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手紙~拝啓十五の君へ~

こんにちは!mizuです。
というか鼻水です。。。

YouTubeでイブラヒムの切り抜きを漁っていたのですがおすすめ欄にこの動画が出てきました。

私はこの曲が合唱の課題曲、の次の年(いきものがかりのYELL)の人でした。なのでこの曲は、一個上の先輩が合唱コンクールで歌っていました。

先輩方がステージでこの曲を歌った時、なんだか泣きそうになったのを覚えています。クラスのみんなも頑張って堪えたり、泣いていたりしたのを覚えています。

https://www.nhk.or.jp/ncon/archives/theme.html

あの頃は「未来の自分に宛てて書く」方の人間だったので、将来への不安とか希望とか色んなことに思いをめぐらせながら、働くの嫌だなと思いながら、大人になりたくないなとも思いながら、自分もカラオケとかで歌ったりしました。

実際に手紙を書いたかどうかは覚えていませんが、あの頃は自分はきっと、なんでも出来ると根拠の無い自身で満ち溢れておりました。

この動画のコメント欄にいじめられていた方とかのコメントが多かったですが、私の中学時代は誰もが1回ハブられるような、結構めんどくさい人間関係の中過ごしていました。

私も私でいじめられまいと、色んな人の顔色を伺い、人生の中で一番偽善者になろうとして失敗した時期だと思います。なんでもOKするからと舐められたり、会話の落としどころ?とかもわからずすべったり、グループに上手くとけ込めなかったりしました。

中学の頃に通っていた進学塾、私はビリ争いをずっとしていました。先生にも馬鹿と言われ、小学校の頃は自分は天才だと思ってたのですが(笑)全然ちがくて。やっとその思い込みからは解放されたのですが、それでも自分はなんかできる。と謎の自信はありました。

そんなどうでもいいことすら過去になるとなんか、生きてて偉かったなって思います。

15の君へ送りたい言葉を考えながら、聞いていました。こんな自分になっちゃってごめんね、と最初に思いました。

あんなに頑張って毎日生きてきたのに、結婚もできず、派遣社員だし、なぜかこれから大学院いくし、その先どうするか決まらないし、勉強にもいまいち身が入らない、婚活も全然やる気ない、ゲームとか娯楽だけはやる気満々…

ほんとごめん、、もっとキラキラするかバリバリに働いてたら爽やかなお手紙を送れるんだけど、そういう訳にも行かなそうです。

15歳から今まで、本当に何度も何度も選択肢を間違えて、しんどいです。振り返るのも。

人に言った言葉も、自分がとった行動も、ほんとに数え切れないほど違う方を選んでしまった。パラレルワールドがあるとしたら、残念な世界線の私です。

「自分の声を信じ歩く」ことが出来なくなったのはいつからだろう?年々信じられなくなるのです。というか1回社畜を経験してから自分の声が聞こえなくなりました。自分の気持ちもわからなくなったし涙もどうでもいい時に出て泣きたい時には出なくなりました。

今はもう治ったと思います。全然元気だし。
でもやっぱり自分の声ってなんだっけ?というのが思い出せません。

でも最近は、思ってること書いてみるこのnoteのおかげでだいぶリハビリができ、悲しい時にちゃんと泣けるし、不安なんだなあとか怒りたいんだなあとか、自分の気持ちが結構わかるようになりました。

でも、アイムハッピーなのですが、なにをしたいかっていわれるとよくわからん。よくわからないまま毎日毎日生きて気づいたら死んでるんだろうな。

この曲の歌詞の中にたくさん「keep on believing」と出てきます。昔はもとから自分はたぶんなんかできそう、という謎の自信に満ち溢れてたので。おう任せとけ!という気持ちで聞いてたと思いますが、今聞くと「え、信じていいんですか!?」というような気持ちでした。

「負けないで、泣かないで」そんなの無理だよ……人生負けまくりだよごめんね、と謝りたい。全然泣きました。今の僕の方が負けまくりで泣きまくりなので、15の君よりも今の僕の方がこの曲が必要かもしれません。

なんだかんだ友達は優しいし、母も優しい。職場の人も優しい。近所の爺さん婆さんも優しいし、マックの店員さんもわたしにすらスマイルをくれます。

私に優しくないのって私だけなんだよな……

いまでも時々人生この先がいきなり心配になって、この歳になって孫の顔も見せてあげられない罪悪感で母に「こんな娘でほんとにごめん」と謝るのですが、「もっと自分に優しくしてあげな」と、毎回言われるのです。親が優しすぎるのもあるかもしれませんが……

ほんとに生きれば生きるほど選ばなかった選択肢もどんどん増えていくわけだし……と思ったけど今から選べばいいじゃんまだなんとかなるか

青春をもう一度味わいたいと思う反面、15の自分に戻って勉強とか部活とか全部やり直して……とかちょっと耐えられなそうです。15の君まじでよくがんばった。

今年30の僕は、15歳の頃にできていた自分を信じるところからやりなおしのようだけど、なんか楽しそうという気持ちでいろいろと信じてないけど歩けてはいるよ。

いつになっても15の君に誇れる僕になりそうにないんだけど、僕は僕をゆるせるように、今の僕と楽しくやって行けるように、今の僕に優しくなれるようになりたい……

コメント欄に「大人の僕」がいっぱい居ました。共感できることも結構あり、この曲を当時聞いていた同年代もみんな三十路なのかと思うと時の流れは振り返ると早いなと思いつつ、見ず知らずの同年代に「生きててえらい」と勝手に肩を組みたくなりました。

あと、アンジェラ・アキさん、歳とらなすぎる。

以上。

ああ、読み返したくない記事がまたひとつ増えてしまった。。

(投稿する直前に寝落ちし、朝の投稿となりました☺️おはようございます!笑)

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