選挙+選挙2〜投票に行かない人間に論理はない
東京都知事選投票日の朝、ドキュメンタリー2本
地域の長と名のつくものは祖父が独占していた
おだてられて木に登る大馬鹿と父母は揶揄していたが、天下国家の一翼を担うべく、郷土のために挺身献身せんたる使命感に支えられていたのだと思う
某党の代議士、県議の票を取りまとめ、市議の選挙責任者を務めていた。神輿を担ぐ側から乗る側へ転じようとしたこともあったらしい
地方自治への永年の功労によって叙勲され、昭和天皇に拝謁した半年後、脳梗塞で倒れて亡くなった
いわば親分であった代議士と市長が自ら手を挙げ弔辞を読んでくれたが、大変光栄なことに名前を読み間違えられた
自腹を切って(推定)饗応したり、新聞沙汰に名を連ねたり、投票日の晩に連れて行かれたりと、ずいぶん尽くした挙げ句がこの仕打ちかと、死して屍拾う者なしであった
テレビドラマ的私怨を盾に、政治不信、無関心でいいわけはないのだが、日本の選挙はちょっとどうかであり、あんな選挙こんな選挙を平然とやってる人たちの中から誰か一人を選ぶことなどムリな相談だ
旧民主党に勢いがあり、選挙に行こう日本を変えようと盛り上がっていたとき、ほとんど投票したことがない、今回もたぶん行かないと正直な気持ちを吐露したところ、貴様のやうなクズがいるから自民の世が続く、葉をくいしはれと呑み屋の(女の)の人に面罵されたことがあったが、ムリなものはムリ、イヤなものはイヤなのだ
青島幸男は(事実上)選挙活動をせずに全勝無敗であった、わかっちゃいるけどやらなかったのだと思う
いまはその真意がなんとなくわかる
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