新人目線で行動:コロナ禍の中、新人教育で取り組んだ3つのこと
ツールの活用以外も書いてみるのはどうだろうと思い、経験談を書いてみることにしました。
私は2019年9月に今の会社へ入社しましたが、2021年2月までの間に中途合わせて4人(微妙な範囲の人を含めると5人)に指導を行いました。指導と言っても、がっつり研修!というものではないですが。
正直なところ、私自身入社まもない身ですし、取り扱い製品についても社内の仕組みについても中途半端にしかわかってない立場です。不安です。
しかもコロナのせいで、新卒は数週間の研修後配属の予定が前倒しで4月始めに配属、終わってない受け入れ準備、入社4日でテレワーク開始…
今思い出しても波乱続きでした😭
なんとその時の話について新卒社員が弊社ブログ内で記事を書いてくれたので、是非ともそちらもご覧ください。(合わせて3/12までハードウェア製品のキャンペーンも実施中!)
もちろん周りの協力も必須ですが、とりあえずやれることをやろう!と思い、自分なりにOJTというものをしてみた結果、今では自分から率先して仕事を行い、考えて行動ができる社会人に成長してくれました。
この記事ではそんな私が特に力を入れたものについて、裏話を交えつつお話していきます。
まずOJTである自分自身の方針と目標をする
新人は研修の一環で目標設定などをすると思いますが、私自身も方針と裏目標を設定していました。それが以下のものです。
方針:自分が新人時代してほしかったように接する
目標:
・働きやすく相談しやすい環境であると思ってもらう
・売り出している製品を少なくとも一つ好きになってもらう
上記の書き方だと語弊がありますが、私自身も新人として先輩方によく教えていただきました!笑
その上で、「本当の本当に初歩がわからない人はまずこういう風にすればいいだろう」と思う行動をした、という感じです。
2つ目の目標については、やはり営業始めたてのうちは売り出すものについて好意的でないとアプローチが難しくなると思ったからですね。
ちょっとでも「これ面白いな!」「これについて興味があるな!」と思えるものを一緒に探しました。
その上で、入社後3ヶ月ほど取り組んだのが、次の見出しからお話する内容です。
①日報の考え方を変える
日々の報告と書いて日報。その日何をして、何を学んだかということを書いてもらうもの。新人時代に限らず取り組んだことがある人も多いと思います。
しかしそう、日報ってめちゃくちゃ面倒なんですよね。
なぜならそれ自体は、ただ書いて提出だけでは何の成果にもならないからです。
なのでまずこんな風に伝えました。
「これは文章を書く練習なので、業務時間中に書いてもいいです。その分しっかりまとまった文章で書いてください!」
そう伝えてみたところ、最初は「今日はこんなことをやりました。それでこう思いました」と単純な"感想文"しか書けなかった人でも最終的に説得力のある文章が書けるようになりました。
ゆくゆくはコンテンツとかも作ってもらいたいので、今のうちに「文章を書く」ということに慣れてほしかった訳です。
そして日報についてはもう一つ意味を持たせました。それは「コミュニケーションとフィードバックの場」です。
許可を取ってないので新卒の書いたものは伏せますが…笑
多少遅れることや一日にまとめることがあっても、毎日の分に対して必ずお返事をしました。
日報というより交換日記みたいな感じでやり取りしてましたね。
目標としていた「売り出している製品を少なくとも一つ好きになってもらう」もここで探り探りしております。
突然のテレワークで全然社内の人とも会えないまま入社という、とんでもなく不安な中で「うまく出来なかった」「この先出来るのか」と感じている部分をなんとか汲み取る意味もありました。
日報+Google Meetでの1on1(Asanaも使ってますが、それは今回割愛)のおかげで、テレワーク中でもなんとか信頼関係を築けた…と私は思ってます。向こうもそうでありますように…😌
②なんでも「聞ける」人になる
なんでも「知ってる」ではなく、なんでも「聞ける」です。
もちろん全部知ってる人になるのがベストですが…新卒が入ってきた時点で私も入社半年程度。そこまでのレベルには達していません。
ただ、窓口になることならできます。
最初のうちからいろんな人と関わりを持っていくというのも確かに大事ですが、「この件はこの人に聞いて!あの件はあの人!よろしく!」だけではやはり言われた側からしたら少し投げやり感があります。
しかもほぼ全員テレワーク中です。
なので、OJT担当として「まずわからないことがあったら自分に聞くように」と言いました。
その後、こちらから適切な部署や担当者へ取り次げばいいのです。もちろん自分が対応できない時のことも考え他の方にも協力してもらえる体制を取りつつですが…
「とりあえずこの人に聞けばいい」とわかるだけで新人としては動きやすくなります。立ち止まってしまうことがありません。
個人的に、「どうすればいいかわからず立ち止まってしまう」ということ自体に不安を感じる人も少なくないと思っているので、その対策です。
そしてこれにはもう一つ利点が。
自分自身が今まで気づいてなかった疑問とその回答を知ることができるんです!
目線や考え方は人それぞれ。自分では気づけなかったところに新人が気づいてくれるおかげで、私自身もナレッジが増えました。
なので私自身も新人に育ててもらったようなものなのです笑
③新人を「後輩」として見ない
かなりふんわりした内容ですが、個人的にはこれが一番重要だと思ってます。
もちろん立場的には後輩にあたるかもしれないのですが、それはあくまで入社順の話。
もしかしたらメキメキ成長を遂げた彼/彼女たちが、私や他の先輩方の遥か上をいく力を持つかもしれません。
その可能性を信じていれば、自ずとそれが態度や会話にも現れ、対等な関係を築けるはずです。
前述の通り、窓口として頼れる人であることは大事ですが、あくまでもフラットな立場であることを意識するようにしています。これから先、何歳下の人と仕事をしようとも、それは変わらないでしょう。
まとめ
改めて、新人の私が新人教育するにあたり意識したことをまとめます。
方針:自分が新人時代してほしかったように接する
目標:
・仕事をする上で、働きやすく相談しやすい環境であると思ってもらう
・売り出している製品を少なくとも一つ好きになってもらう
①日報の考え方を変える
②なんでも「聞ける」人になる
③ 新人を「後輩」として見ない
私は教育に関してド素人なので、これらを真似してください!という訳ではありませんが…
結果として、顔を合わせた回数がもしかしたら30回にも満たないかもしれない新入社員と仲良くスムーズに仕事ができています。
今後テレワーク下で新人を見なければいけない人がいたら、少しでも参考になりますと幸いです。
逆に、「こうするのが良かったよ!」とかあれば是非とも教えてください😊
そして冒頭でもご案内しましたが、そんな新卒が初めて企画したキャンペーンを絶賛実施中ですので、そちらも是非ともご確認くださいませ↓
最後に王将の餃子を添えてお別れです🥟
それではまた。
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