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光のペンデュラム!幻奏覇王についての感想と思考
どうも!はくやです!いつも変なデッキ使って流行らせることを目指しています。今記事は4回目となりますが間違ったことあればご指摘いただけたら幸いです。
本記事は諸事情でカード自体の説明を省くことがありますのでご了承ください。
最初から言っておきますが、後ほどで紹介された不採用理由はあくまで個人の好みだけで、弱いわけではないです!それに関してはご自身の判断で、自分のセンスと癖にあるデッキやプランを選択することをおすすめします。
差別化
純幻奏との差別化
・制約
純幻奏の展開において、フランソワと独奏の第一楽章/ハーモニストを経由してアドバンテージを得ることが多いですが、共通点として制約が非常に重い。
光属性モンスター効果制約:一見特殊召喚自体はでき、重い制約ではないことを勘違いしやすい。先攻の場合、うららでGを弾いてるだけでフランソワの効果を使えなくなり、展開が勝手に弱くなります。後手の場合、現代遊戯王の捲り用エクストラモンスターは闇属性がほとんどで、強く使える光属性モンスターが非常に少ない、なので捲りもこの制約のせいで制限されます。
幻奏モンスターSS制約:非常に重く、かけただけで先攻盤面が同質化し、エトワール/シューベルト以上の盤面が作れなくなります。後手捲りも、除去がエトワールしかないため、除去しつつワンキルすることが非常に厳しくなります。
というデメリットから脱出したいと考え、制約が少ないギミックのみを残し、光モンスターしかPできない制約と噛み合いができる覇王ギミックに着目した。
覇王魔術師との差別化
・展開力
覇王魔術師使いならわかると思います。まずは覇王魔術以外の魔術師モンスターが実際に展開にはほぼ関わらないこと。魔術師ギミックはただ星霜/時空を提供できます。調弦の相方賤竜は下スケもほぼ覇王門零で固定している原因でバロネスの素材ぐらいの役割しかありません。そちらの魔術師の枠を幻奏ギミックにすることで、一枚初動を作ることができます。(ルフラン、オスティナートの6枚)
・G受け
魔術師ギミックを捨てた代償として、Gに対していい止まりところがバグースカ以外にございません。なので自由枠を使ってGの受けを考えつつ、今の構築になりました。
構築
使用している構築
つりおcs 3人 幻奏覇王
— はくや (@asteriskShiro) March 9, 2024
天盃🎲O先X先O先O チO
天盃🎲O先O先X先O チO
DD🎲X後O先X決直🎲X先攻O チO
蛇眼ロス🎲先X チO
粛声🎲後O後X先X チO
シード
蛇眼🎲O先O後X先O チO
炎王🎲O先X先O後X チX
準優勝うおおお
決勝は魔封じに負けました pic.twitter.com/35GBhKlFeH
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構築プランとして、先攻はなるべく多い初動と貫通札で展開を決めます。後手は誘発で止めるだけではなく、展開を弱ませることを狙っています。それに弱めた展開に対して、オスティナート/霊廟などのパワカで捲ることを考えています。
正直に言いますと、Gは無理です!なのでギミックを膨らむよりは瘦せて誘発を入れることになりました。展開中1-2枚のドローのバリューを増やしながら、一枚初動があるという利点を利用し、せめて止められても誘発があるという考えからできた構築です。
Pデッキにおいて覇王幻奏はまだ自由枠が多いタイプではあります。
構築の必須枠
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こちらのカードは安定な展開や捲りを成立させる最低限のカードです。残りのカードはプレイヤーの癖や各自のプランで開発することができます。
・なぜクープレは3枚でなればならない
超重のビッグベンKみたいな立場ではなく、クープレ自身もデッキ内数少ない上スケールの上に、クープレの重ね引きが結構強いですから。クープレ協奏曲までアクセスできた限り、アストログラフ+エクシードで融合一組用意できますのでメイン構築三投以外は有り得ないと考えます。
クープレ2枚で召喚権使わずにフィールドルフラン+バッハ+上スケ、手札光レベル5を供給できるため、自分にとってはフル投入以外はありえないと思います(サイド後は抜きます)
・なぜライトヴルムは2枚採用
クープレと同じ数少ない上スケール。光翼の龍/覇王魔術のサーチ先として機能しているカード。単体では役割が少ないですが、覇王魔術との重ね引きが強い。それにエレクトラムで割りたい場合もございますので、一枚採用だとアストログラフから上スケールをサーチできなくなるし、例えエクシードで回収したとしても、チューナーの供給がなくなります。
採用価値のあるカード
PSYフレームガンマ
![](https://assets.st-note.com/img/1710777269112-2M8pwImBf3.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1710778192079-MsRPiaD9E6.png?width=1200)
初期から採用していました。意図としてはG対策を最大限にする。覇王幻奏は自ターンpsyフレームの発動条件を満たしやすい、オスティナート/霊廟ダークヴルム/クープレサーチ/覇王魔術+アストログラフなど、フィールドにモンスターを出さずに相手のうららや増殖するGを誘う手段が多い。
パワーの裏目、ドライバーですが、光属性のため、P召喚はできるので1対1で採用、流石に勿体無いと思いますのでサイドにデルタも入れました。
しかし、成績を取ってから覇王幻奏へのガンマケアが意識されるようになりましたので一旦抜きます。いつかまた入れるかもしれません(笑)
閃刀姫-アザレア
![](https://assets.st-note.com/img/1710777285535-HEV5LjOKbu.png?width=1200)
デッキ内光闇モンスターがほとんどのため、アザレアは除去札として採用することができます。それに加えて自爆するという特殊な性質で、幻奏覇王との噛み合いが一層上がります。オスティナート/ダークヴルムはフィールドにモンスターがないという条件に限定される故、例として:ルフラン召喚→カノン→アザレアの後で霊廟やオスティナートも強いです。ダークヴルム+召喚権Lアザレアの後にオスティナート発動も強いのでかなりおすすめです。
採用しない理由として、自分は召喚権まで使ってニビルを処理したくなく、相手のトークンを攻撃表示にして自爆した方が捲りやすい。加えて魔封じ/裂け目などのサイド後に開かれる可能性の高いカードに対して、自分はどうせ相手は展開してから開くから、メインギミックで解決するより、割り切ってサイドカードでサイドカードを処理することになりました。
幻奏の音女カノン
![](https://assets.st-note.com/img/1710777300753-12tT2SrJSE.png?width=1200)
前文の続きです。ギミック内一枚で魔封じ単体を処理できる役割を持っています。ルフラン召喚からのカノンはバグースカやアザレアにもなるため、使えないことはないと思います。
弱点として、Pモンスターではないことから延長性が限られている。ただデッキにいれて便利な感じです。
幻奏の音姫マイスタリンシューベルト
![](https://assets.st-note.com/img/1710777318106-ipW6jvX2Aw.png?width=1200)
バッハ2枚目の代わりに入れられるカード。墓地メタとして、最終盤面を豊富させることができます。弱みはレベルだけで、レベル7だったら入れたのに。
バッハの2枚目はオスティナート一枚展開のニビルケアに繋がりますので個人的には必須だと思っています。
爆竜剣士イグニスターP
![](https://assets.st-note.com/img/1710777328196-JS0QQKdapf.png?width=1200)
サベージ代わりの8シンクロ。先攻の役割として、8シンクロさえ成立できれば、マジェスティP経由で任意のフィールドをサーチすることができます。ネクロバレーは何故か幻奏ギミックとの噛み合いはよくないため、魔法族の里がデフォです。後手も除去持ちで、従来の魔術師使いだとこいつのパワーをわかると思います。
採用しない理由としては、現環境は盤面を強くするより展開を通すほうを重視しております。(あとはサベージに対する愛着感)
環境の変わり次第入れる可能性があります。
クシャトリラアライズハート
![](https://assets.st-note.com/img/1710777341213-9OqUcOjrSa.png?width=1200)
魔術師に採用したことがあるこのカード。実は墓地利用を一枚で封じられて除去もある最強のカードですが、出すためには2枚以上の初動が必要です。バッハを素材にするのも協奏曲と墓地蘇生が利用できなくなるのが勿体無いですね。でもカード単体は強いため全然採用できます。
展開
ルフラン
誘発受け最悪ですが、一枚で展開できることで感謝すべきペンデュラムテーマ。
オスティナート
バリューが一番強い一枚展開で且つニビルの受けがいい。
クープレ+覇王魔術
ルフラン+霊廟
クープレ+クープレ
ここの展開はP後エレクトラムを使ってもサベージまで伸びないのでいつもと違う盤面で展開してみました!
プレイング
展開のコツ
Pデッキの中で極めて簡単な理由として、狙えるものが明確しています。初手からP前ウーサできるかどうかで展開ルートが決まります。とりあえずスケールを揃いながらエレクトラム、エクシードを経由し、できるだけ展開してウーサまで行ってP召喚すれば展開ができます。展開が一旦止められたらP召喚してまた考え直し。
アブソリュート+マスカレーナでターン返す択
覇王魔術使いならわかる展開です。しかし、幻奏覇王の場合、バッハをエクシーズ素材にしている場合が多く、協奏曲とバッハを発動させるには自ターンでアブソリュートを処理することがほとんど。前述のクープレクープレ展開に、アブソリュートの素材は覇王魔術×2なので、この盤面にするのはできます。
メリットとして、マスカレーナの素材が作れます。それにアブソリュートには隠されている攻撃宣言無効の効果があり、マスカレーナとの相性は非常に良い。加えてボルテックスの着地時バウンスも使えるので、悪くない選択肢だと思います。(ボルテックスのバウンスは時効果なのでチェーン組む時にお気を付けてください!)
幻奏での捲り
例として、ルフラン+クープレの場合、もし別の召喚権もある場合(ダークヴルムやライトヴルム)、ルフラン召喚じゃなくてクープレ協奏から入ったほうが強いです。召喚権使わずに墓地ルフラン+上スケを揃いながら、融合モンスター+ルフランを出すことができます。リトルナイト後にバッハ蘇生も使ってそのままエクシードまで繋げます。
キルの取り方
覇王魔術自身の打点も高いので、Gツッパキルを取る場合、バッハと覇王魔術の横並びだけで勝てます。もし相手がモンスターいっぱい横並びしている場合、アブソリュート+エクシードでアクセスコードトーカーをリンク召喚して、ボルテックス着地のバウンス効果を使えば後から引いてくる誘発をケアしながらワンキル取ります。(なおアクセス+ボルテックスだけでは200足りないので十分にお気をつけてください)
幻奏から覇王の触る手段
幻奏から覇王を触るには<軌跡の魔術師>(ビヨペン)か<エレクトラム>のどっちかが必須になりますが、どのような基準でその触る手段を決めるのも状況次第。
ビヨペンを使ってP召喚しなければならないので、捲りかエレクトラムの割先がない場合に使います。基本はP召喚を温存したいためにエレクトラムから入る場合が多い。
サイドカードの採用理由
最初のサイドプランは誘発が多いでしたが、今は幻奏ギミックのパワーを感じて、捲り多めのプランにしました。なので一部のカードの使い方や入れる対面を解説させていただきます。
神の通告
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メイン戦だと展開通ったらほぼ勝ちになりますが、サイドチェンジ後は裏目を消したいから先攻用サイドは必要だと思います。入れ替え用枠自体も少ないですので、2-3枚ぐらいの先攻札は全然入れて大丈夫だと思います。
何故通告にしたというか、まずは先攻盤面はなんでも無効1-2回立つイカれた展開系に対し、羽根などの後を触るカードを入れる可能性が少ないの読みで、カウンター罠を採用しました。カウンター罠の中でコストが一番軽い通告の方が現環境において強いと思います。Gを止められなくそのままターンエンドした場合、通告と誘発でワンチャン相手を止めることを狙えます。神の宣告/神の忠告の効果自体は強いが、この場合はライフを削りすぎて展開されずにキル取られるリスクがありますので通告にしました。しかも環境トップにいる天盃龍にも強いところも評価。
禁じられた一滴
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ペンデュラムカードはフィールドにいたら墓地に行かないのが有名で一滴を採用しづらいですが、幻奏覇王の場合はバッハ、手札ダークヴルム、魔法カードだどコストとして強いカードもあるので2枚採用。まずは不利な粛声を一枚で止めることができます。それに、誘発を打っただけでPスケールが埋められる蛇眼系対面はその埋められた誘発をコストできる。需要値が高いですが、採用する価値ありと判断してずっと使って来ました。
拮抗勝負
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正直に言いますと現環境は弱いです。入れるのは神碑対面にあまりにも勝てなさすぎて苦肉の策です。大事なバトルフェイズをスキップしたら勝てなくなります。
VV-真羅万象&VV百識公国
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![](https://assets.st-note.com/img/1710777415582-kHNzE4zvB7.png?width=1200)
かなり好きなフィールド魔法です。ヴァリアンツを使って擦ってきた自分ならめっちゃ語れます。
まずは2枠も使いますが、2枚同時に素引きしない限り、どちらを引いても使えます。想定対面としては最初の孤島開発プランで、ルールによりフィールドを張り替えのため、炎王の聖域の身代わり効果はもちろん使えず、そのまま孤島の強制効果を起動させるつもりです。
先ほど紹介した蛇眼系統のP埋めも真羅万象の効果を使って逆にリンク値になります。P埋めされてなくてもダークヴルムをスケールからSSすることができます。
最後におまけのケーニッヒヴィッセンの押し込み効果も、環境において一番強い除去として使えます。理想的に一枚のカードで孤島破壊、Pスケール埋め、モンスター除去ができる最高の一枚です。
よく来る質問
霊廟は幻奏ギミックとの被りが弱いですか?
A:違います。
たしかに霊廟ダークヴルムから入る場合、クープレの効果は起動できなりますが、それで十分に強いです。ダークヴルムは召喚権使わずに下スケ+表エクストラリソースを提供し、ルフランは上スケを提供したのでPテーマに対してモンスターを供給しつつ、スケールを揃うのはかなり強い動きです。
霊廟+オスティナートの場合だと、魔術師のムーブを熟知している相手だと、霊廟が強い初動で止めるべきとして認識し、うららをうちがち(実際そうです)、なので霊廟とオスティナートはお互いをカバーできます。両者とも通ってしまった場合、エクシードからダークヴルムを吊り上げる動きもできますので上振れたら結構やっていました。
なので条件が被ってるだけで片方の枚数を減らしてるだけではなく、ただ霊廟を入れすぎると逆に召喚権が減って事故りやすいという考えとなります。代わりに入れた光翼の竜は覇王ギミックへのアクセスがしやすくなる上に、後手捲りにおいて素引きしているだけで、不足しているスケールをサーチすることができます(1、8)。
ソプラノを入れたらエトワールも出せますがどうですか?
A:その必要はないとおもいます。
自分は普段競技遊戯王で擦っているため、上振れを狙うより下振れの場合を考えることが多い。確かにソプラノを入れたらオスティナートからエトワールも出せますが、そのエトワールが幻奏覇王の問題点(G受け)を改善していないし、ソプラノの素引きが弱すぎて今回は見送りしました。
フリーチェ除去ならマスカレも近い役割でしていますので入れる余裕がないと考えております。
エレクトラムが止められたらどうしますか?
A:力で貫通します
エレクトラムは基本P前ウーサを立つためにやってますので、もし前のが全部通されてエレクトラムだけが泡されたら展開が止まらず、ただニビルをケアできなくなるだけ。
ただし、幻奏から覇王ギミックをアクセスする場合、エレクトラムが止められたら結構痛いです。しかし幻奏のリンク値も多いのでウーサバグースカを目指しましょう!
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました!自分なりの思考を書いたと思いますが、いかがでしょう!しばらくは幻奏覇王で擦り続けますのでご質問等はDMやリプライまでどうぞ!