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アフリカンタイムの話



今回はタイトル通りアフリカンタイムの話。



これがこれが困るんです!!

今は慣れましたが最初めちゃくちゃ困りました。


そもそもアフリカンタイムって何?って感じだと思うので、説明させてください。


アフリカの人は、少なくともケニアの人はすごく時間にルーズです。
約束の時間に2時間、3時間平気で遅れて来ます。

要するに遅刻魔のことですね。

時間を守る、という概念があるので「遅刻魔」という言葉も生まれると思うのですが。

ここでは、遅れてごめん、申し訳ない!なんて言葉もなしです。笑

いくつかアフリカンタイムのエピソードご紹介します。


マサイ族(木でできてる)と。笑


ニコニコ寄ってきてくれた子と☺️




ボランティア先の学校での話。

授業が2時~2時35分の予定だったんですが、
2時に鐘が鳴っても先生たちは外でくつろいでます。おしゃべりしてます。

え?タイムテーブルには2時からって書いてあるよね?と思いキチキチのジャパニーズタイムで生きてきた私は戸惑いました。 授業の時間ですよね?と先生に聞いても、「あーうん、そうだね」という返事のみ。

今思えば、時間に遅れることは普通のことなので何も疑問に思わなかったのでしょう。

特になんの理由がある訳でもないのに、授業が始まる時間にも始まらない。先生達はおしゃべりしてて、生徒は教室で待ってる。

私からしたら、
え、どういうこと?という感じでした。笑

結局授業が始まったのは2時20分。
授業残り15分しかないやん。ってなりました笑

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そして友達のお家に泊まってた時の話。


その友達は次の日、お仕事があるから朝6時に出ると言って寝ました。

次の日、アラームが6時に鳴ったんですね。
めちゃくちゃ大きい音のアラームでした。飛び起きました。ですがその子はまだ寝てます。

7時になっても8時になっても起きません。

さすがの私も、え、仕事は?と起こしました。
すると、「あーーーうん、行かないと〜」って感じです。

日本人感覚からしたら、えクビになるよ・・・?って感じですよね。笑

結局その子が家出てったのは朝の九時です。

てかそもそも、出る時間にアラームかけてる時点で遅れる気満々やん・・・ってあとから気づきました。


ちなみにその子は今日も8時にお仕事場に着くはずがまさかの家出たの夕方4時です。
もはやどうやって仕事成り立ってるの?と思い、
どういうこと?と聞きましたところ。

「あ、今日は自分以外にもう1人いるから大丈夫」

って。笑

その人もアフリカンタイムで時間通りに来なかったらどうなってるのって感じですよね笑



ちなみに、今向かってるねーって
お昼の3時に、ベットに寝っ転がったまま電話してました。


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お次は教会での話。


ケニアはキリスト教の国なので、日曜日に教会へ行く人が沢山います。

そこについて行ったんですが、その日は

旦那さんと上手くいかないときどうしたらいいか?
子供を育てるお金が足りない時どうするべきか?

などの問題に対して聖書を元に講習をする、なんてものがたまにあるみたいで、その講習の日でした。


初めは1時間半の予定でしたが、

終わったのはなんと6時間後。





もう時計いらないのでは?と思いながらお昼ご飯を5時半に食べましたよ。笑





ですが予想外に、ここから意外とめちゃくちゃ大事なこと学んだんです。



それは、期待しなくなるということ




約束した時間に来ることはまずありません。
2時間3時間遅れるのは当たり前です。

初めは日本人感覚でしたので、

「え?なんで来ないの?」「もしかして事故った?」とか考えてめちゃくちゃ電話かけたりしてました。


でも本人たちからしたらあくまで「普通」のことなので。

このひとなんかすごいしつこいな〜すごい電話かけてくるじゃん、とか思われてたかもしれません。笑




ですが人間怖いものでだんだん過ごしてるうちに慣れてきて


2時って言ったけど、まあ4時頃だろうなと思ってる自分に気づいたんです。

最悪来ないこととかもあります。


ですので、

まー来るかわからないし、とか

○○時って言ったけどね一応、

ってラフに、期待せずに捉えられるようになったんです。

これ時間だけじゃなくて色んなことにも使えるよね?と思って


まーー上手くいくか分からないしな〜とか

来ないかもしれないしな〜来てくれればありがたいや

と思うようになったんですね。


これが人生のハードルをめちゃくちゃ下げてくれました。



期待してない分、

約束の時間にちゃんと来てくれた時は嬉しいし(なかなかないけど…)


思う通りに行かなくても、
まーーーそんなもんだよなーってなりました。 



全てにおいて期待しすぎないということは、

ケニア生活で学んだことの一つです。



私はやっぱり日本時間が好きですが、この学びは忘れずにここに留めて起きます。






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