第3回ジャンク杯 ~マジカル10連ガチャ杯~ 対戦レポート
ジャンク杯とは?
ジャンク杯とは…
その名の通りジャンク氏が主催する○○杯とは名ばかりで賜杯も何もないお遊び
つまりはただの知り合い同士の対戦会である
ランク上位経験者、0名
世界大会出場者、0名
それどころか剣盾の対戦経験者、0名
お分かりだろうか?
参加者は誰一人として最近のポケモン対戦などしていないのである。
にもかかわらず、その全員が「俺がこんなやつらにポケモンで負けるわけがない」という根拠レスな自信だけは持ち合わせた7名のカス集団。
勝って得られる名誉などなく、負ければ恥をさらすだけ
それがジャンク杯の基本理念なのだ
お気づきであろう。第一回のコピペである。
というわけで第2回から飛んで第3回のジャンク杯レポです。
ちなみに2回目のタイプ統一ルールはフェアリー単で挑んで2-3というネタにならない成績で終わったので自分のレポートは書いていません。勝った時しか書かないのかって?そりゃそうよ。まあ逆に全敗とか優勝決定戦負けとかのネタになる内容なら書いてもいいんですけど2-3はなんもなさすぎる…。
ちなみに今回からはレポートを書く人はルール化されました。一人が書き続けるのは負担が大きいし、身内大会とはいえこういうのが残るほうが古き良きポケモン文化を感じられる気もするので。
第三回 ~マジカル10連~ ルール説明
第2回のタイプ統一戦によりワロス地方ジタクジムのジムリーダーがhaitoku氏に決定したあと、ポケモンに疲れた異常独身男性共は…ソシャゲに飢えていた―――。
より正確にいえばソシャゲに、ではなくガチャに飢えていた。
無理もないだろう。今作のポケモンは個体値などは全て後から王冠で上げられる。街を走り続けて卵から6Vが出ることを祈る射幸心刺激タイムはもうないし、そうして6Vやさらに色違いが出たりしても脳内物質が駆け巡ることもないのだ。
そうしてガチャの刺激をポケモンにも求めた6匹の猿共が選んだ次のルールが「マジカル交換を10連してそのポケモンを育てて対戦。サプチケ枠で伝説以外の好きなポケモン1体選出可能」というものであった。
(※ポケモン被った場合は引き直しあり。このガチャをしていたのがさいきょうリザードンイベントの頃だったので、色違いヒトカゲ狙いの孵化余りが大量に流れてきていたため同キャラは引き直さないとゲームにならなかった。)
早速だがその結果がこちら
個別に全部貼るほうが見やすいが別の問題があるので諦めてくれ…。
どうでもいいがほぼ全員が2段目を左から並べているのに1人だけ右から並べている奴がいるのに気づいた。彼こそが真の異常者なのかもしれない。
何はともあれ異常独身男性たちの射幸心は満たされたので次のステップへ
自分の使用パーティ
使いやすいポケモンが揃っていてガチャ結果には大きく満足していた覚えがある。
パラドックス準伝は使用可能だということだったので、せっかくだしランクマで使えないポケモンを使おうと思いタイプ相性考慮して最初に選ばれたのがこのテツノツツミ
純粋にキャラパワーだけで見たらディンル―のが強い気がしたが、じめんポケおおすぎるのでパス。
ただ色々と考えていくうちに、テツノツツミを選ぶとどうしてもパーティ全体の耐久力やテラスタル選択を先延ばしする能力に不安があるように思え、ハイドロポンプの命中不安も気にかかり期日直前でリストラされた。
折角色違い探したしデザインは好きなんで全勝が求められないランクマとかで使ってみたい。
そうして出来上がったパーティがこちら
えぇ、当日は対戦相手から「なんやこの厨パァ!!」と連呼されていましたよええ。
お里の知れた猿共の罵声はさておき10連ガチャパにしては強すぎるほど強いのは確かだと思う。そのままランクマいけるんじゃないかな?
ブイズを使えたのが相性補完的に大きかったかなぁという感想
以下個体解説。技とテラスタイプ、もちものは画像参照
カイリュー
性格:いじっぱり
努力値:212-204-4-*-4-84
ランクマで使っていたのを流用したサプチケ枠。
自分で何か考えたわけではなくS1で2位だった人の型の丸パクり。
下手の考え休むに似たり…雑魚が何か考えるより強者を信じろってわけよ。わかる?w
………一応自分なりの考えを補足すると、最近ランクマで遭遇するカイリューはミラー意識でもう少しSに振っているので、多少Sを延ばすことは考慮してもいいと思う。
ただカイリューミラーを考えないならステ効率が一番良さそうなのはこれで間違いないはず。鉢巻きも渦アンコも使ってみたけどこの型が一番強く感じる
ジャンク杯での選出率100%、絶対的なエース
ガブリアス
性格:ようき
努力値:AS252ぶっぱ、余りB
特に何の捻りもない最速はちまきガブリアス。
唯一悩んだのが性格を陽気にするか意地っ張りにするかというところだけ。
いじっぱ地面テラスじしんはかなりの範囲を等倍で吹き飛ばす…が先発ガブミラーが嫌だったのでようき。
カイリューとの相性を考えるとステルスロックやドラゴンテールなどを覚えさせた耐久振りの方が恐らく強く使いやすいとは思ったが、ステロ枠で採用すると後述するドオーと役割が被るのが気にくわなかったのでアタッカー採用。
毎回出したわけではないが3タテすることもあったり仕事は十分してくれた。
ファイアロー
性格:ずぶとい
努力値:H68ーB252ーS188
調整意図
S:ようき最速ガブリアス抜き調整
HB:ゴツメなので余りを物理耐久最大になるように振り分け
一応ようきガブリアスの鉢巻き逆鱗を最高乱数以外耐え
パーティ唯一のオリジナル調整(?)
ちょうはつ、ほのおのうず、はねやすめで受けポケモンをキャッチして嵌める目的と、物理受けクッションで使ってほのおのからだの運ゲーチャレンジ目的での採用。調整を自分でしているのもあり正直信用しておらず、使う機会があるかは怪しいと思いながら育成していたが一度選出機会がありちゃんと活躍してくれたので報われた。とり最強!!!
ドオー
性格:わんぱく
特性:ちょすい
努力値:HB252ブッパ、D4
本来ドオーは特殊受けでの運用が多いと思うが、参加者の10連ガチャ結果でアタッカーが極端に物理に偏っていたのでステロまき兼物理受けとして採用。
マリルリ、イルカマン、ウェーニバルが対戦相手のガチャプールに存在していたため特性はちょすい。ただ発動させる機会はなかった
ステロ枠として多く先発、良くも悪くもステロをまいて普通の活躍をしていた
ニンフィア
性格:控えめ
HP:164 / 防御:4 / 特攻:252 / 特防:4 / 素早:84
恥も外聞もない調整パクり枠その2。37位の方のニンフィア
イーブイ枠の進化先をブラッキーorエーフィorニンフィアの3択で悩んでいた際、キョジオーンやヘイラッシャをくずせるかつパーティに足りない特殊アタッカーを補充できるこだわり眼鏡ニンフィアに目を付けた。
調整を自分で考えるのが億劫だったので上位の記事をあさりながら調べていたところ、好みのものが見つかったので丸パクりさせていただきました。
ほぼ対戦することになるであろうマリルリ、ドドゲザン、ついでにブイズミラーで上をとれそうなS調整(※ドドゲザンはSブッパも多いので最近怪しい)かつ最低限の物理耐久があるのが◎
低速ポケモンなので大活躍とはいかなかったが役割は遂行していた印象
マスカーニャ
性格:ようき
努力値:AS252ぶっぱ、余りB
何も考えることのないASぶっぱ。父さんはな、思考停止がしたいんだ。
技構成だけは悩んでいて、ガチャプール上どくびしを回収できるポケモンが相手にほぼいないのと自分のパーティに回復技持ちが多く毒とシナジーがあることを考慮し、ランクマで使っていたマスカーニャのふいうち枠をどくびしに変えて使用した。
どくびしが重要な仕事をすることもあったので一応正解ではあったのかなあと。
対戦レポ
ジャンク
おおっとここでサプチケカイリューの勝ちたがり野郎の登場だ。
見えていた範囲でドドゲザンキョジオーンパーモットと軸のポケモンがランクマ級だったので強いだろうなとは思っていた。予想と違ったのは1点、ビビヨンがいないということ。
当日まで自分はふくがんビビヨンのほぼ必中眠り粉の可能性におびえており、ニンフィアに気持ち程度ねごとが入っているのはその対策のためでもあったりした。
まあ蓋を開けてみたらいなかったんだけど…()
マイオナに怯えすぎだろって思われるかもしれないが、今のSラインだとビビヨン結構やれると思うんだよね。選出画面の圧は結構あるというか
試合自体は確かドオーがステロまいたあとニンフィアにバックしてキョジオーンを突破、ステロをまいておいたことでカイリューミラーのマルスケの有無の差ができりゅうまいから残り抜いて終わりだったはず。
大昔カードゲーの大会出てた頃も思ったけど初戦勝てると安心感が凄い。
1-0
ノエ
全部終わったから白状すると、ガチャ画像に写っていたヒラヒナがクエスパトラの進化前であることを完全に忘れていて「軸がマスカーニャとジバコとイエッサンでしょ?サプチケ枠でトリルでもやるのかな」程度の認識で臨んでいたので意表を突かれた。
というか今思うとイエッサン♀だからトリル使えないんじゃ?までは調べるべきだったし今作からレイド産のイエッサン♀はトリルを覚えるらしいということまで含めて初耳だった…。明日役に立つかもしれない豆知識をどうぞ
壁対策が頭から抜けていたので本当に困ったがマスカーニャニンフィアカイリューで選出。
オーロンゲにはたきおとすした後、何故かニンフィアにバック…。
振り返ると先にどくびしまけばいいじゃんとしか思えないんだが俺は何を考えていたんだろう…。
そのあと壁で守られたクエスパトラをある程度ターン消化しつつニンフィアで削って、アシストパワーのタイミングを神に祈ってマスカーニャに交代してエスパー無効。
格闘テラスを使わせたのちにたすきの行動保証で削りカイリューのしんそく圏内に入れて突破しそのまま勝ち。迫真のプレミもあり薄氷の勝利だった。
2-0
Akaba
壁構築との2連戦は考えてなかった。
流石にオーロンゲがいることは分かっていたもののサプチケ枠のことは考慮しすぎないようにしていたためコノヨザル持ってきたのは意外だった。
タイプ的、とくせい的な通りがよく見えるドオーを基本選出プランに従い先発させたのが大きなミスで、こっちもマスカーニャ出してれば楽ができたっぽい。
ステロまいてもしょうがないしロンゲきたらそもそも撒けないよねっていう
ニンフィアがテラス毒で機能停止になった後、カイリューコノヨ対面で挑発されたりしながら壁の時間を潰し、ドレインパンチやふんどのこぶしのタイミングとカイリューのノーマルテラスへの変更タイミングをうまくかみ合わせて勝ち。
このへんで自分は先発マスカーニャを信用して無さすぎると気付き反省した
3-0
こーへー
サプチケがテツノドクガだから未来ポケモン軸でエレキフィールドでも貼るのかなと思っていたがそんなことはなかったやつ。
こっち基本プラン通りドオー先発、相手オノノクスでスタート。
じしん透かしでカイリューに交代するかは悩むものの、交代読みかたやぶりげきりんでゲーム終わるので大人しくじしん耐えてあくび選択。
相手が眠っていいからドオー倒すことを選択したのでカイリューで積みの起点にするためカイリュー出し
ここで相手の襷が読めてなかった&数的不利きついから最速起きされない期待でりゅうまいを2回積んだのが悠長だった。案の定最速起きされ、げきりんはノマテラで耐えるもののしんそくを襷で耐えられプラン崩壊…。
終わったかなあという感覚で最後のガブリアスを投げたところ
こーへ―さんの裏がでんきテツノカイナ、鋼ドドゲザンという地震全部抜群食らう選出だったためガブが全抜きして勝ち…。どうも悪テラスを集めてなくてドドゲザンのテラス変更が間に合わなかったとか。九死に一生を得る
こうやって見ると先発ガブリアスがよかったのかもしれない。鉢巻きじしんやげきりんでスタートするの嫌いなんだけど、トータルで見たらマスカーニャやドオーより裏目がないというかごり押しで勝てるならごり押しが正解だよなという…
4-0
まどか
脳内では優勝候補予想その2
ガチャ時点でガブ、マスカーニャ、ウェーニバル(かイルカマン)である程度完結していてサプチケは何を持ってきてもいい状態だった。
アタッカーが完璧に物理に寄っている&害悪系準伝も見えたので流石にファイアロー先発。相手はマスカーニャかイルカマン先発だと思っていたがステロ型のガブリアスだったのでファイアローでやることが薄い&ステロが痛すぎてつらい展開に
ドラゴンテール食らいながらぐるぐるしつつドラテ外れたタイミングがありドオーがやられたもののガブリアスを突破
相手の最後がウェーニバルとマスカーニャどっちだったか記憶が定かじゃないが確かしんそくで倒し、カイリューがチオンジェンにイカサマで倒されたことで
最後にファイアローVS令和のナットレイことチオンジェンが発生w
ほのおのうず&やけどの定数ダメージとやどりぎのたねの遅延バトルが展開されるが、チオンジェンはイカサマするとゴツメダメージを受けてしまうためファイアロー側に行動の余裕があり安全に挑発出来るタイミングで降参され決着
「こいつ使うことないだろ」と思いながら用意していたファイアローだが、ちゃんと活躍してくれたおかげで全部のポケモンを最低1回は使用できたのがちょっとうれしかった。
ポケモンは変なポケモンが変な活躍をしているときが一番楽しい。
5-0
haitoku
驚愕のサプチケ使用なし構築
ノココッチのレアフォルムやポットデスの真作を粘って持ってきたらしい
これまでの試合の反省から展開してくるタイプにはどくびしを撒くというのを決めていたのでマスカーニャ先発
相手のノコココッチのてんのめぐみ冷凍ビームで2割を引いて凍るが次ターン2割で氷から復帰して突破。ポケモンは運ゲーじゃなかったんだ。
その後ブラッキーポットデスと出てくるが何をするにしてもどくびしが刺さっておりカイリューで抜いて勝ちだったはず
6-0
マジカル10連杯は机上で組んだだけで一度もプレイしていないパーティだったため当日になって気付くことが多く、勝ったはいいがプレミの山というちょっと反省点の多い回だったなあという感想。
とくにどくびしはもう少し使うべきで、ドオーでステロまいてから展開にとらわれすぎていた。
相手の技や持ち物が全部見えた後だから余計にそう感じるのはあると思うけど本来イージーな展開を無駄に難しくするのはよくない、猛省。
結果発表
終わってみれば大人げなくサプチケでカイリューを持ってきた二人のワンツーフィニッシュという何とも順当というかある意味寒い結果に…。流石にパラドクスきたらランクマでのカイリューの天下も変わるんだろうか?
ネタバレ防止のため伏せていましたが今回からは優勝者と最下位がレポートを書くことに決まったので、akabaさんが大急ぎで書いてくれたnoteのほうもリンク貼っておきます。合わせてお読みください。
【追記】
主催のジャンクさんも対戦レポートを書いてくれました。
ありがたく読むように。
第4回内容
次回の開催はおおよそ1か月後で、気になる内容は
・第4回ジャンク杯
けたぐり威力60以下限定戦 ~デブは学校来るなよ杯~
に決定しました。楽しそうな案は他にもいろいろ(身長だとか好きなポケモン選んで後はAI任せだとか)あったのですがパーティ作る際の検索性の高さが決め手でした。
以下のポケ徹のページの緑になっている部分より下のポケモンが全て使えます。
https://yakkun.com/sv/pokemon_weight.htm
我々の中でもこのご時世に「デブは学校来るな」という大会名を冠することについては喧々諤々の議論が交わされました。今は多様性の時代であり、海の向こうでは太った黒人男性がミスコンで優勝することも珍しくはありません。
「カイリューがせいしんりょくデブと呼ばれ蔑まれていたあの時代に時計の針を戻すべきではない…」声を詰まらせ涙ながらにそう訴える参加者もい(たような気もし)ました。
しかし、例えばアメリカ西部劇の時代を描くにあたって“インディアン”という呼称を用いるのは間違いでしょうか?江戸時代の身分制度は?ハンセン病患者の悲哀を描いた砂の器は放映禁止にすべきですか?
ジャンク杯はあえて前時代的なこの差別レギュレーション及び大会名を設けることにより、ポケモン差別の醜さと、幅広いポケモンが活躍できる環境のすばらしさを逆説的に伝えていこうと考えています。
もうポケモンは種族値だけのゲームではない…もっと多くのポケモンに目を向けてほしい…議論の果てに我々はその思いを再確認しました。
決して マルスケデブがワンツーして寒かったから大会から排除 しようとしたわけではないのです。
ジャンク杯はあらゆる差別、偏見と闘い多様性を称揚する。
そのためにはあえて醜い差別を描くことも厭わない…それこそが!
ジャンク杯の基本理念なのです!!!!