【秋の休日】車いすマラソンと『竹楽』
秋から冬、
季節の変化はゆるやかにとはいかず、
体調管理に気が抜けない毎日。
むしろ、恒例行事の方が
暦をしっかり感じさせてくれます。
大分が誇れる、秋の一大イベント
国際車いすマラソン。
歩いてすぐの距離にある、
スタート地点。
今年も号砲を聞きに。
ホテル勤務時代、
足に障がいのある新郎さんの
婚礼担当をした。
車イスを利用する方へのサポート。
もっと臨機応変な対応が
出来たはず、
と、今でも心残りが。
今年も当時の新郎さんの
出場を確認、
思わず、日頃出さない
声量で応援。
どうか、無事のゴールをと
心で旗を振る。
今大会、いつもと異なる
光景を目にした。
他の選手は既に見えなくなり、
ひとりぼっちで懸命に走らせる
おじいさん。
鼻には酸素チューブ。
事情はわからないが、
義父母の介護を知った今、
ここに至るまでに
クリアされたであろう諸々の
段階、周囲の方々のご理解
にも敬意。
後に知ったが、
第一回から参加されている
有名人、レジェンドだった…
恐れ入りました。
夕方は、里山保全から始まった
町をあげてのイベント
竹田市【竹楽】へ。
日暮れから夕闇にかけて、
竹灯篭の揺らぎが表情を変える。
地域一帯で取り組んでいる証拠に
近隣の民家は、ほぼ電灯を消し
過ごしている模様。
人々を喜ばせる裏側には、
準備から終了まで
多くのご苦労があるはず。
お陰様で幽玄な景観を
楽しめました。感謝。
挑戦する姿に胸を打たれ、
美しい竹の灯りに眼福を味わった、
心に残る
秋の良い一日でした。