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人はもっと調子に乗るべきだ!〜2023-04-21

【タレ流しチャレンジ#8/14】

一昨年の10月から弓道を始めた弓道

56歳から人生初!というスタート!しかしながら周りの人から、なんだかサマになってる、とか、学生の頃にやってたのかと思った!とか、動作にクセがない、とか

一番仰天なものでは、誰かがあの人天才だね!と噂してたとかなんとか…

そうやって人を持ち上げるのが好きな人がたまたま近くにいたってだけの話でもあるんだけれど、
いやぁ、人の勘違いというのは、本当に愛おしいものであるなぁ…

まあつまり初心者っぽくないらしいのですよ。

そう思われちゃう理由はもうこれでもアレクサンダー・テクニーク教師だから。
ワードプレスやるのにすでにHTMLの知識があるようなもの、と言えば近いかな???

やりたいと思った動きを、自分の身体において意識的に無駄なく矛盾なく衝突のないものにする、そのためにはどう自分の身体を取り扱ったらいいか?体の動きだけでなく、動きを司るココロや状況なども考えながらそれを探求する、という勉強を4年もしてきたわけだから。

でも、そんなに人から「すごい」と言われることなんてないから、そりゃ、調子に乗るわけです

人はもっと調子にのるべきだ!というのが持論ではあるのだが、もちろんどこかで褒められすぎて心配になる気持ちもわずかにあり…
そんな中、初段審査を受けることになり、その前の週のこと、急に全く中らなくなった。

あれ?と思ってフォームの見直しをしたら実はわからないこと、できてないことだらけというのがわかり、ほかにも

道具をきちんと整備しておく、とか、時間の確認とか、会場の確認とか、流れを確認しておくとか
動きの勉強をしたことでは対応できないものごとたちに足を取られそうになって、うわーこれはヤバい!ヤバすぎる!!!という一時は混乱モードになってしまったのであった

そのことへの自分の解釈は「やっぱり調子に乗ったツケがきた」

もうなんかバチが当たったくらいの感じ
初心者っぽくないとか言われて油断したのかも〜

これは、有用すぎるものを知っていることの盲点ではないだろか?こんな落とし穴があったとは!とまで思ったりして

またいつものように鍼灸に行った時にぼやいてみたところ、それはね「学び」っていうものですよ。と言われあれ???ってなった

新しいことを学び始めてすごく上手く行ったり、急に上手くいかなくなったり、おかしいな〜と色々調べたらもっと分からないことが出てきて、あうー!となって、時には根本から打ち砕かれたりもしながら、先人の築いた知の中をジリジリと這いつくばって進む…

確かにそれは「学ぶ」のみちのりで起こることばかり…

あれ?学びの真っ只中にいるだけだった?

そもそもやろうと思った楽しいことやってるだけだった

あはは!

粗忽なところを見直していくのも「学び」
「調子に乗ること」は全く別の話だった

うまくいくことを怖がったり、それを恐れる必要は全くない。傲慢になったのならもちろん修正すべきだけど、それだって学びかも?

目立ったり羨ましがられたり、褒められたり、そんな慣れないことを、それ以上でもそれ以下でもなく、そのままにに受け取って、ワクワクして、カンも冴えて、いいエネルギーが巡って、楽しくて、身体もよく動くっていう状態に自分を置いておくのは、ステキなことだよ

一生調子に乗って勘違いしたまま死のうっと!
行きたいところまで好きなだけ進もうっと!

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