一番好きなコント 『古賀』

『古賀』というコントが大好きです。

『古賀』は、松本人志が製作した映像作品集、
『VISUALBUM』(ビジュアルバム)
に収録されたコントです。

あらすじは以下、Wikipediaからの引用です。

若者4人組(松本・今田・東野・板尾)がスカイダイビングにやってきた。トップバッターの古賀(板尾)を先頭に、4人は次々と飛んでいく。しかし地上に降りてみると古賀の姿はなく、残された3人は最悪の事態も覚悟しながら、とりあえず古賀の自宅に向かい、家族に説明をしようとする。緊張しながらインターホンを鳴らすと、そこに現れたのは紛れもない、何食わぬ顔の古賀の姿だった…。

古賀は、社会に馴染めない男です。

何を考えているかわからない。
周りとのコミュニケーションが上手くとれない。
そこまで害は及ぼさない。
付き合いはそこそこ良い。
けどやっぱり変なやつ。

そんな感じの男です。

私はこのコントを初めて見たとき、
「自分のことが描かれている!」
と思いました。

松本人志がどのような意図を持って、
このコントを作ったのかはわかりません。

周りに古賀みたいなやついたよな~という笑いを目指したのか、

その他3人のような痛いやつになるなよ、という風刺なのか、

どうなのでしょうか。

松本人志の意図はわかりませんが、
私はこのコントを観て、
非常に嬉しくなったのを覚えています。

私と同じく社会に馴染めない、
古賀という男を笑いに昇華させることで、

古賀みたいな人間も生きる価値があるんだと、
肯定してくれたような気がしたのです。

私はこの『古賀』というコントが大好きだし、
この『古賀』というコントを作った松本人志を敬愛しています。

文責 mm

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