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青空エール〜熱闘甲子園からの感涙もの

こういう言い方は失礼だが、眠気だけが押し寄せる映画を観たあと、熱闘甲子園で大社高校との別れを惜しんでいたら、青春映画、できれば高校野球映画が無性に見たくなった

プロ野球の応援団はNGだ、大学の応援団は苦手だ、高校の応援団だけはOKだ

甲子園のアルプススタンドに紛れ込み、ブラスバンドの熱演に包まれたとき、思わずザワザワっとした

ヒロインは応援がしたくてブラスバンドに入ったことが不純だと非難されるが、高校野球の応援あってのブラスバンドではないのかと断ずる

ほぼ、応援したこともされたこともない人生だけに、この齢になって高校野球×ブラスバンド×応援の三位一体こそ青春、本当はその三角州の中に身を置きたかったのかもしれない

旅行中にテレビで我武者羅応援団のことを初めて知り、応援の尊さになおさら心洗われている

いまから自分にできることは、自分の青春を悔い改め、現役の青春を応援することだ

野球選手は育てられないが、一人でも世に出る手伝いがしたい

それにしても土屋太鳳は熱かった、暑苦しいほどだった

詰られても弾かれても撥ねられても何をされても決して挫けない、後には引かない

そういう人に私もなりたい



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