謝るママを、子供はどうみているのか。
こんにちは、現在第二子育休中のまささんです。今日は雨でした。0歳児を抱っこして、3歳児を連れての保育園送迎はなかなか辛い。こういう時は思い切ってタクシーだ!と、ぎりぎりまで自宅にいたらタクシーが捕まらず、急いでバスに切り替えたました。大変だった…以前ならタクシーなんてもったいない〜、と使わなかったのですが子供が産まれてから時間に対するコスト感覚が強くなり、使うべきところにはメリハリつけて使うようになりました。タクシー捕まらなかったけど…(と、話が逸れるのでこの話はまた)
今日は、最近3歳の娘を外に連れて行った時に最近よく謝っているなぁというところから、子供はそんなママをどうみているのだろうかというお話しです。
自由に生きて欲しい想いと、制御してしまう矛盾
娘には好奇心を全開に生きて行って欲しいと心から思っている。彼女のやりたいを尊重し応援できる親でありたい。それなのに、外に出ると、公園でお友達のストライダー勝手に使ってしまったり、小さい子にちょっかいをだしたり、お店のレジの中に入って行ってしまったり、小学生のお姉ちゃんが好きで話に入っていったり… 自分の子じゃなければ微笑ましいようなことも、私はいつも迷惑かけないだろうかとヒヤヒヤものなのである。なので、公園ではただただひたすら「ごめんなさい、ほんとにごめんなさい(と、お母さんに)ごめんね、ありがとうね。(と、お友達に)」よく謝っているなぁと思う。本当は介入したくない。たまに、誰に謝っているんだろうかと思うこともある。謝らないと変な親だと思われたくないから謝っているのかもしれないとすら思う。
でも、いつも心の中にある。これでいいのだろうかと。彼女が伸び伸び生きていくことを私は阻害しているんじゃないだろうかと。「絶対人に迷惑かけちゃだめだ」と、押さえ込んでしまったら、他人を受け入れられなくならないだろうかと。これからの人生、人に迷惑をかけることもかけられることも必ずある。その時に、「あなたも迷惑かけることがあるから、お互いさまだよ。迷惑かけられたときは助けてあげよう」こんな風に伝えていきたいと
子供に直接聞いてみた
ところで、娘は周りに謝る私をどうみているのだろうか。率直に聞いてみたくなったので聞いてみたくなった。
3歳には早すぎる質問だったか^_^;
ここから何度も聞くのも、誘導しているみたいなのでやめた。彼女からどう見えているのか結局わからなかった…
友達のパパが怒ってくれたことから気づく、お互いさまで育てる環境作り
そんなある日のこと、箱根に移住したコーチング仲間の自宅に箱根旅行がてら立ち寄ることがあった。彼女も私の娘と歳の近い二人の子供を育てていて、その日は夫さんも自宅にいた。
同い年のお友達がいて娘は大興奮。おもちゃを借してもらい、自由に遊ばせてもらう彼女はとても楽しそうだ。そんなとき、友人の子供がブルーベリーを食べ出したことに興味が湧いた娘が、食べている最中にちょっかいをだし始めたのだ。
あっ、、と、心の中で思った矢先、友人の夫さんが、「いま、たべているところだから、さわっちゃいけないよ。たべおわってからにしてくれるかな。」と、注意をしてくれた。今までのパターンだと、私が「食べてる途中に邪魔しちゃいけないよ。」と娘に伝え、「ごめんね」と、お友達と、お友達の親に謝るのだ。そして、お友達の親は「大丈夫、大丈夫いいですよー^^」と言ってくれる。そうすると娘は、「ほら、いいって」となる。
大丈夫って言わないで!という話ではない。私も言う。いいよいいよ、と本心で言っている。でも、もし他人の子供も自分の子供のように注意できたら、お互さまだよね、と一緒に子供を見守れたなら、もう少し生きやすくなるのかもしれないと思った出来事だった。
誰もがお互いさまを感じることができたなら
世の中には、私の知らないお互いさまがたくさんあると思う。そんなお互いをみんなでシェアしたい。こんなことに救われる人がいるんだ、こんな考えた方があるんだ、これだったら私にもできそうだな。そうしたら、少し世界は変わるかもない。
そんな想いで、子育てをきっかけで気づいたこの「おたがいさま」を広める活動を子育て世代を中心とする有志メンバーで立ち上げています。
国内外からたくさんのお互いさまストーリーを集めて、世界中にOTAGAISAMA(おたがいさま)を広める「OTAGAISAMA STORY AWARD」。
ぜひ皆さんの周りにある、お互いさまのエピソードを教えてください。子育てエピソードに限らず広く募集しています。