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初期メンバーというカルチャーの伝道師たち

「創業期の採用で最も大事なことはカルチャーフィット。後にその人たちが創業者のカルチャーを浸透させるハブになる。」

2018年、僕はBeatFitという会社を共同創業しました。
最初は3人からスタートし、事業の成長とともに採用を進め、少しずつ人数が増えていきました。業務委託も含めて15名くらいになった時に、ふと振り返ると、本当に多種多様なメンバーが関わってくれていました。

(筋肉ムキムキの)データサイエンティスト、(ヨガのインストラクター資格を持つ)コンテンツマネージャー、(ゲームのサントラとか作ってる)作曲家などなど...まるで動物園(笑)

スキルも大切なのですが、当時はカルチャーのフィットを優先して採用していたので、もしかしたら、その結果として少し変わった人が集まってきたのかもしれません。

そんな頃、人事を専門にする友人がオフィスに遊びに来てくれました。
彼はヨーロッパでMBAを取得して、帰国後はベンチャー企業で人事を担当している人。会社の採用やメンバーについて話しをしていると、彼がこんなことを言ってくれました。

スタートアップは大きくなると、学歴の高い、頭の良い、いわゆる優秀な人が増えてくる。そんな中で、会社のカルチャーを浸透させてくれるのは、創業期の(ちょっと変わった)人たち。 だから、今カルチャーフィットで採用しているのは正しい。

実際に彼が働いている会社も、創業初期のメンバーが伝道師のように、会社のカルチャーを実践し、伝え広めているとのことでした。そして、動物園のように様々なバックグラウンドの人がいる状態も、そのダイバーシティが組織を成長させてくれるので、とても良い状態だと教えてもらいました。

そこまでハッキリと意識していた訳ではないのですが、しっかりと「会社にフィットする人」を採用するというのは、やっぱり間違ってなかったんだなと、改めて教えてもらいました。 実際に、会社のカルチャーを本当にしっかりと継承し、そして一緒に作ってくれています。

まだまだ、これからの会社ですが、粛々とカルチャーの伝道師を育て、組織を大きくしていきたいと思う今日この頃です。

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