていたブシロックフェスは、自分が参加したRAS単独よりもまぁヒートアップしていたとかいないとか


フェス形式なんかだと、目当ての出演者の出番が終わったら暴れて退場させられても猿視点ではたいして痛くないのもあり暴れ多め濃いめになるとか聞くけどどうなんでしょうね。

暴れないにしても自分の好きなアーティストの出番が終わったら帰る人は多いわけで、噂ではラブライブの時だけ騒いで終わったら即帰っていく集団に対して「さっさと帰れー!ラブライバー!!」等の心温まる別れの言葉が投げかけられていたとか


黒沢2の話はするな


こういうライブの…なんだろう所謂民度(?)についてちょうどいい機会なので少しだけ触れておくと


まず前提として自分はオタ芸したり家虎したりしたことはないし、光害まき散らしたり走り回ったりしたこともなきゃするつもりもない…というか出来ないしやるほどの元気もないというのが正直なところなんですが


誓ってオタ芸はやってません


個人的にはアホがどこにもいない世界よりは1,2%くらいはアホがおる世界の方が人生は楽しいと思っているので、クスリきめてたりセックスしてたりステージにものを投げ込んだりする海外ロックシーンのようなことになんなきゃ多少ヒートアップしててもまあこれはこれで必要悪なのかなとは感じます。


実害さえなければ(重要)暴走オタクを見てる時の自分は割とこんな感じ


若い猿が持てあましたエネルギーを音楽イベントで発散してるだけならそれでいいんじゃねえかな。
スポーツ観戦でヤジ飛ばしてる人たちもそうだけど、窃盗とか傷害とかに走るよりは暴走の種類としてはいくらか健康的だと思います…真面目に。





ライブ感想


富士急に1人で電車で揺られて向かったので現地に行くまでのドラマは何もなし。
毎年ライブ絡みで富士急に行くたびに「あそこマジで行くのめんどくせえなあ…」と思ってるけど、まぁ行きさえすれば楽しいのでしぶしぶ向かう。
野外ライブ自体は熱気を感じやすくて結構好きですね。
狭いホールで爆音出したりするとハウリングしやすいんで音質より盛り上がり重視なら悪くない。

以下セトリと感想


オープニングアクト:近畿情報高等専修学校 軽音楽部(大阪)
M1 花占い / Vaundy

◆ゲストアクト:Roselia
M1 熱色スターマイン
M2 Dear Gleam
M3 PASSIONATE ANTHEM
M4 BLACK SHOUT
M5 FIRE BIRD

◆RAISE A SUILEN
M1 Invincible Fighter
M2 DEAD HEAT BEAT
M3ゴーカ!ごーかい!?ファントムシーフ!
M4 UNSTOPPABLE
M5 OUTSIDER RODEO
M6 劣等上等
M7 Keep the Heat and Fire Yourself Up
M8 Repaint
M9 !NVADE SHOW!
M10 狂乱 Hey Kids!!
M11 灼熱 Bonfire!
M12 EXPOSE ‘Burn out!!!’
M13 -N-E-M-E-S-I-S-
M14 THE WAY OF LIFE
M15 HELL! or HELL?
M16 DRIVE US CRAZY



OA


大会を勝ち抜いたリアル高校生バンドによるオープニング。
進藤あまねが司会として登場した瞬間、近くのオタクが「んあまぬえぇ~~~」と大声を上げておりコロナ禍から解き放たれたガチ恋勢の喜びの声を聴くところからライブスタート。

演奏する軽音部はいかにもな陽キャっぽい男性ボーカルといかにも陰キャっぽい楽器隊とで顔の緊張感が違ってて面白かったです。
Voが右に左にと走り回りながら歌うことはバンドリではないのでテンション高くてよかったんだけど、始まる直前に「この曲はコールする場所も多めなので盛り上がっていきましょう!!」とだけ言われても何の曲やるかも知らないのに合わせるのは無理だった、すまん。

Vaundy自体は分かるけど何処にコール入れるかとかは分からんて…。



これを大学生が1人で作詞作曲してるのは凄い。
高校生からすると年齢近いし親近感あるんだろうなあ。




Roselia


一曲目からいきなり熱色スターマイン

(おそらく)最後に声だし完全OKで行われたRoseliaの単独ライブのアンコールラス曲が確か熱色スターマインだったはずなので、その時のアンコールからの続きって意図なのかなあとか思いながら聞いてました。
今日は最初から喉の調子良さそうでしたね。

今回やった中だとDearGleamが聞けると思ってなかったから嬉しかった。
クサメタルみたいなイントロで始まる曲が大体好きともいう。


で、合同の時は大体やってる気がするPASSIONATE ANTHEMからBLACK SHOUT、FIRE BIRDと定番曲をやって交代


本当に声だし久しぶりだったのもあってRoseliaの時は自分を含めて「客が声の出し方を忘れてる」感が凄かったです、全体的にw

合間合間でゆっきい~~~とか叫んでるオタクの声は良く聞こえていたけど肝心の曲に入るとオタク側が結構ボロボロ()

自分はBLACKSHOUTの時が特に忘れ方が酷くて「あれ、ここの歌詞って【衝動】と【幻想】どっちだっけ…?いや、【本能】か…?」と思いながら日和っているうちに客の方で歌う箇所が終わるという悲惨な有様

Roseliaのターンは歌詞が何だったかとか、どの程度回りが声を出すものなのかとか手探り状態で会場全体でおっかなびっくりやってたので出来ればもうちょっと場が温まった状態で聞きたかったなあという。

9月の単独もDAY1は多分行くのでそっちではちゃんと【SHOUT!】できるように…。





RAS


交代中の時間でちょっと騒いでる客とか特攻服きて走ってる客とかを横目に見ているうちにinvinsiblefighterと共に本日の主役の登場。
記憶に残ってる範囲で感想を

DEAD HEAT BEAT

行く前に予習しなおしておいてよかった曲

(NA-NA-NANA- NA-NA-NANA-) のところは声出しありならやるだろうと思っていたので新曲だけどすんなり声を出せました()
てか今思えばかなり久しぶりの声出しなんだから新しめの曲以外もやる気出して予習しとけばよかったな…。


ゴーカ!ごーかい!?ファントムシーフ!

え!?これやるの!?と思った曲。
RASの曲が足りてなかった頃は非リアルバンドのカバー曲やってるけど今回やると思ってなかったので驚き。
以前カバーしてたスカーレットスカイとかもう一度ルミナスとかももしかしてやるのか…?と思ったものの…流石にそっちはやらず。

カバーバージョンのScarletSkyはいつか生で聞きたいんでそのうちやってくれー


劣等上等

https://www.youtube.com/watch?v=OJjA3pbg9jg


元がボカロ曲であることを忘れそうになるほどRASのライブでは毎回やってるやつ。
歌詞が割とチュチュと合ってるのもあるんでもうずっとやっててくれ…。

これに限らず紡木 吏佐の生ラップは数年で凄い上手くなったと思う。
初期の頃は甘ったるい声のラップは正直ちょっと微妙だなって思ってて、加入前のRIOTが一番好きだったりしたけど最近は全然違和感なし。
むしろチュチュラップパートがないと物足りない感じがする。


Repaint


Fear, and Loathing in Las Vegasの提供曲。
会場でもMV流れてたけど、去年やってたこのタイアップシリーズはどれもMVが結構好き。
他のバンドをモチーフにした戦闘機と戦ってるのオモロい。

どこかのフェスか何かでベガスも聞いてみたいんだけど、なかなかちょうどいい日に出てないんだよなあ。


灼熱 Bonfire!


珍しく公式の振り付け(?)っぽいものがあって手を挙げる順番とか拳銃うつ真似とかが揃うやつ。
こういうのは声出しできると特に楽しいよなあと思いました。

まあ振り付け結構忘れてたんですけど…(n回目)



-N-E-M-E-S-I-S-


今月発売予定の新曲。
休憩明けの一曲目だったから一瞬分からなかった。
ライブ映え良さそうだとは思ってたけど想像以上に盛り上がった。

今後は定番曲になりそうな気がする。



DRIVE US CRAZY

曲自体はいつもやってる定番曲なんだけどここでついに事件が発生

ここまでも休憩中に集まって踊ってるやつらとか奇声あげてる猿とか、はみ出して警備員に注意されてるやつとかはちょこちょこいたものの、
ついに最後の曲の最中に発炎筒らしきものを持って全力疾走する馬鹿が登場。

前日にそういうやつらがいたとは聞いていたので、謎の火薬の臭いがしたときは遂に来たか…ッって感じでしたね。


これから起こる戦いを前にスト2の観客になった気分


当然警備員がそれを見逃すはずもなく、すぐにすっ飛んできて取り押さえにかかりました。
しかし敵もさるもの、山梨の🐒の本領を発揮して一度は警備員を抜きかけます。

…ですが体勢をくずしたところに二度目のタックル


いや、得点はないんですけどね…。


猿君は無事取り押さえられ退場していきましたとさ。


まあなんつうか、やっぱり最後にやるあたり計画的なんだなあと思いましたね。
ブシロのライブは比較的緩いから飛び跳ねながらUO振り回して「れおちゃーーーん」とか「りこぴぃーーーん」とか騒いでるだけなら捕まらんだろうに組み伏せられてもトライしたい何かがあるんだろうか…わからん…w


と、いうわけで全体的にはちゃんとした意味で盛り上がりつつ


まさかのアイシールド21の21周年を記念した一方的特別コラボで最後にはちゃんとしてない意味で盛り上がり、ライブは幕を閉じました。

今後何かの間違いでアイシールド21のアニメOP曲とかがカバーされたら、抑えられたオタクを思い出して吹き出してしまいそう。



これとかどうですか?木谷さん


この手のオタクたちがその元気を違うことに使うことを願いつつ、今回はここまで

次のライブは多分9月かなあ。




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