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ムーイベ1の振り返り | 新山瑞生


自己紹介

はじめまして!新山(@ricereatsrice)と申します。
未経験からデザイナーへ転職し、今年で2年目となります。
大阪出身のばちばち関西弁です笑
趣味は、筋トレ・料理・美術館巡りなど家でも外でも楽しめるタイプの人間です。


ムーイベ1とは

QUOITWORKS(@quoitworks)の代表である村松さん(@muuuuu_chang)が企画したホームパーティ(オフライントークイベント)です。

村松さんをはじめとした、超すごい先輩デザイナーたちがあれやこれやするデザイナーなら全員参加したいイベントです。
詳細は以下の動画よりご覧ください!


なぜ参加したか

現在、受託事業部のデザイナーとして働いていますが、
受託事業部:一人(私)
デザイナー:一人(私)
という状況なので、自分から社外のデザイナーとコミュニケーションを取らなあかん!と思っていました。

そんなとき、ムーイベ1が開催されると聞き秒で申し込みました笑
正直、動画の内容を見る前に応募してしまい、ムーイベに参加したい想いとか書かなかったので、やばい!ってなりましたが、無事参加できてよかったです…笑


記事の要件定義

この記事の目的などざっくり整理しました。

【記事作成の目的】
ムーイベを振り返り、実践レベルまで理解を深めること
= 「一回学んで終わり」という一過性のものにしない

【目標】
具体的な実践内容を決めること

【なぜ目的・目標を達成したいか】
デザイナーとしてもっと成長したいため
実践レベルまで落とし込むことで守破離の「守」をより深め、着実にデザイナーとして成長できると考えているため

【記事の方向性】
ムーイベ1で学んだことを自分なりの解釈を交えつつ、実践レベルまで落とし込む
大学時代に少し勉強したマーケティングの概念も若干交える

【記事内容】
1. 各種概要
2. 自分なりの理解 + マーケティング
3. 実践方法

この記事では、ムーイベ1自体の情報整理ではなく、学んだことを実践レベルまで落とし込むことを重視しています。

具体的なイベント内容は、今後村松さんがYouTubeにてアップするとのことなので、そちらにてご覧ください!


ポータブルスキル

ムーイベ1ではほんまに色々なことを学びましたが、その中で特になるほど!と感心した「ポータブルスキル」について考えてみます。

ポータブルスキルとは?

「ポータブルスキル」とは、職種の専門性以外に、業種や職種が変わっても持ち運びができる職務遂行上のスキルのことです。

引用:ムーイベ1 資料

また、ポータブルスキルの要素は以下です。
(出典:厚生労働省「ポータブルスキル見える化ツール(職業能力診断ツール)」 | ムーイベ1 資料にも記載あり)

 

デザイナーに限らず、全職種で通用するスキルのことです。
要は、これを身につければ、顧客折衝やチームマネジメントなどの仕事がうまく進みやすくなります。
もっと言うと、プライベートにも活用でき、家族や友達、恋人とうまくコミュニケーションを取れやすくなります。

ポータブルスキルが身につけば、クライアントが納得できるようなデザイン提案できるなど、デザイナーにとってもめっちゃ大事なスキルです。


特にWeb制作でデザインを作ることにおいては、以下3点が重要です。

  • 論理思考

  • 交渉術

  • 伝え方

なぜ必要かと言うと…

どんなにデザイン力が高い人であってもこの力がないと、
自分が思い描いた形で作ったものを社会に送り出すことは非常に難易度が高いと言える。
それ故に最初からこのスキルを意識することが重要

引用:ムーイベ1 資料

つまり、どれだけ良いデザインを作っても、
・クライアントが納得しないと、ボツになる
・エンジニアにうまくデザインを共有できないと、思い通りの実装にならない。
・チームとうまく連携できないと、案件が進まない。
などなどの問題が出てきやすくなります。

逆に、ポータブルスキルを持ったデザイナーはめっちゃ強い。

論理思考

1. 概要

物事を体系的に整理し筋道を立てて考える思考法

引用:ムーイベ1 資料

相手が納得できるよう、分かりやすく説明できることです。
主張に対し、「なぜ?」「なぜ?」で深掘りしていくアレです。

具体的には、
結論(主張)→なぜ→理由→なぜ→根拠…のように結論を理由で支えることです。
なぜこの色を使ったのか、なぜこの写真を使ったのかなど、デザイン制作で一度は聞かれたことがあるはずです。


2. 自分なりの理解
マーケティングの「N1分析」に似ていると考えました。

N1分析とは、元P&Gで肌ラボやスマートニュースなどを急成長させた凄腕マーケター、西口一希さんのマーケティング手法です。

N1分析とは、「一人の顧客(N = 1 )」にインタビューして、認知や購買のきっかけと深層心理を分析すること

出典:西口一希 「たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング」

つまり、一人の顧客を徹底的に深掘りすることで、深層心理を理解し、アイデアの源泉を見つけることで、商品開発や広告に活かすことです。


論理思考とN1分析の共通点は、結論(主張)に対し「なぜ?」と深ぼることです。

結論(主張)の核心を理解することで、誰もが納得する主張と根拠を確立することできます。
これにより、デザインのクオリティがアップする上、クライアントが納得できるデザイン提案がしやすくなります。

また、結論(主張)の核心を理解することは、再現性のあるデザインができることでもあり、デザイン制作の効率化を実現できます。


3. 実践するには

村松さんのデザイン模写訓練と同時に、デザイン分析を行うことで、実践的に学べます。

日常的に「なぜ?」を繰り返すことが一番良いかなと。


交渉術

1. 概要

目指すべきは探究型の交渉
白か黒ではなく、お互いが納得できる答えを探すこと。win-winになる落とし所を探る。

引用:ムーイベ1 資料より

駆け引きではなく、相手の立場から考え、相手と一緒に悩み、着地点を探すことです。

自分の主張を突き通す、または、相手の主張に合わせることではありません。


2. 自分なりの理解
「相手の立場から考える」ことがポイントだと感じました。

ここで最も重要なのは、相手の「立場」から考えることで、相手の「目線」からではないことです。

これは、森岡毅さんというユニバをV字回復させた超すごいマーケターから学びました。

相手の「目線」とは、自分の目線を相手の目線に合わせるイメージ。
= 軸は自分
= 真に相手のことを理解できない。

相手の「立場」とは、自分が相手自身になるイメージ。
= 軸は相手
= 相手のことを理解しやすい。

出典:森岡毅 (出典元不明です)

例えば、好きな人にプレゼントを渡すとして、
相手「目線」から考える場合、相手の趣味嗜好から考え、「多分、これ欲しいやろなあ」という憶測で渡しがちです。
相手の「立場」から考えるのであれば、うまいこと相手の欲しいものを聞いて渡すかと思います。

つまり、相手の「立場」から考えるには、相手の話を聞くなどの行動が大切だと考えてました。

3. 実践するには
論理思考を身につけ、実践するには、日常的に「なぜ?」を考え、相手の「立場」から考えることを習慣化するのが重要と考えました。

例えば、タピオカ屋のHPを制作するなら、実際に飲んでみるとか、店舗を見てみるとか、、、肌感覚での経験が相手の「立場」から考えることに繋がるなと考えました。

これは案件でも、架空サイトの制作でも実践可能です。

つまり、相手の「立場」から考えれるよう、行動を起こすことが交渉術を身につける手段の一つだなと!


伝え方

1. 概要
その名の通り、伝え方です。

伝え方の基本ルールは以下です。

・お願いをそのまま言葉にしない
・相手の頭の中を想像する
・相手のメリットと一致するお願いを作る

引用:ムーイベ1 資料

2. 自分なりの理解
伝え方 + 相手の「スタイル」も理解することで、伝え方が飛躍的に良くなると考えました。

相手の「スタイル」については、これで学べます。

要は、相手のキャラクターに合わせて伝え方をカスタマイズすると最強やん?ってことです。

例えば、論理思考が強い人には、論理的に伝える。
イノシシみたいに猪突猛進 直感型な人には、ビジュアルで直感的に説明する。
など、相手のキャラクターに合わせると、めっちゃ有効やん!って考えました。

3. 実践するには
家族や友達など、身近な人へのお願いのときにやってみるのが良いかなと考えました!
身近なのでミニマムに始めれて、相手のことも理解できているので最適な伝え方を選びやすいです。
あと、ミスってもごめん!で済みそう笑


デザイン力とポータブルスキルの関係性

1. ポイント
デザイン力とポータブルスキルを掛け合わせると、アウトプットの質が高まります。

ポイントはこれ

デザイナーの本来一番重要な仕事は
言葉なくとも
心を掴むデザインを作ること

引用:ムーイベ1 資料

デザイン力が一番大事ってことです。


2. 自分なりの理解
CMやLPなどの広告と共通していると考えました。

広告がめっちゃ良くても、商品の価値がなければ、売れないということが多々あります。
有名なタレントのCMを打っても、商品力がなければ、売れないイメージです。

これをデザインに置き換えると、
商品 = デザイン力
広告 = ポータブルスキル
のイメージです。

ポータブルスキルがあっても、デザインがダサければ、ボツるイメージです。


3. 実践するには
デザイン分析 + デザイントレースです。
これです。


最後に

拙い文章にもかかわらず、最後まで読んでいただきほんまにありがとうございました!

なかなか解説も少なく、読みにくい点も多かったと思います。。。

これからもnoteで情報発信してきますので、今後ともよろしくお願いいたします!


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