建売購入 表題登記の流れ
建物に名前がつける必要があり、表題登記はそれにあたります。
土地家屋調査士が法務局に行き、登録します。
もちろん個人で行うことも可能なようですが、専門的な知識も必要なのでここは専門会に依頼することにしました。
土地家屋調査士の依頼費用はばらつきがありますが、地域差もあるようですが、8万円〜10万円が相場のようです。
http://www.tatemonotouki.net/app/webroot/price.html
ここで私がどのように依頼方法を決めたかご紹介しようと思います。
結果としては、値段交渉をした上で先方売主が依頼する土地家屋調査士に依頼することになりました。
①まず土地家屋調査士、〇〇市(転居先、居住先) でググる
②その土地家屋調査士へ直接問い合わせをする
③土地家屋調査士に費用を確認する
④土地家屋調査士に必要書類を確認
⑤仲介不動産会社に自分で手配することを伝える(他にも選択肢があると不動産会社と心に余裕を持って交渉できます)
⑥法務局にも必要書類を再度確認する
⑦仲介不動産会社と金額交渉をする→結局売主不動産会社 指定の土地家屋調査士に依頼
どのように⑦に行き着いたか流れを記しておきたいと思います。
④まで実施し、⑤の流れからです。
個人で依頼することをほぼ決め(この時点ではそうするつもりでした)、仲介不動産会社の人に伝えました。仲介不動産者は、見積もりを出してもらっている、とのらりくらりとかわします。(今日明日は不動産会社定休日なので、返事は時間がかかる、など。)
これではらちがあかないと思い、
◯月◯日に依頼すること、必要書類を伝え売主不動産会社からとってきて欲しい旨、
いつまでに見積もりがなければ、自分で依頼する、ということを伝えました。
そうすると、仲介不動産者も迅速に動いてくれて、
(定休日だから連絡取れないはずなのに)
すぐに見積もりが届きました。
しかしそれは相場よりも高く11万円。
まだこちらが個人的に手配する土地家屋調査士の見積もり額は伝えていなかったので、見積もり額より2千円安い額を伝え、再度個人で依頼することを伝えました。
すると仲介不動産者は、「その額でやらせます」との返答。
不動産同士の常識はわかりませんが、売主の不動産会社の確認は不要で決定できるものなのだなと驚きでした。
不動産会社が仲介に入れば、もちろんそこへ手数料が入るわけで、それももちろん買主の負担になるわけです。
仲介不動産会社の人間は、買主の味方だろう、と思っていると足元を救われます。
当初私たち夫婦もそう思っていましたが、それは間違いだったと契約前に気づけたのでこのような動きを取れていると思います。そのあたりはまた別の記事に書こうと思います。
話を戻すと、この依頼金額については、
個人で、相場を調べ、交渉が必要です。
不動産会社は何も動かず、いつも依頼する土地家屋調査士や司法書士に依頼するだけ。
それだけで手数料を買主が数万円上乗せして支払うのは本当に買主のことをばかにしていて怒りしかありません。
そこで無駄なお金を支払わないためにも、自分で動くだけで妥当な支払い額にすることができます。
契約から引渡しまでは、同時進行で動くことが多く、金額も大きい。
そして初めてのことが多く、確実にできるなら・・・と不動産任せになることも多いと思います。
でも一つ一つはそれほど複雑ではない。
けれども何を行うのか、専門用語が多く、理解するのが大変なことでもある。
専門用語をひとまず、理解し、シンプルにすれば個人でも動けることはあります。
この記事が少しでも、マイホーム購入の際に何をしたらよいか、準備したらよいか、困っている人の一助になれば嬉しいです。
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