Mommy〜1998年と和歌山毒物カレー事件とミキハウス
1998年の記憶はこの件一色であり、夫妻の顔、押し寄せる報道陣に放水するミキハウスを着た奥さんのほかは、公私ともに何も思い出せない
高校生の彼女が箕島対星稜延長18回のアルプススタンドにいたと知るや、とても複雑な気持ちになったものだが、連日の大量の報道〜とは言えない代物〜を鵜呑みにし、彼らがやらずに誰がやるのだと(警察や検察同様)信じて疑わぬ一般大衆の一人であった
仮に冤罪だとすれば、前例にもまして世紀のと形容せねばならないし、メディアの暴走、司直の作文のままに色眼鏡で事実も真実も曲げた世間の大罪となる
あの人たちは絶対シロだ断言した人がどれだけいたか定かでないが、少なくとも自分は到底見抜けず、とても恥ずべき事件と言うしかない